パリ Vol.1 〜 Paris #1 〜


 今回の旅は、日本から団体ツアーでやってくる河野家3人組と一緒にまわることになっている。河野家3人組は、一足先にスイスからパリへ入っていて、そこで既に自由行動になっているはず。そこから、ひろちゃん&よしことの合同旅行が始まるのであった!


 午前7時ハノーファー発の、あの小型ジェット機に乗って、1年2ヶ月ぶりにパリへと向かう(左の写真)。
 1時間半ほどでパリ、シャルル・ド・ゴール空港に到着。アート感覚に溢れた立体交差の動く歩道が我々をお出迎えであ〜る。
 空港から無料シャトルバスに乗って空港駅へ。そこから高速地下鉄RERに乗ってパリ北駅まで。そこはもうドデ〜ンとパリ市内となる。1年前は0泊3日のサッカーW杯観戦旅行だったが、今回はちゃんと3泊分のホテルを取ってる。さあ、どっぷりパリを観光したるぞ〜〜!


 ここは、ホテルにチェックインする前に立ち寄ったノートルダム寺院(Cathedrale Notre-Dame)。完成したのは1330年頃。700年近く前か。入口の前に100メートルほどの行列が出来ていたので心配したが、入場料が無料なので、入場者はスルスルと中へ入れた。この教会は、それまでの教会にはなかった「色のついた焼絵=ガラスステンドグラス」を採用したことでも有名になったとか。


 午後になり、ホテルで日本からはるばるやってきた河野家の3人と合流。感動のご対面・・・・と言っても、ほんの2ヶ月前に日本で会ったばかりなんだが。しかし、ヨーロッパで顔を合わせるとなると、これまた気分は別物。このホテルは、河野家が参加している日本からの団体ツアーの宿泊先になっていて、ひろちゃん&よしこも、同じホテルに部屋を取ることにしたのである。
 自由行動になった河野家と我々2人は、ホテルからすぐ近くにある地下鉄駅からメトロ(Metro)に乗って、市の中心部へ。添乗員さんから「自分たちだけで地下鉄には乗らないように」と言われていた河野家は、やや緊張気味。


 メトロを降りて地上に出てみると、そこはもう世界の散歩道(誰が名付けた?)・シャンゼリゼ大通り(Avenue des Champs-Elysees)。通りに沿って西へ向かって歩く。道沿いの噴水や花壇、並木などがイカシてる。


 そうこうするうちに、みえてきました凱旋門(Arc de Triomphe)。河野家は「さっきはバスで通っただけバッテン、実際歩くとまた違うバイ。」と、あるがままに自分の言葉で喜びのジャブを放ってくる。それに対しボクは「そらぁ、そうクサ。」と、ちょっとドイツ語訛りの日本語で迎撃。花の都・パリならではの優雅なコミュニカシオ〜ンである。右の写真は、横断歩道の中央分離帯にて。


 大通り北側の歩道から地下通路を通って凱旋門の真下へ。1年前はこの通路があるのを知らず、バンバン通る車にクラクションを連発されながら、決死のロータリー横断を敢行したよなぁ・・・
 左の写真は、凱旋門下の慰霊碑。あらかじめ地下通路から上がってくるときに買っていた入場券を手に、門の足の中にあるらせん階段を登って凱旋門の上へと向かう(中央の写真)。途中には凱旋門の歴史などを展示している部屋とお土産屋があり(右の写真)。


 凱旋門の上から見たシャンゼリゼ大通り側(左)。凱旋門から12方向へ放射線状に通りが走っている。このときは8月中旬のバカンスシーズンなので、パリ市内の交通量は少なかった。
 中央は、エッフェル塔をバックにポーズを決める河野家の面々。まさかこんな写真を家族で撮るなんて、これまで考えてもみなかったなぁ・・・ 運動会の写真とかなら想像はつくけどね。まさか花の都・パリに一家が集うとは。
 右の写真は、裏シャンゼリゼといわれている、シャンゼリゼ大通りと正反対の通り。新宿のような高層ビル群が見える。


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