小瀬田前岳について 

小瀬田地区から愛子岳の手前にポンポンポンと3つのコブがあります。この真ん中のコブが小瀬田前岳です。

小瀬田前岳の名の通り…と言いたいところですが,小瀬田地区の丘参りの前岳は愛子岳になっているようです もしかしたら,以前は小瀬田前岳も丘参りとして登られていたかもしれません。

職場に小瀬田地区の人がいたので聞いてみたら地元の人でも登る人はほとんどいないそうです。

頂上には祠があり,愛子岳同様,「寛永通宝」等のお賽銭がありました。


登山記録


平成17年1月22日 (小村さんと2人)

職場の小瀬田地区の人に小瀬田前岳の登山ルートがあるか尋ねたが,「知らない。」とのことだったので,地図を見ながら事前に登山口のチェックをする。

当日,屋久島空港に朝8:30に小村さんと待ち合わせをして登山口に向かう。
8:58 登山口出発。下図の鉄柱のところまでは道がしっかりしており歩きやすい。この鉄柱のところまで登山口から10分。

ここから最初のところで当初の尾根沿いのルートからはずれてしまい,早めに尾根沿いに修正するか迷ったが,頂上の方向も周りの見通しがよくわかっていたので,少しずつ軌道修正をしながら進むことにする。
尾根についたら,あとは忠実に尾根沿いに進んだ。頂上に近くなると,目印テープもあった。

頂上は低灌木があったが,愛子岳,船行前岳などが見えた。
少し下に下ると祠もあった。
「寛永通宝」等のお賽銭もあり,小瀬田の空港から飛行機が離陸する様子も見えた。

頂上は休憩できそうなところがなかったので,ひとつ登山口側のコブのところまで戻り,休憩,昼食をとった。

頂上から麓の様子がわかっていたので下りは尾根を行かず,まっすぐ行けるところまで麓を直接目指した。

結局,途中で斜面を進みながら軌道修正し往路で合流した尾根までつくと,往路で行けなかった尾根沿いに下った。

麓にたどり着く前に,広範囲にわたって伐採されているところがあった。

往路2時間,復路3時間(休憩,昼食等含む。)の道のりだった。


登山口からの様子。真ん中のコブ 小瀬田前岳を目指します。

登山口です。この右奥をまっすぐ進みました。 頂上は灌木で記念写真不可能?

頂上からの様子です。右手の山は船行前岳です。
頂上からの様子です。左の一番高いところの山の愛子岳は雪が積もっていました。

頂上からです。宮之浦港が見えました。 頂上からです。屋久島空港から飛行機の離陸が見えました。
頂上にあった謎の穴? 頂上から少し下の方にあった祠
下りの麓に近いところでは,このように広範囲に伐採されている箇所がありました。

(追記)

 ★後日,
甘藷岳山荘のあまいものこさんよりアドバイスを頂きました。
 「ちゃんとした祠と昔のお賽銭があったということは、間違いなく岳参りが行われていた証拠になるのではないでしょうか。」
 自分もそう思いました。最近のお賽銭は100円玉,50円玉,10円玉,5円玉がありました。

 登山道も整備されておらず,祠も見過ごしそうなところにあったので,そんな気がしてきました。
 そういえば,この祠から,まっすぐ麓に向かう道があったような気がします。
 また,登る機会があれば確認してみたいと思います。

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