ロンドン Vol.1 〜 London #1 〜


 パリを離れ、一路ロンドンへ空の旅の河野家&息子夫婦。写真は、福岡県大牟田市からやってきたおのぼりさん3人組。弟はせっせと空からビデオ撮影。

 ヒースロー空港からはタクシーでロンドン市内へ。さあ、ヨーロッパでは唯一英語が母国語となっている国・イギリス。ボクの英語は通用するのか? かなり緊張気味のボク。しかし、ここで早速パニックに。え? なにがあったのかって? それはね。タクシーの運ちゃんが何言ってんのか、ぜんっっっっっっぜんわかんね〜の! まっっったくだよ。さっぱりなの。一言もわかんなかった。しょうがないのでホテルの名前を書いた紙を見せたら、「おうおう、これだよ!」って。あんた、ホテルの名前を聞いてたのか? 市内までの1時間ちょっとの間、ずっとショックに打ちひしがれていたひろQであった。
 しかし、この問題はホテルに着いた時点で解決。だって、フロントのお姉さんの言うことは全然わかるんだもん。きれいな英語だった。要は、運ちゃんの英語がメタメタに訛ってたんだね。これは後でいろんな人から聞いたけど、よく知られたことらしい。ロンドンからちょっと外れると、全く違う発音の英語を喋ってるんだって。ふぅ〜、それにしても驚いたぜ。


 そして、やってきました、ロンドン! ホテルを出て、イギリス独特のまずい昼食をとった後、テムズ川のほとりを歩きながら市街地へ。
 左の写真はヴィクトリアタワーガーデンにて。バックにそびえるのがイギリス国会議事堂。「はい、チーズ!」の後、シャッターを押すのが遅れたので、みなさん中途半端なポーズになってます(弟を除く)。
 そして中央の写真が、国会議事堂の隣にある有名なビッグベン。要は時計台ですな。
 右の写真が、ウェストミンスター寺院。英国諸島で最も高いゴシック建築物。ここは入場時間に制限があるので要注意。この日は既に夕方5時を過ぎていたので、翌日入り直した。中は、昔の偉い人達の遺体などが祀られている。


 ロンドンの地下鉄の各線には、面白いことに「○番線」という数字ではなく、「District」とか「Piccadilly」といった名前が付いている。我々は「Circle」に乗ってTower Hill駅へ。
 駅から地上へ出て表示板に従って進んでいくと、どで〜ん。そこにはタワーブリッジが。おお! これがあの! 我々の世代にとってはロビンマスクの必殺技としてあまりにも有名。橋の上まで散歩してきました。日本人の感覚を持ち合わせる我々からは、「なんで吊り橋の色が青なんだ!?」という激しいツッコミが。そこがロンドンの色彩センスか? もっと渋い色にすりゃええものを。


 2日目、早起きして、衛兵の交代式を見にバッキンガム宮殿へ。1時間前に門の中央付近の柵にへばりついたけど、それでも最前列はゲットできなかった。門正面の広場中央にある階段に座って見ようと思ったら、それよりもっと早く場所取りをしないと無理だな。
 宮殿の前には、いるいる! TVで見るのとおんなじカッコだ。思わず口ずさんだね。

「Have a break! Have a KitKat!」 by カンノ

 交代式は、衛兵のゆっくりとした動きの退屈な儀式を数十分眺めた後、どこからともなくドンガラブッチャという音と共に楽隊が登場。そして、誰が選曲したのか、「インディージョーンズ」のテーマソングを聞かせてくれた。ムードは一気にがた落ち。もっと神聖かつ厳粛な儀式が執り行われるかと思いきや、なんでアメリカ映画の音楽なんだっつうの。気合いが入っていたのは、右の写真にあるように、整列の乱れを士官がとんでもない大声で正しているシーンくらい。士官さん、傾いて立つその姿に並々ならぬ気合いが感じられる。


 交代式を終えると、もうお昼ごはんの時間。バッキンガム宮殿の隣にあるグリーンパークを横切って、ピカディリー沿いのサンドイッチ屋さんに。よしこはこのイギリスのサンドイッチが前々から食べたかったんだとか。満足か? ん、満足そうな顔だ。


 世界中で有名なのが、ロンドンの真っ赤な二階建てバス(Double Decker)。コレに乗って、我々も市内をまわってみた。地下鉄よりは遅いけど、2階席に乗って市内を見渡してまわる気分は格別。
 一方、ロンドンのタクシーは真っ黒。俗に黒タクと呼ばれている。このタクシーには空港からホテルまで向かうのに利用したが、中はかなり広めで、後部座席に5人向かい合わせで座れる。
 お土産に、バスとタクシーのミニカーを思わず買ってしまった。飾ってみると、なかなかいいカンジ。

 さあ、ダブルデッカーで我々が向かう先は・・・・?


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