レーゲンスブルク
〜 Regensburg 〜


 ニュールンベルクから列車で南東へ向かってたどりついたのは、レーゲンスブルク。直訳すると「雨の街」。でもこの日は天気が良かった。この街は、心の師・宗倉大先生が珍しく「あそこはイイ! 愛しのレーゲンスブルク!」と、いたく感激されていたのでやってきたのだが、さてさて、どんな街なのだろうか?


 駅から町の中心へと歩き出す。すると、いきなり鮮やかな草花がお出迎え。ここは、駅から街の中心までの散策路・アルベルト通り


 上のアルベルト通りは、このトゥルン・タクシス城(写真)の周りをグルッと囲むように作られている。駅側からは入る門がわからなかった。写真は街の中心側の入口。


 城の中に入ってみると、真っ白な壁に囲まれた礼拝堂が。ここの壁画は鮮やかで美しかった。これはお世辞抜き。明るい雰囲気に包まれていた。


 街の中央へ歩いていくと、狭〜〜い路地の間から見えてきました、大聖堂。白い尖塔と青空の組み合わせが何とまたカッコイイこと。ここは日曜朝9時のミサで、少年合唱団の歌声が聞けるそうな。ただし、混むらしい。


 大聖堂の中。美しいステンドグラスが張ってある。長椅子に座っていると、私服姿の中年の男女10人くらいが静かに合唱を始めた。ああいう宗教曲を教会で聴くと、キリスト教徒じゃなくても「教会っていいなぁ」って気分にさせられる。


 大聖堂から真北へ進んだ所になる南ドナウ川の畔にて。ここには、この街の名所であるヴァルハラ宮殿へ向かうフェリーの乗り場がある。我々は街に到着した時間が遅かったので、フェリーには乗れなかった。
 南部ドイツ独特の民族衣装を着たおじさん達がいたので、一緒に写真におさまってもらった(左の写真)。この辺は、いかにも気さくな南部ドイツ人らしい。
 中央の写真は、ドイツ最古の石橋。
 この川岸には、これまたドイツ最古のソーセージ屋ヒストリッシュ・ヴルストキュッヘ(Historischvurstkueche)がある。ビアガーデンみたいなテーブルとイスの近くで、おばさんがヴルストをガンガン焼いている。それをザオワークラオトと一緒に食べるのだ。これ、今やアタクシの大好物でございます。右の写真は、相席した地元の若者達と共に。ボクのヴルストを食べるふりしてふざけてる彼は、僕たちがハノーファーから来たというと、露骨にイヤな顔をしていた。「なんでハノーファーなんだ?」だって。やっぱり南と北は仲が悪いのね。


 橋の上から見たレーゲンスブルクの街並み。写真中央やや左に写っている人だかりが、さっきの野外ヴルスト屋。大聖堂が堂々とそびえている。

 この街は、もう一度ゆっくりと回ってみたいな〜。


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