コンピュータゲームとは、ずばり コンピュータのボタンを押す遊び でしょう。
シューティングゲームだろうが格闘ゲームだろうがパズルゲームだろうが同じです。
まあ、中にはマウスを使ってみたり足で押してみたり音声入力だったりするものも
あるかも知れませんが、コンピュータへの入力を「ボタンを押す」という言葉で
表現したと思って下さい。
そして、押し方によってジャンルが異なってると言えます。 おおまかに言って、
・連打しまくる | … | シューティングゲーム |
・タイミングよく押す | … | アクションゲーム |
・不定期に押す | … | アドベンチャー、シミュレーションゲーム |
という感じですか。
頭の使い方と手の使い方や組み合わせで さらに細分化されるんでしょうけど。
降ってくる矢印と同じ矢印のボタンを踏むゲームと、 表示されるアルファベットと同じキーを押すゲームって とっても似てると思いませんか?
障害物を避けたりするのが決まったパターンになるゲームをやっていると
ボタンの押し方がリズミカルになることがありませんか?
格闘ゲームで技を入力する時って、コマンドをタイミングよく入れてるんですよね?
実際のところ、ゲームの定義は「与えられた情報に対して反応すること」でしょう。
コンピュータゲームでは情報をコンピュータが管理し、
コンピュータに対して反応を返すのです。
それが楽しければ「遊び」、つまらなければ「作業」と呼ばれるんでしょうね。
結局ゲームは情報処理の一分野に過ぎないのです。
むろんこれはゲームの本質を言った(つもりな)だけで、 ボタンを手で押すのか足で押すのか、何を見てどう判断するのかは 実際にやる上では大きな違いです。 この違いが楽しさの違いを生むわけですから。