フロイデンシュタット  〜 Freudenstadt 〜



 「シュバルツバルトを歩きたい!」の夢を叶えるため、シュバルツバルトを走る鉄道に乗ってフロイデンシュタットへと向かった。シュバルツバルト(黒い森)とは、北はバーデン・バーデンから南はスイス国境までのおよそ120km、東西60kmにわたる森だ。

  

 フロイデンシュタットは、シュバルツバルトの中央に位置する高原保養地。ドイツで一番年間日照時間の長い町だ。町のあちこちに雪が残っていた。町の中心のマルクト広場は、中央に道を挟んではいるが、ものすごく広い広場。そこでお昼&ビールにしました。

  

 森の方へ歩いていくと・・・・・雪景色。雪景色のシュバルツバルト。黒々とした緑の森を思い描いていたが、ちょっと、季節が早かったみたい。だけど、ひろちゃんは「これがシュバルツバルトかぁ〜〜。」と感激していた。遊歩道を歩いているとロバがいたのでちょっと遊んでみた。

  

 森を見ながら歩いていると、おじいさんが窓から顔を出して話しかけてきた。南部の方言はわかりにくく、少し戸惑ったが、なんとか会話できた。「この家は全部木で出来ているんだよ。屋根も全部そこの森からとってきた木で作ったんだ。」と教えてくれた。よく見てみると、木片がうろこ状に重なって壁が出来ている。それからしばらく歩いたけど、森へ続く横道は雪でふさがっていて、森の中へは入れなかった。だけど、それでもひろちゃんは、「これがシュバルツバルトかぁ〜〜。」と何度も繰り返し、感激していた。