ロンドン Vol.2 〜 London #2 〜


 ダブルデッカーに乗ってやってきたのは、これまた有名な大英博物館(British Museum)。「どのバス停で降りたらいいのか」とか、「バス停からはどう歩けばいいのか」なんかは、バスの中の女性観光客が車掌さんに詳しく聞いてくれた。実に親切にしてくれて大助かり。
 入場料は無料。入口に「寄付をお願いします。」という箱があるだけ。中は撮影自由。写真は、古代エジプトの棺やミイラ。博物館の中は、かなりの人で賑わっている。アジア各国からの団体客も結構見た。日本の女子大のゼミで来ていると思われるグループも。ああいう場合、率いている教授(50過ぎの男性だった)はどんな気分なんだろ?などと、どうでもいい事を考えていた記憶がある。


 ひろちゃん&よしこ注目の目玉は、ナポレオンのデスマスク(左の写真)と、最古の文字が書かれた石盤・ロゼッタの石(中央の写真)。特にロゼッタの石は、特別の有料コーナーが設けられ、撮影も禁止されていた。写真は展示場の外にあるレプリカ。右の写真が、石版に書いてある古代の文字。ありきたりな感想だが、こんなのよく解読できる人がいるよね。偉い。


 さて、ロンドン最後の夕食は何にしよう? メシはまずいと我々の中では大不評のロンドンであるが、それでもこれはイケルでしょう! ロンドン名物・ローストビーフ(中央の写真)。ここは、ホテルのフロントのお姉さんに教えて貰って名前は忘れちゃったけど、右の写真にあるレストラン。場所は、ビクトリア駅前の広場(左の写真)に面している。ボクはステーキを食べたけど、これも美味しかったね。


 さて、ビール党のボクにとっては、どうしても最後に行っておきたかったのが、地元のパブ。「ロンドン・パブ」っていう言葉があるくらいだからね(でしょ?)。ま、要は単なる"飲み屋"なんだが。
 ローストビーフを食べた後の午後10時過ぎ、ホテルの周りを探し回って、出来るだけ「物騒でなさそうな」パブに入ったのがココ(また名前忘れた・・・)。カウンターは客でびっしり詰まっていたが、たまたま2人分のスペースが空いてたので、そこで立ち飲み。まわりの年齢層が高かったので、落ち着いて飲めるかなと思いきや・・・ 来るわ来るわ。アジア人が写真撮ってるのを見つけるやいなや、さっそく寄ってきましたよ、地元のオッチャン達が。英語は聞き取りにくかったけど、酒があれば言葉はいらねえ! 「カンパーーーイ!」さえ言えれば十分だ。


 ロンドン観光最終日の朝、衛兵交代式を見たバッキンガム宮殿(Buckingham Palace)を再び訪れた。今回の目的は、宮殿内のQueen's Galleryの見学。ギャラリーチケットオフィスは、正門前広場の向かい側。発売開始前15分前で、すでに20〜30人は並んでいた。もっとも窓口は複数個あるので、待ち時間は10分もなかったが。
 中は完全に撮影禁止だったので写真を掲載することは出来ないが、昔の王室が使っていたソファーやピアノ、絵画、シャンデリアなどが展示されている。中庭なんかもキレイに整備されていた。ただ、「ヴェルサイユと比べたらどうか」と言われれば、「いや、あっちはルイの。こっちは女王が使ってたものだからね。」と答えるしかないボクであった。


 両親が宮殿内をまだまだ見学している間、我々若い衆3人は一足先に退場して、近くのハイドパーク(Hyde Park)へ。この公園は、宮殿の隣に広がるGreen Parkのさらにお隣にあり、面積はその何倍もある。
 公園内は、市民がベンチに腰掛けてくつろいでいたり、公園内に点在している花の園(中央の写真)を見てたのしむ観光客がいたり。ドイツには、自転車専用道路がかなり整備されているが、この公園内では馬専用道路がきちんと作られている(右の写真)。


 ロンドン観光最後の地は、セント・ポール寺院(St. Paul's Cathedoral)。地下鉄の駅名もズバリ「St. Paul's」。ここではダイアナ妃の結婚式(葬儀?)が行われた。中にはやはり、昔の偉い人の遺体が祀られている。


 ロンドン観光が終わり、ここでちょっと中休み。河野家3人は、ヨーロッパ三都巡りの最終首都・ベルリンに向かう前に、ドイツ・ハノーファーにある息子夫婦の家へと向かう。



△▲▽▼◇◆□■ ロンドン・総括 ■□◆◇▼▽▲△

 TVや書物で頻繁に目にする「ロンドン」。やはり一目見ておきたかった。別段、コレ!といった魅力が感じられたわけではないが、自分の目で、足で、ロンドンという街を確かめられたことは意味があるだろう。次にここを訪れるとしたら、学会・・・・・・・・・・かな?


パリ Vol.1のページへ
パリ Vol.2のページへ
パリ Vol.3のページへ
ロンドン Vol.1のページへ
● ロンドン Vol.2 ●
ベルリンのページへ

1999年8月の旅(その2)・トップへ

旅の記録帳へ戻る

トップページへ戻る