ローテンブルク
〜 Rotenburg 〜


 ここは日本でも観光地として有名なローテンブルク。メルヘン街道の人気スポットとなっている。駅自体は小さくて寂しいカンジがするが、かつては城壁都市であったこの街の見所は、やはり城壁内にある。中心部までは歩いて5分くらい。


 いきなり、おとぎ話に出てきそうな雰囲気の街の入口。レーダー門(Roeder Tor)と呼ばれている。


 城門から中に入ってみると、なるほど、カラフルな街並みが続いている。これが人気の理由か。そして市庁舎前広場。


 市庁舎前広場からシュミート通りを南に歩くと、そこは一番賑やかな地区・・・・ということらしいが、街自体が小さいのであまり賑やかではなかったな。しかし、確かに道の両脇を囲む家々は、今まで見た街々よりも色使いが明るい(左の写真)。
 さらに南下すると、ドイツ人に言わせると「ドイツで最も完璧なアングル」・・・と言われている有名な場所、プレーンライン(Ploenlein)(中央の写真)に行き着く。しかし、我々はドイツ人ではなかった。
 このシュミート通り沿いにあるのがシュネーバル(右の写真)の店。この直径10cmはあろうかという球形ドーナツのようなお菓子(日本では"スノーボール"という直訳の名前)、よしこが日本で食べたことがあるらしいが、それよりも遙かに美味しいことが判明。これは食べてみる価値アリ。


 聖ヤコブ教会の中。どの教会の中も、厳粛なムードは変わらない。


 各店舗の入口の上には、通りに突き出ている独特の看板が。どれもメルヘンチックに作ってある。たとえそれがマクドナルドのもの(左の写真)であっても。


 店の前に立っている等身大の(違うだろ)クルミ割り人形が目印の、1年中クリスマスの店「ケーテ・ヴォールファート(Kaethe Wohlfahrt)」。店内には、こんな美しい飾り付けがしてある。ホントは「撮影はご遠慮下さい」って書いてあるんだけど、みんなパチパチとってました。だって、あまりにもキレイだもんね。店の人、すみません。宣伝しときます。ここは日本人スタッフもいて、気軽に買い物が出来ます。クリスマス前、全国的に各都市で展開されるクリスマスマーケット「Weihnachtsmarkt」で見かけるクリスマスグッズ取扱店の中には、かなりこの店からの出店が含まれてます。有名な店みたいですよ〜。ものすごい品揃えだし〜。


 フランケン地方郷土博物館(職人の家)。日本語パンフレットあり。13世紀末の民家をそのまま残してある。管理人のおばさんの話によると、写真の頃のドイツ人は平均身長が150cmくらいだったらしい。ふふふ。今は巨デカのドイツ人も、昔は小さかったとみえるな。


 小さな小さなローテンブルク。半日足らずで街中は見て回れる。というわけで、城門(中央の写真)へと戻る帰り道。この街は、こ〜んなカンジで城壁で囲まれている。城壁に沿って歩けるようにもなっているんだね(右の写真)。


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