春子と夏子が通っている小学校で、絵本の読み聞かせをはじめました。
春子も夏子もよろこんでくれているけど、これが意外に大変。
本の選定に読む練習、子どもたちのキラキラした笑顔のためにがんばります。

画像をクリックすると本の詳細<絵本ナビ>が見れます。



<平成24年度>
5月18日(金) 2年4組
New!! 
999ひきのきょうだいのおひっこし 作:木村 研/絵:村上 康成
 ページをめくるたびに笑い声が響き、読み始めるタイミングを考える程ウケた本です。ユーモアたっぷりの絵本で、前作同様、お話も絵も可愛い。とんびにつかまったお父さんを助けるため飛びつくお母さん、お母さんについて行くため、お母さんに飛びつく999ひきの兄弟。なが〜く連なって空をとぶ様子が一番ウケたかな。
5月18日(金) 2年4組
New!! 
いったでしょ 作・絵:五味 太郎
 お散歩中、少し先を歩くお母さんが、「おちますよ」「すべりますよ」と注意してくれるのに、子どもは「おちた」「すべった」とみごとにハマる。そして「いったでしょ」とクールなお母さんの一言。その親子の掛け合いが面白い。結構身に覚えのある掛け合いかも。最後のおちも思わずクスッと笑ってしまう。読み聞かせ後、教室を出ると、「つまずきますよ〜 つまずいた〜 いったでしょ〜」と子どもたちの声が聞こえて来て、可愛くて、またクスッと笑えた。
5月7日(月) 2年3組 夏子
999ひきのきょうだい 作:木村 研/絵:村上 康成
 絵もお話もほのぼのしていて微笑ましい。999ひきという数字に子どもたちは大喜び。お母さんにおこられてやっと孵ったお寝坊なお兄ちゃんも、仲の良い弟たちもとっても可愛い。蛇から襲われる場面はみんなハラハラドキドキ。仕掛け絵本になっていて、子どもたちは喜んでくれました。
5月7日(月) 2年3組 夏子
ニニロのおとしもの 作・絵:いとう ひろし
 鳥に襲われてしっぽが切れてしまったトカゲのニニロが、「大事なしっぽがない!」と必死で探しまわるお話。いろんなものをしっぽにしてみるけどしっくりこず、やっと見つけたのがミミズ。無理矢理しっぽにされたミミズとニニロのやりとりが可笑しい。
4月27日(金) 2年3組 夏子
しりとりのだいすきなおうさま 作:中村 翔子/絵:はた こうしろう
 なんでも"しりとり"になっていないと気がすまない王様。もちろん、食事も。しかも最後はプリンと決まっている。困り果てた家来たちが作戦を立て、王様に「もういい〜」と言わせちゃう楽しいストーリーで、こどもたちも"しりとりメニュー"を考えて楽しそうだった。
4月27日(金) 2年3組 夏子
生麦生米生卵 作:長谷川 義史/編:齋藤 孝
 早口言葉の本。ページをめくるたびに一つ早口言葉が載っている。1ページ目、「生麦生米生卵!」と読むと、「生麦生米生卵!!」と、何も指示していないのに、子どもたちが元気な声でオウム返し。ノリよく、楽しめるだけでなく、昔ながらの結婚式の1日で絵が綴られていて、それもなかなかイイ。
4月16日(月) 6年1組 春子
ぼくのかえりみち 作・絵:ひがし ちから
 学校からの帰り道、道路の白い線だけを通って家まで帰ろうとする男の子。きっとみんな経験あるんだろうな。私もやったことあるし。「落ちないように・・・」とまるで自分が主人公になった気分でドキドキしながらお話がすすんでいく。横断歩道や三叉路の白線が立体的に描かれ、まるで断崖絶壁を渡って行かなければならないようなスリルある絵は、よく子供の心理をついてるなぁ。「そうそう、そういう気持ちだよ」と思う。



<平成23年度>
3月16日(金) 5年3組 春子
ともだち 作:谷川 俊太郎/絵:和田 誠
 クラスの中の友だち関係がギクシャクしているようだったので、「ともだち」についてちょっと考えてほしいなと思ってこの本を選びました。あーだこーだとちゃちゃを入れながら聞いていた君たち、なにか感じてくれたかな?
2月24日(金) 1年4組 夏子
とのさまのひげ 作:ますだ ゆうこ/絵:国松 エリカ
 いばりんぼうの殿様からひげが逃げ出すお話。ひげに意思があり、生き物みたいにぴょんぴょん動いていろんなところに逃げて隠れる。最後にたどり着く女の子がまたカワイイ。子どもたちは「女の子にひげなんてヘン!」とツッコミながらも面白がっていました。
2月17日(金) 5年4組
めでたし めでたし からはじまる絵本 
        作:デイヴィッド・ラロシェル/絵:リチャード・エギエルスキー/訳:椎名かおる
 「めでたし めでたし」からはじまり、「どうして・・・かというと」でページをめくり、「・・・からでした」という具合でストーリーが進みます。「なんで?」と思いながら聞き入っている子どもたちは「え〜〜っ!」とリアクション大でした。
2月17日(金) 5年4組
うえきばちです 作・絵:川端 誠
 かわいらしい表紙からはとても想像つかない絵本です。植木鉢に水をやると、「め」がでて、「は」がでて、「はな」がさき・・・ おもしろいです。大ウケでした。絵はちょっと気持ち悪いけれど、それがまたウケるのだと思います。
1月27日(金) 6年1組
たいせつなこと 作:マーガレット・ワイズ・ブラウン/絵:レナード・ワイズガード/訳:うちだ ややこ
 「あなたに とって たいせつなのは あなたが あなたで あること」 卒業を迎える6年生にこの本を選びました。落ちついた絵にあわせるように、ゆっくりと、そして言葉を大切に読みました。「ちいさな いちにんまえ」になった子が、「さらに あらゆることを あじわって おおきな おとこのひとや おんなのひとになる」なかで、ずっと読んであげたいと思う本です。
1月20日(金) 2年1組
ぼくがいっぱい 作・絵:いもと ようこ
 忙しいとき、体が二つも三つもあればいいのにと思う。面倒なことはぜ〜んぶ違う自分にまかせて、楽しいことだけしたいなぁ。私もときどきそう思うことがある。だけど、本当に自分がいっぱい出て来たらどうなるんだろうね?
1月20日(金) 2年1組
これはおひさま 作:谷川 俊太郎/絵:大橋 歩
 「これはおひさま」からはじまり、「これはおひさまのしたのむぎばたけ」、「これはおひさまのしたのむぎばたけでとれたこむぎ」という具合で、どんどん文が伸びて行く。おひさま→こむぎ→こむぎこ→パン→あっちゃん→あっちゃんのおなかのなか→みるく→めうし→ぼくじょう→ とぐるりとまわっておひさまに戻る。リズム感もあり、その物事のつながりがおもしろい。
12月19日(月) 1年3組
ファーディのクリスマス 作:ジュリア・ローリンソン/絵:ティファニー・ビーク/訳:木坂 涼
 引っ越したウサギさんのうちに、サンタさんが迷わず行けるようにとみんなで頑張るけど、計画は失敗。朝、サンタさんが来れなかったときのために、それぞれがプレゼントを用意してウサギさんのお家に集まるという、純粋な心やさしい話。絵にも優しさが溢れている。
12月19日(月) 1年3組
だるまさんが 作・絵:かがくい ひろし
 このクラスでも、この本は大人気。みんなよく知っていて、ページをめくる前から声が飛んで来る。物語を読み聞かせるのもいいけど、こういう本も楽しくていいなぁ。
12月16日(金) 5年3組 春子
そりぬすみ大さくせん 作・絵:マイケル・フォアマン/訳:せた ていじ
 ちょっと変わったクリスマス本。より抜きの大泥棒たちがサンタさんを誘拐して・・・ ニヒルな泥棒たちが面白い。ミッションインポッシブルの曲が聞こえてきそうな面白い絵。最後、泥棒全員が改心するわけでなく、3人はちょろまかして逃げる所も笑える。
11月28日(月) 1年4組 夏子
サンタさんのいたずらっこリスト 
        作:ローレンス・デイヴィッド/絵:デルフィーヌ・デュラン/訳:石津 ちひろ
 "いたずらっこ"はクリスマスプレゼントがもらえないよ!さあ、みんなも"いたずらっこリスト"から名前がはずされるように、いいことをしようね♪ という気持ちで読み聞かせました。このクラス、やんちゃな子が多いのですが、「ヤバッ!」という顔をしてたのがカワイイかった。
11月28日(月) 1年4組 夏子
だるまさんが 作・絵:かがくい ひろし
 本を出したとたん、「あー知ってるぅーー」と言う声がいっぱい聞こえてくるくらい有名な赤ちゃん向け絵本。よみきかせの終わりに皆で声を合わせて読みました。「だーるーまーさーんーがー・・・(ページをめくって)大爆笑!!」という繰り返しで、無邪気な子どもたちが本当にかわいくって、私もすごく楽しかったです。
11月18日(金) 5年4組
まいごのどんぐり 作・絵:松成 真理子
 どんぐりの「ケーキ」とコウくんの心あたたまる物語。ほのぼのとした絵とマッチして、こころにグットくる場面が何カ所もあり、読み終わった後、ジ〜ンとする。大切ないろいろなもの、人への想いは、離ればなれになっても、どんなに時間が経っても、どこかできっと繋がっている。対象が小学低学年からとあるけど、大人になればなるほど感動する絵本だと思います。
10月21日(金) 5年1組
まじょのくに 作・絵:油野 誠一
 ほうきをまたいで空を飛んでみたいよね。物語最後の、「もしかしたら」と思って物置のすみにほうきを大事にしまうヒロミちゃんがかわいい。ほうきを見つけたら思わずこっそりまたがっちゃうかも。パステル色のアクセントのある魔女がいそうな空の絵もいい。
10月21日(金) 5年1組
みんながおしえてくれました 作・絵:五味 太郎
 女の子のちょっとかしこまった口調がなんだか面白い。周りのいろんなものに興味をもって、素直にいろんな事を吸収していけば、たしかに「りっぱなひと」になるんだろうなぁ。子どもだけでなく、大人もね。
10月17日(月) 2年2組
おばけやしきにおひっこし 作・絵:カズノ・コハラ/訳:石津 ちひろ
 オレンジと黒のハロウィンカラーで、版画調のくっきりした絵がかわいく、特に白いおばけの描き方がキュート! 洗濯して干されたおばけたちに子どもたちは大喜びでした。
10月17日(月) 2年2組
みんながおしえてくれました 作・絵:五味 太郎
 「○○は△△がおしえてくれました」の繰り返し絵本。そして最後に「どうみても りっぱなひとに なるわけです」。1ページ1ページめくるたびに、笑いが起こり、とても反応が良かったです。
7月15日(金) 5年3組 春子
まほうの夏 作:藤原 一枝・はた こうしろう/絵:はた こうしろう
 都会に住む兄弟がお母さんの田舎に二人で行き、自然の中で思いきり遊び、おおらかな人々や友達に囲まれて過ごす夏休み。子どもたちには羨ましい、大人には懐かしい夏休みの本だと思う。
7月8日(金) 1年1組
くまくん 作:二ノ宮 由紀子/絵:あべ 弘士
 前回1-4で好評だった逆さ言葉の本。"やまあらしくん"が逆さになると、、、子こどもたちが一生懸命、声に出して考えている姿がかわいかったです。最後の落ちは、1年生にはちょっと分かりにくいかな?
6月17日(金) 5年3組 春子
ダサいぬ 作・絵:ダン・ヤッカリーノ/訳:もとした いづみ
 絵や色彩がとてもかわいい。人に嫌われたくなくて、ちょっぴりウソをついちゃう気持ち、子どもたちも共感する部分があるんじゃないかな。外見でなく、本当の自分をみてくれる友達ができるといいね。
6月10日(金) 1年4組 夏子
くまくん 作:二ノ宮 由紀子/絵:あべ 弘士
 "くまくん"が"まくくん"になり、"りすくん"が"すりくん"になり、、、子こどもたちは、「次はいったいどうなるかな」と、逆さ言葉を楽しんでくれました。やっぱり一番ウケたのは"かばくん"でした。



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