ハイデルベルク  〜 Heidelberg 〜


  

 ハイデルベルク大学旧校舎(左)。ドイツでいちばん古い歴史を持つハイデルベルク大学である。ノーベル賞受賞者7人輩出!  (中央)は学生牢。昔、実際に悪事を働いた学生が拘置されていた学生専用の牢屋。残念ながら、この日は休館日で中にはいることが出来なかった。(右)は大学図書館。とてもどっしりとして立派な大学図書館だった。中にも入ってみたけど、重厚な雰囲気だった。

  

 旧市街地のメインストリート、ハオプト通りを通り、マルクト広場に出た。この広場に面しているツム・リッター(左)。この建物はハイデルベルクでいちばん古い市民住宅だそうだ。今は、ホテルとレストランになっている。マルクト広場でお昼ご飯を食べていると(中央)、なにやら中央のステージで劇のようなものが始まった(右)。ウェートレスのおねえさんに聞くと、この日は冬から春になる日なのだそうだ。春の精が冬の精を追い出す踊りが始まったのだ。

  

 さあ、いよいよハイデルベルク城へ。(左)はカールス広場から見たお城。お城へはケーブルカーも通っているけど、歩いて登ることにした。

  

 ハイデルベルク城から眺めた街(左)は、イメージ通りのレンガ色の街だった。そして、街の中央をゆっくりと流れるネッカー川。う〜ん、ステキ。
 場内はガイドツアーに参加してまわった。

  

 地下にはワイン庫がある。「うわ〜、おっき〜ね。」なんて感動していたら(中央)、その奥に、もっと大きな、大きな樽が現れた(右)。この樽、22万klのワインが貯蔵されているらしい。大きすぎて写真に収まらなかった。樽の上に立っているよしこ、わかりますか?


 カール・テオドール橋とハイデルベルク城。どっしりとした石造りの橋がこの町にとてもマッチしている。

 

 橋を渡って、細くて急な坂道を登ると、そこは哲学の道。かつて、哲学者たちが思索にふけったという散歩道である。ちょっと曇っていたのが残念だったけど、対岸の街並みやお城、川の風景はとても美しかった。あのゲーテも実際にここを歩き作品の構想を練ったというこの道で、河野博士(右)はいったい何を考えてたのでしょうか?