山頂付近はとても雲の動きが早い。早送り画像を見ているようだった。 一瞬の晴れ間にパチリ。でも、ごらんのようにすぐに雲の中に突入。  山頂に行こうかとカースンと夫が話していると、 オーストリアからの登山隊が、命綱と登山靴を持ってないなら絶対やめた方がいいと アドバイスしてくれた。夫は「こんなとこで未亡人になりたくない!」とゆうよしこのお願いで やめてくれたが、カースンは「ちょっと行ってみる。」と言って行ってしまった。 登り口で5分くらいためらっていただろうか? 軍隊経験のあるカースンも さすがに足がすくんで動かない。しかし、一歩踏み込むとすごい真顔で登り始めた。 途中まで行ったが、そこから先は危険すぎて行けなかったようだ。でも、このカースンの 勇気には拍手を送った。