リーセフィヨルド 〜Liesefjord〜
初日の夕方。いよいよオスロ空港に到着。スカンジナビア半島に第一歩を記した我々4人。オスロ空港の中は全体的に木目調で、とても落ち着いた気分にさせてくれた。
オスロからさらに飛行機を乗り継いでスタヴァンゲルへ。もう日付が変わろうかという時に、ホテルにチェックイン。
そして、次の朝、朝食をとった後、早くもホテルをチェックアウト(早い!)した我々。荷物はホテルのフロントに預かって貰い、いよいよフィヨルド観光へと出発!
ホテルから港の波止場沿いを15分程歩くと、フェリー乗り場に到着。そこから船でリーセフィヨルドに向かう我々。切符は船上で回ってくる係員から買う。青空が気持ちいい!
何枚かの写真には、ちょっと「おばかさん」が映ってますが、気にしないで下さい。タイタニック、流行ったのいつだっけ・・・
フェリーは40分程でスタヴァンゲルからタウまで。港にはバス乗り場があるので、そこからはバスに乗り換えて、プレーケストール・ロッジまで向かう。ガイドブックには途中でバスを乗り継ぐかのように書いてあったが、そのバスは直接ロッジまで運んでくれた。写真はロッジ前に到着したところ。ここにはお土産屋や軽食屋がある。水などもここで買っておくべきかな。ここから目標のプレーケストーレンまでは徒歩! 山歩き! ウッヒョーーー! さあ、歩くぞ〜〜〜!
ちゃんと気の板が敷き詰められて歩道が出来てる場所もあった。こんな北欧の地にも鮮やかに花をつける植物たち。
だんだん道が険しくなり、本格的な登山みたくなってきた。左の写真、実は道を間違えて別の場所へ出そうになったところ。この登山道は多くの観光客が目的地の断崖絶壁・プレーケストーレンまで歩いているんだけど、ほとんどが所詮は初めてくる観光客。誰かが誤った方向へ行くと、後ろのみんながそっちへついて行っちゃうのよね(哀)。「こっから先は行き止まりだぞ〜!」と先頭から声が聞こえてきたので、みんな来た道を逆戻り。タハハ。
湖の見える場所で一休み(中央の写真)。見えている湖は、バスを降りたところにあった湖。もうこんなに歩いてきたのか・・・
さてさて、岩登りに近くなってきたなぁ。だいぶ汗をかいてきた。まわりのみんなと同じように、Tシャツ&短パンで来ればよかったかなぁ。おおい! 山登りの鉄則は、長袖&長ズボンだぞ〜い!
お! 上の方には、こんな平坦な場所があったのか。ゴツゴツした岩肌が見えてきた。目的地は近いか?
うお〜! 見えてきた! 左の写真の一番向こうに見えるのが目的地の絶壁。ちょっと下を覗いてみると・・・ うひょ〜、高えぇ〜〜!
ついに断崖絶壁の先端に到達し、あろうことか仁王立ちのよしこ。お、おまえ、ここに来るまで恐い恐いってギャーギャー騒いでたんじゃあ・・・・(是非、拡大して見てやっておくんなまし。)
右の写真、もちろん命綱は使ってません。当然だがスタントマンもなし。
リュックに持ってきた食料で、ランチタイム。大西夫妻と共に、大自然をバックに記念撮影(左の写真)。リーセフィヨルドの雄大な眺めが。
プレーケストーレンの先端は上から見るとこんな形になってます(中央の写真)。これ、自然に出来た形ってんだから面白いね。
ここでも崖っぷちで遊ぶ両夫人の姿が(右の写真)。我々亭主組はヒヤヒヤしながら撮影。
亭主組は結構びくつきながら下をのぞき込む。うわ〜! 眼鏡が落ちそ〜〜〜! やっぱ女は大胆でっせ。男の方がビクビクしちゃってさ。「もうちょっとココに居たいなぁ」と後ろ髪を引かれる思いで、絶壁をあとにする我々。長い人生の中で、果たしてもう一度ここに来るチャンスはあるんだろうか?
下山して、小川でドイツから来たという親子と一緒に休憩するよしこ(左の写真)。ドイツ語が通じるので、嬉々としてコミュニケーションを展開する。
再びバス&フェリーでスタヴァンゲルの港に帰ってくると、幼い姉妹が釣りをしていた。大漁、大漁! そこらじゅうに釣れた魚が跳ねていた。(右の写真)。
リーセフィヨルドをたっぷりと堪能した我々は、ホテルで預かって貰ってた荷物を受け取ると、休む間もなくタクシーで空港へ。そして、スタヴァンゲルを離れ、次なる目的地・ベルゲンへと飛ぶ。夕日(といっても既に夜の10時過ぎ)に染まるこのフィヨルドの美しい姿は、飛行機の上からじゃないとわからない。
● リーセフィヨルド ●
ソグネフィヨルドのページへ
ガイランゲルフィヨルドのページへ
ノールカップのページへ
オスロのページへ
1999年8月の旅(その1)・トップへ
旅の記録帳へ戻る
トップページへ戻る