ユングフラオヨッホ
Jungfraujoch


 ユングフラオ鉄道(JB)は車窓から景色が見れるのはほんの一区間だけ。4分の3はトンネルだった。途中、ふたつの駅で五分くらい停車して、岩をくりぬいた窓から景色を見せてくれるのだけど、な〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んにも見えなかった。ガラス窓の外は真っ白白。はぁ〜〜。晴れた日には眼下にグリンデルヴァルトなどの村や氷河が見えるらしいです。
 「どうなんやろ〜、本当になんか見えるんかねぇ〜。」と半信半疑で列車を降りると、メチャクチャ寒い・・・。ユングフラオヨッホ駅は、ユングフラオ(4099m)の3454mの位置にある。寒いはずである。ひろちゃん&よしこは急いで展望台・スフィンクス(3573m)に向かった。駅から高速エレベーターで約100mをたったの25秒で登ると、そこはガラス張りのテラス。外のバルコニーにも出ることができる。


 なんて素晴らしい青空! 感激! 真っ青な青空にメンヒ(写真左)。写真中央はユングフラオ。来てよかった〜。そして、ベルナーオーバーラントのパノラマ風景。圧巻でした。写真右はアレッチ氷河。厳密には、手前のだだっ広い部分はユングフラオフィルンという万年雪で、ずっと先で左右から別のフィルンと合流して、その十字路の先からが世界最長といわれるアレッチ氷河(長さ22km、深さ1000m)というらしい。


 スバラシイ! その一言につきる。まばゆい雪原が一面広がる。この雄大な景色の中、ただただ佇むひろちゃん&よしこ。言葉もでない。しばらくそのまま突っ立っていた。そして、こそっと雪にサインした。ほんとにほんとに来てよかったぁ!


 氷の宮殿(Eispalast)は、なんと氷河の中にある。入口の階段を下りると壁も床も天井も氷で、青白く光っていた。カッパや手袋、持ってきてて正解だった。寒い・・しかも、床も氷だから滑る〜〜。たくさんの氷像の中に"お相撲さん"を発見した。


 ユングフラオヨッホの施設内は日本語の標記もされていて、とても便利だった。「高原」の標記にそって歩いていくと屋外に出た・・・のだが、よしこ、フラフラ。これが高山病っていうやつね。目眩がして歩けなくなった。しばらく休んで、歩くとそこは雲の上! 雲海がどこまでも続いていた。


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