ブロッケン山
〜 Brocken 〜


 日曜日。いよいよ登山鉄道で山登りだ。朝早くにホテルをチェックアウトして、最寄りのヴェルニゲローデ・西門駅(Wernigerode Westerntor)へ向かって出発。


 西門駅というだけあって、街の中心から西へと向かうことになる。途中にある家々が木組みで可愛らしい。個人的には、ロマンティック街道の名所として有名な「ローテンブルク」よりもこちらの方が遙かにロマンティックだと思う。ドイツ人達にこれほど人気があるのが、我々日本人にも納得できるほどだから。


 この西門駅は、始発駅から2番目の駅。汽車の中で確実に座りたかったら、中央駅の近くにある始発駅から乗ることをオススメする。
 いよいよSLが到着。ホントに街中を汽車が通るんだね。もちろん、その後すぐに、林、そして森の中へと突入。
 車内は老人か小さい子供連ればかり。若者には人気がないのかな? ふっふっふっ。その理由は、後でわかるのであ〜る。


 山頂駅に到着。雪がうっすら積もってま〜す。気温0度で〜す。でも、みんな外で立ってビール飲んでま〜す。やはりドイツの方々は違いま〜す。しかし、気温よりも温度の高いビールって、美味いんだろか?


 山頂にある展望台にて。ここは国立公園に指定されている。足下に「ハノーファーまで87 km」と書いてあるサインプレートを発見。


 晴れていたら、ここから周囲の景色が眺められるハズなんだけど、今回は曇り空。かすかに眼下の街並みが見える程度。



 雪でお化粧した植物達。こんな寒さの中でも、たくましく生きてます。


 帰りの汽車がやってきたので、記念撮影。思えば、動くSLに乗ったのは生まれて初めてだった。


 帰りの汽車の中から。おひょ〜! 歩いてます、歩いてます。ドイツ人は歩くのが大好きなのであります。だから、汽車に乗るのはお年寄りか子供だけで、一般人は山頂まで歩いて登って歩いて降りるのであります。そういえば、学生Cは8回山頂に登ったけど、まだ一度も汽車に乗ったことはないって言ってたな〜。よっ! ドイツ人!



△▲▽▼◇◆□■ ハルツ地方・総括 ■□◆◇▼▽▲△

 海も良いが、山もよい! ただ、訪れるならやっぱり夏でしょう。天気はドイツだからあんまし期待できないけど。
 この「ヴェルニゲローデ→ブロッケン山」コースは、とにかくドイツ人に人気がある。ありすぎて、全然ホテルが確保できない。シーズンオフのこの時期でさえ、自分たちでホテルを確保することができなかった。学生Cも「そりゃ当然だ」と言っていた。観光案内所に連絡すればなんとか見つけてくれるので、そちらを利用した方がベターですね。
 ハノーファーからの土日利用小旅行としては、かなりのオススメコース。こんなに安価かつお手軽に来れるんなら、もっと早く計画しておけばよかったなぁ〜。


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