再びアテネ市内へ戻った頃にはすでに18時。いつものように「は〜ら〜へた〜〜〜」のひろちゃん。でも、今日はおいしいご馳走が・・・とご近所のグルメ通の加藤さんに推薦していただいたタベルナ(伝統的なギリシャ料理店。でも、レストランと言うカンジではなく、居酒屋と言ったカンジ。)に直行! 途中、アクロポリスの丘にライトアップされたパルテノン神殿が・・・・。ステキィ〜! なんて見とれながら歩いている間にそのタベルナに到着したのだが、、、、、閉まっていた! しかたない、また明日来よう! と気をとりなおしてプラカ地区へ。
 このプラカ地区一帯は狭い路地がたくさんで、車も通行禁止。その中にお土産屋やタベルナがひしめき合っている。だから観光客も多い。で、客引きも多い。「安いよ、美味しいよ」と寄ってくる。よけい、怪しそうで、なかなか入る気にならない。
 プラカ地区の中心も通り過ぎ、ホテル近くまで来てしまった。「う〜〜、どうするぅ〜〜?」なんていっていると、なかなか趣のあるタベルナが!! しかも、客引きもいない!


 なかなかいい雰囲気のお店。お客さんは地元の人ばっかりで、観光客らしきお客さんはいない。 「これぞ俺の探していたタベルナだ!」とひろちゃんは大喜び。写真をとっていたら、隣の席のおじさんが「一緒に撮ってあげるよ。」とひろちゃん&よしこのツーショットを撮ってくれた。料理が来るまで、おじさんのテーブルでお話しした。息子さんはギリシャ海軍にいて、アテネから少し離れた海辺の町にいるそうだ。そこの景色はものすごく綺麗だから、こんど、ポストカードを送ってあげるよ。となかなか気持ちのいい若者だった。 

   

 注文したのは、タラモサラダ(たらこのような魚の卵とタマネギのみじん切りなどを混ぜたもので、パンに付けて食べる)、サガナキ(チーズを上げたもの)、イカのフライ、チキンのスブラキ(串焼き、バーベキューのようなもの)。写真はスブラキ。テーブルいっぱいのご馳走に大喜びのひろちゃん。味もなかなかGoodで、二人ともお腹いっぱい。それでも値段は、全部込みで4千円くらい。満足満足。