ひろみ君のMy Move


2011年4月3日 千住明個展コンサート2011


今年もやって来ました、千住明さんの個展コンサートです。 千住明さんの音楽には、本当に魅せられてしまった感じです。 このコンサートは、毎年でも来たいなぁ〜!?と思います。 今年のコンサートチケットは、中央の前から8列目の席をを購入することが出来ました。 例年通り、日曜日にコンサートが開催され、会場も赤坂のサントリーホールです。 今年は、震災からまもなくのコンサートなので、通常通り開催されるのだろうか?? とちょっと心配でしたが、開催されるようです。

いつもコンサートへ来るように、地下鉄で溜池山王で下車。 長い地下道を歩いて、長い階段を上がった所の出口付近にある、安東福吉ビル(今は森ビル??) 1階のドトール・コーヒーに入りました。 もう開場時間になっていたのですが、 アイスコーヒーを飲み、煙草を一服しました。 そして、直ぐ近くのサントリーホールへ向かいました。 震災直後の節電のため、エスカレーターは全て停止です。 持病の腰痛の私には、階段がちょっと堪えました。


サントリーホールへ到着したら、開場時間が過ぎているので、次々とみなさんが会場に 入って行くようです。 いつも写真撮影をしているサントリーホールでしたので、会場前とコンサート看板だけ 、写真撮影をしました。 携帯電話のカメラなので、あまり綺麗に撮影できませんでしたが・・・
私も直ぐに会場内へ入りました。 今回は全く花が飾られていません。やはり震災直後の公演のため、自粛しているようです。 そして1階席へと到着。 前から8列目の席は、舞台がよく見渡せます。 まもなく開演時間となりますが、ポツンポツンと空席が目立ちます。 震災の影響で、今日のコンサートへ来れなかった方も多いのでしょうか??



この困難な状況に祈りを込めて〜千住明「個展コンサート2011 with Orchestra」を開催



開演開始です。 千住明さんより、まず震災で亡くなられた方々へのご冥福と、 震災被害に合われた方々への、お悔やみの言葉から始められました。 今回の震災で、アーチスト達は非常に打撃を受け、 いつになったらコンサートを開始していいのだろう!? と困惑したそうです。 「劇場の火を消すな!!」の言葉の気持ちで、コンサートを開催 したとのこと。 節電でライトが使用出来なければ、蝋燭の火を灯してでも、公演しようと思ったそうです。 「未だコンサートは始まっていません。まずこの曲を聴いて、 みなさんで祈って下さい。拍手はいりません。」と言い、 照明も通常の40パーセントカットで、 プログラムにはない、プログラムライト「祈り」の曲が始まりました。 静かなとてもいい曲です。

「祈り」の曲が終わり舞台へ下がり、再び千住明さんが登場して、コンサートの開始です。 少し照明が明るくなりましたが、それでも通常の20パーセントカットだそうです。 まず最初に「風林火山〜メインテーマ」です。 この曲もホント名曲です。まるで武田騎馬隊が走りだしそうな軽快な曲です。

次に「日曜美術館テーマ」「大仏開眼〜降臨」「鋼の錬金術師FA〜メイン・テーマ」 のメドレーです。日曜美術館では、今回千住明さんがキャスター になったそうです。とても綺麗な曲のメドレーで、 大仏開眼は迫力のある曲でした。

前半は新しい曲を演奏するとのこと。 次は、フジテレビドラマ「GOLD」2010より、 「虹色のメダル」「Dream on Dream」 「GOLD」のメドレーです。これもとてもいい曲でした。 

次に、TBS開局60周年ドラマ「99年の愛〜Japanese Americans」2010より、 「99年の愛〜オープニング・テーマ」 「Rising Sun」 「広い荒野の果てに」 「99年の愛」 のメドレーです。 99年の愛は、TBSの大河ドラマのようなものだそうです。 この曲のリクエストやCD化への声が多いそうですが、 CD化は、今回の震災の影響で、ちょっと自粛してるとのこと。 只、本日この会場で限定版として、このCDを販売しているとの 案内がありました。 そして、本日会場内で販売されているCD の売上は、100パーセント被災地への義援金になるとのこと。

そして休憩です。喫煙所で煙草を一服しましたが、直ぐに 席へ戻りました。

後半は、ゲストのNHK東京児童合唱団の登場です。 とても可愛らしい小学生位の女の子の合唱団です。 まず、「おじいちゃんのじまん」の合唱です。 とても綺麗な声です。この年齢だけに出せる声なんだなぁ〜!? と実感しました。

次に、第76回NHK全国学校音楽コンクール小学校の部 課題曲2009の 「夢の太陽」 「ここからいちばん とおいところ」です。 これもとても綺麗な合唱でした。 そして、大塚製薬 上海万博・日本産業ブース出典のテーマ曲である 「Eternal ling」です。 ヴォーカリストの小山恵生さんと、NHK東京児童合唱団の合唱です。 英語の歌でしたが、日本語の歌詞がプログラムに書かれていました。 とても素晴らしい歌声でした。

最後に、待ちに待ったピアノ協奏曲「宿命」です。この千住明さんの個展コンサートは、 この「宿命」の大ヒットにより始まったコンサートですが、 今年で7回目(7年目)になり、「宿命」を外そうか とも考えたそうですが、リクエストが多かったため、外さなかったとのこと。 そして、横山幸雄さんの登場です。 横山幸雄さんは、5月にショパン・ピアノソロ完全奏破全212曲 世界記録更新チャレンジ コンサートを行うそうです。 横山幸雄さんの繊細な「宿命」でしたが、今回聴いた「宿命」は、 ピアノがよく鳴っていて、迫力のあるものでした。

コンサートが終了し、会場内では拍手が鳴り止みません。 アンコール曲となりましたが、 最後は例年通り、「Dry&Wet」です。軽快な音楽で、みんな元気を出しましょう!! とのことでした。




会場内で販売されているCDの売上が、100パーセント被災地への義援金になるとのこと でしたので、本日発売の新アルバム「glee」を購入しました。 サイン入りのポストカードも付いていました。





サントリーホール出口付近で、千住明さん、横山幸雄さん、 NHK東京児童合唱団、その他アーチストが立って、義援金の呼びかけ を行っていました。もの凄い人だかりです。 可愛いNHK東京児童合唱団の「義援金にご協力お願いしま〜す!!」との声 が聞こえます。 写真撮影をしましたが、人混みで、上手に撮影できませんでした。 そして、外へ出ると、あたりは すっかり暗くなっていました。地下鉄に乗り帰宅です。 帰宅後、ビールを飲みながら、購入した音楽CDを聴きました。


今年の千住明さんの個展コンサートも、とても良かったです。 機会があれば、又来年も行ってみたい!!と思います。


☆千住明のホームページ

☆サントリーホール



<こちらからでもご購入できます>