ミュンヘン・市内
〜 München Innenstadt 〜


 いよいよ最終目的地・ミュンヘンに入ったときには、もうすっかり夜。ドイツの秋は日が落ちるのが早い。ホテルにチェックインして、そこから歩いて15分ほどにあるオクトーバーフェスト会場へ、いざ出陣!
 この期間中のミュンヘンは、ホテルを確保するのがメチャメチャ難しい。さらに値段もハネ上がる。宿泊しようと思ったら、早め早めの予約が必要。


 いよいよオクトーバーフェスト会場に突入。しかし、周りは観光客や地元客でギュウギュウ。メイン会場である大ホール・Trinkhalleには全然入れず。見よ、この大混雑を。Trinkhalleに入る前に、入口で何十分も待たなければならない。しかも誰も並ばないので、団子状態の押し合いへし合いの中で。

 こりゃたまらん。出直しだ。


 しかたがないので、ホテルへ戻る途中にあった大きなビアレストランへ入った。Trinkhalleに入れなかった腹いせに、ここぞとばかりにビールをがぶ飲みする我々。
 そうこうするうちに、隣にいた子連れの女性、そしてアメリカから来たという男性と仲良くなった。男性には、英語に関して兼ねてから抱いていた質問なんかをして、親切に教えて貰った。で、彼女の方も、ほんのわずかだが訛りがあるものの英語がペ〜ラペラなので、てっきり英語圏から来た観光客かと思っていた。しかし、実は実は、ルーマニア人。別に特別に英語を勉強したというワケでもないらしく、アルバイトで英語圏のお客と話しているうちに身に付いたとか。すごい。


 翌、日曜日。午前中はミュンヘン市内をブラブラと。略して「ミュンブラ」(誰もそうは言わない)。中央駅からシュッツェン通りを東へ歩いていくと、カール広場(Karlsplatz)にあるカール門(左の写真)にたどり着く。これをくぐると、いよいよ旧市街地だ。マクドナルドの日本語表記が、見ててなんだか照れくさい。よ・せ・よ♪ってカンジだな。


 聖母教会。ミュンヘンの象徴と言われているらしい。15世紀に立てられたこの教会は、2つの尖塔のとっぺんが玉ねぎ型をしてるってのが特徴。


 ミュンヘンの新市庁舎は大きくてカッコイイ(左の写真)。午前11時になると飾り時計(中央の写真)が回り出す。5〜10月は、正午と午後5時にもやるらしい。我々は午前11時のヤツを見たけど、別に場所取りをしてまで見る価値があるかと言えば、それは個人によって意見が分かれるだろう。
 右の写真は、市庁舎の上にある展望台から見た風景。エレベーターは、みんなが飾り時計を見るための場所取りに夢中になってる時に登ることをお薦めする。ただ、夏のシーズン中は場所取りが激しくて、そんなことしてたら飾り時計を見れなかったりして・・・・ どうなんだろ?


 新市庁舎から北へ歩くとレジデンツ宮殿の周辺に出る。左の写真は、ドイツ最高のバロック建築と称される(こんなの誰が決めるんだろ?)テアティーナー教会
 宮殿の周りを散歩してみる。宮殿庭園から見た宮殿(中央の写真)。ここは、ヴィッテルスバッハ家の居城だったらしい。
 グルッと一周してきて、ここは州立オペラハウス前。

 さ! ミュンヘンの見所はまだまだ他にもた〜くさんあるんだろうけど、今回の我々の目的は市内観光ではない。行くぞ! いざ、Trinkhalleへ!


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