ひろみ君のMy Move


2011年5月21日 寺井尚子ライムライトツアー2011

久しぶりの寺井尚子さんのジャズコンサートです。 寺井尚子さんの演奏を聴いたのは、過去3回、 寺井尚子コンサート2005 めざましクラシックス 〜サマースペシャル'09〜 お茶の水JAZZ祭’09 で、とても感動的な演奏でした。 今回は、日本橋三井ホールで開催される、ライムライトツアーの千秋楽です。 初めて行くコンサートホールで、地下鉄で行きましたが、時間予測を誤り ぎりぎりの到着です。 地下鉄「三越前」駅から地下道で直通でしたが、ちょっと迷ってしまいました。 やっと日本橋三井ホールへ到着し、受付でチケットを見せ、ドリンク代500円を払い、 ドリンクチケットを貰いました。 初めからドリンク代別となっていましたが、まるでディナー ショーのように、ドリンクを飲みながらコンサート鑑賞をするものか??と 半信半疑です。 コンサートホールへ行くエスカレーターの所で、スタッフと思われる方々が、 ドリンク代を別にすると、コンサートチケットを購入した方で、コンサート に来ない方からはドリンク代が取れないと、大きな声で大もめにもめています。 一体何だろうぉ〜??と思いながらコンサートホールへ・・・・


コンサートホールに到着。一般のコンサートホールと変わらないようです。 ドリンクもホールの外で、休憩時間に飲むようで、普通のホールと変わりません。 普通のコンサートホールでは、ドリンクは飲みたい方だけが買って飲む形式ですが、 強制的にドリンクチケットを買わせるとは?? ちょっと驚きです。 それに、あのもめていたスタッフは何だろう!?って感じです。 ホールの中も前半の列は、簡易的に椅子を並べ、椅子に紙で座席番号を貼り付けた ものです。ホントにこんなコンサートホールは初めてです。

時間ギリギリでしたので、直ぐにコンサートの開始です。 いよいよ寺井尚子さんの登場です。 今日も黒い衣装でバッチリ決めています。 最初は、タンゴの名曲「エル・チョクロ」の曲から始まりです。 ジャズヴァイオリンって、本当に素晴らしい!! 寺井尚子さんのコンサートは、あまりトークはなく、曲名紹介だけで、演奏に専念です。 休憩なしに最後まで通して行うとの案内がありました。 休憩が無いのなら、ますますドリンクチケットが無意味だな?? と思いましたが、まあコンサートが終了してから、ゆっくりドリンクを飲むことに・・・・

コンサートプログラムが無かったので、曲名をよく覚えていませんが、 クラシック曲と映画音楽をテーマにした最新作『ライムライト』からの楽曲を中心に演奏されました。 1時間半位で14〜15曲演奏したかなぁ〜。寺井尚子さんが体全体でリズムをとり、 ノリにノッタ演奏です。ピアノもベースもドラムもスイングしていました。 曲が終わるたびごとに、奇声を上げての大拍手です。 スイング・ジャズの名曲「シング・シング・シング」では、会場内手拍子で、大変盛り上がりました。 コンサート終盤には、「みんなの祈りが届くように、そしてこの災害の一日も早い収束を願って」と、 カッチーニの「アヴェ・マリア」が演奏されました。 それと気づいたことですが、演奏している寺井尚子さんのヴァイオリンの弓の先端 から糸のようなものが出ています。寺井尚子さんも気づき、糸を切って捨てていましたが、 どうやら激しい演奏で、ヴァイオリンの弓が割れてしまっているようです。 本当に熱の入った演奏です。

コンサートが終了しても拍手が鳴り止みません。アンコールも2度行われました。 「チャップリン・メドレー:テリーのテーマ〜スマイル」と 「スペイン」「いつかどこかで」です。 ホントに凄いコンサートでした。 そしてホールの外で、ドリンク券を使用し、赤ワインを飲みました。 もの凄い人です。やっぱり皆コンサートが終了してドリンク券を使用しているようです。


ジャズコンサートもいいものです。機会があったら、又来てみたいと思います・・・・





寺井 尚子(てらい なおこ、1967年5月1日 - )は日本のジャズ・ヴァイオリニスト。

略歴

神奈川県藤沢市出身。1988年プロ・デビュー。1995年に来日中のケニー・バロンと共演し、 その縁で彼のアルバム録音に招かれニューヨークへ。1998年に初のリーダー・アルバム発表。

エピソード

  • もともとはクラシックを専攻していたが、腱鞘炎にかかり練習中断を余儀なくされた時に  ビル・エヴァンスに触発されジャズに目覚める。
  • ジャズバイオリンの世界ではステファン・グラッペリ、レイ・ナンスなど、スウィンギー、  かつグリッサンドを生かした演奏が多い中で、寺井はバップの基本スタイルを徹底的に  マスターしたと思われるアドリブを展開しジャズ・バイオリン奏法に新しい解釈を与えた。  
  • 名古屋を中心にライヴハウスなどで演奏していたところを中西俊博が聞きつけ、セッション。  その後その縁で1998年NHK教育「趣味悠々・バイオリンは友だち」最終回で客演。  2005年には再びNHK「スタジオパーク」に寺井が出演した時に今度は中西が客演の形で共演。  いずれもガーシュインを演奏した。
  • 千住真理子同様、肩当てを使わないヴァイオリニストである。
  • 2004年3月14日、第18回日本ゴールドディスク大賞ジャズ・アルバム・オブ・ザ・イヤー <邦楽>受賞(『anthem(アンセム)』)する。
  • 2008年1月18日、第33回「南里文雄賞」受賞。
  • 2010年2月26日、初のパリ公演「JAZZ in JAPAN 2010」(ゲスト:リシャール・ガリアーノ、  パリ日本文化会館にて)。
  • 2010年3月19日、平成21年度(第60回)文化庁「芸術選奨新人賞(大衆芸能部門)」受賞。
  • 2011年3月2-3日、ルクセンブルグ、パリ公演「JAZZ in JAPAN 2011」(共演:リシャール・ ガリアーノ・北島直樹、2日:グルント・ノイミュンスター修道院文化会館(CCRN)、3日:パリ 日本文化会館にて)。
(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋)



☆寺井尚子 公式ウエブサイト

☆日本橋三井ホール



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