ウィーン3日目 〜Wien #3〜
来た、来た! 読み通りに例の制服を着た少年達が2人ほど、彼らの両親が迎えに来るはずの場所まで小走りで現れた。早速よしこが歩み寄る。「写真撮らせてぇ〜♪」
というわけで、ちゃっかりと少年の肩に手まで乗っけて写真に収まるよしこであった。
王宮礼拝堂のすぐ近くにある宝物博物館。ゴージャスやのう。
これがあのオペラ座かぁ・・・ 大感激。世界三大オペラ座の一つだもんね。演奏がなんたってウィーンフィルハーモニーだもん。そして、見よ! 左の写真を! この晴れ舞台のために、よしこが揃えたマダムグッズの数々。黒のロングドレスにロンググローブ、ネックレスにイヤリングに・・・・ イヤリングなんか、街で買ったデザインがとても可愛いピアスを、ボクが半田ゴテ使ってイヤリングに改造したんだかんね。嫁のオペラ座デビューの裏には、夫のこんな涙ぐましい努力が。
さて、今日の出し物(!?)は「カルメン」。インターネットを駆使して、何とかボックスの2階席中央最前列が取れた(中央の写真)。おそらく一生に一度のことだからね。オペラグラスも新しく買っちゃったしぃ〜。なるだけ良い思い出を残して帰りたいのが人情ってもんでさあね。
第1幕と第2幕の間の休憩時間、館内でシャンペンを片手にくつろぐボク。いや〜、たまにはこんな優雅な時間ってのも、あっていいもんですな。
というわけで、感動の渦に巻き込まれつつオペラは終わりへと向かい、それと同時に、僕たちのオーストリア旅行もハッピーエンディングを迎えることとなった。
△▲▽▼◇◆□■ ウィーンの総括 ■□◆◇▼▽▲△
最初から最後まで音楽三昧で、音楽の都・ウィーンそのまんまを満喫できた。街並みは大きすぎず小さすぎず、情緒溢れる建物がたくさん残っており、こりゃあ、ヨーロッパの中では最高にオススメの街だと思う。いつでも一流の音楽に触れられるし、好きなときに一流の美術や芸術を目にすることができる。街のはずれにはウィーンの森が横たわり、いつでも人々を自然の中に導いてくれる。"6月"という、ヨーロッパでは一年で最高の季節に訪れることが出来たからかも知れないが、いままでの旅で一番の思い出が出来た。よしこなんか、帰りの電車に乗る前に、泣きだしちゃったもんね。夢のような旅が終わってしまうのが、無性に寂しかったんだとか。わかる気もする。ウィーンについては、間違いなくこう言える。「もう1度訪れたい街だ」と。
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