逆転裁判とGBA
「異議あり!」
なんかこうかっちょよくないですか?
「異議あり!」
うーん、実生活でも使ってみたいものです。

GBA(ゲームボーイアドバンス)のソフト『逆転裁判』買いました。GBAごと。
今までGBA持って無かったんで。
『スパロボOG』に向けてGBAを買おうかと思い、どーせ買うなら今買っちゃえと、今まで気になっていた『逆転裁判』と一緒に買ったのです。
GBAいいっス!
当たり前だけどゲームしながらうろうろできるんですよね。携帯ゲーム機って。
ウンコしながらでも出来る! やらないけど。落とすの怖いから。

PS2(プレイステーション2)とかやってて思うんだけど、最近ゲームってなんかこう「凄いんだけど……」という「……」に当たる部分がどーも引っかかってるのね。
だからなおさらなのかも知れないけど、「やっぱ任天堂か?」と気持ちが強くなってる。
なんかGC(ゲームキューブ)やGBAの方が「ゲーム」として面白そうなものがいっぱい出てる感じがするんだよなー。GC持ってないけど。
まあその第一歩としてGBA買ってみましたというところなんだけど。
そしたら『逆転裁判』!! 面白いっす!!

なんていうか、やっぱ「ゲームなんだからこのくらい気軽にできなくちゃ!」という感じがすごくイイ!!
内容のバカっぽさも最高!
うーん、やはりお手軽に作れるGBAだからこそ、この手のゲームが出て来れるのかなー。
多分PS2とかで出すコトになったら声優の起用は当たり前になるだろうし、シナリオももっと膨大にしなきゃならない、そうしたら制作費がべらぼうに膨れ上がるので逆に超大作化させて大ヒットでもさせない限り利潤を上げるどころか制作費の回収すら危うい。そしたらそんなヤバイ橋を渡るくらいならと企画自体が通らない……。
そんなんじゃ独創的な面白いゲームなんて出来るわけねーじゃん。
うーん今のゲーム業界の悪しき構造が垣間見れてしまいます。

そこでGBA!
スペック自体が低いので(とはいえ一昔前のゲーム機より場合によってはスペックは上!)低コスト、短期間で製作出来る上、だからこそ作り手の発想の勝負が重要になる。
在る意味ゲームの原点! そして全てのゲームはここから始まるのではという「ゲームのロマン」が現在の内包されているハードなのではないだろうか!
……ホメ過ぎか?
まあ、それだけ目から鱗だったんですよ。
こんだけ長い文章になったコトでも解ってもらえよう。
なんかノッて来たので文章も偉そうだ。
とにかく!
今のコンシューマゲームにちょっとアキが来てる人達にはGBAはオススメです。
そして『逆転裁判』! やってみる価値アリ!!
現在のゲーム界の現状に
「異議あり!」

2002年10月22日