ひろみ君のMy Move


2010年8月14日 澤乃井 日帰り見学ツアー

SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のイベントオフ会で、 東京奥多摩の澤乃井へ、酒蔵見学等の日帰り見学ツアーへ行きました。 今回も、私ともう1人の方、2人で幹事です。 以前から、澤乃井へ行ってみたい!!と思っていましたので、とても楽しみ!! 丁度お盆の時期で、暑さも厳しいかと心配もしていましたが・・・・

青梅線沢井駅の改札10時30分集合です。
私は、新宿から9時8分の青梅特快に乗り込みました。この電車に乗ると、青梅での乗り換えが スムーズで、10時30分前に沢井駅に到着出来ます。 東京発の電車でしたので、新宿駅に到着した時は満席の状態でした。 やっぱりお盆の時期だから混雑しているのかなぁ〜!? これから1時間以上も立って行かなければいけないか??と心配です。 しかし、三鷹あたりで空席ができ、座ることが出来ました。

立川駅へ到着した時、携帯電話メールが届きました。 八王子方面から来た方が、立川駅で私と同じ電車の3号車に乗ったとのこと。 私は自分が何号車に乗っているか解らず、返信に困ってしまいましたが・・・・
そうもしているうちに、携帯電話メールをくれた方が、私の座席の前を通りかかりました。 声をかけると、9号車にもう1人、同じ電車に乗っているとのこと。 そこで一緒に9号車へ行きました。 そして、電車の中で3人集合です。これは心強いと一安心!!

青梅駅で、問題なく乗り換えもでき、予定通り、沢井駅へ到着。 もう既に、1人の方が到着していました。これで4人集合です。 しかし、2人の方が電車に乗り遅れ、1本遅い電車で到着予定との連絡がありました。

酒蔵見学は11時からのものを予約していましたが、10分前に 澤乃井園売店の受付に行かなければ いけなかったので、4人で坂道を下り、売店受付に行きました。沢井駅から5分位の所です。 ここが澤乃井園かぁ〜!?割とコジンマリとした庭園です。

1本後の電車は、沢井駅10時56分着です。男性の方が、遅れた2人を迎えに、駅まで戻ってくれました。 しかし、11時になっても3人が現れません。 小澤酒造の方が、「みなさんお待ちなので、もう駄目です。始めます。」と言い出して しまいました。丁度その時、3人ダッシュで現れました。素晴らしいダッシュ!! ギリギリ間に合ったぁ〜!!って感じです。 本当に良かったと思います。

酒蔵見学は、45分間で無料です。そして、最後に試飲もできるとのこと。
参加者は30〜40名位いたようです。 まず初めに、日本酒の効用の話から始まりました。 お酒は、百薬の長であり、ガン予防、動脈硬化を防ぐ、ボケを防ぐ、骨粗しょう症を予防 の効用があるそうです。お酒は飲み過ぎないで、少量飲んでいると、とても体にいい!! って感じです。 それから、日本酒ができるまでの話です。

          玄米 → 白米 → 蒸米 →   一一一一
                     ↓     |    | → 酒粕
                    麹     |    |
                    ↓     |もろみ |
                    酒母 →  |    | → 清酒 → 生酒 → 市販清酒    
                          |    |
                     仕込水 →  一一一一

                          三段仕込

生酒は、加熱処理をしていないので、必ず冷蔵庫に冷やして保存するように との話がありました。

そして、薄暗い酒蔵の中へと・・・・
とても古い大きな樽です。 毎日2合のお酒を飲んで、60年間飲める量のお酒が入る樽との説明がありました。 つまり、20才から80才迄の60年間!!一生分のお酒の量です。 これに比べ、現代の樽は近代的な樽を使用していました。
それから、酒蔵の裏手にある、仕込水のための横穴式井戸の見学です。 薄暗い洞窟の中を歩いて行くと、綺麗な水が流れている洞穴が見えました。 仕込水は澤乃井園のところで無料で飲んでみることができるそうです。
これで酒蔵見学も終了し、最初の集合場所の部屋に戻り、お酒の試飲です。 「純米生貯蔵酒 涼し酒」を飲みました。やっぱり生酒は美味しいなぁ〜と思います。

澤乃井園に戻り、きき酒処へみんなで行きました。 私は、300円の大吟醸のきき酒をしてみました。 やっぱり、大吟醸は美味しいって感じです。 ここできき酒をしたお猪口を、持ち帰ることができるそうです。 澤乃井と名前が入ったお猪口です。 いいお土産ができました。

そして、12時になりましたので、予約をしておいた「ままごとや」へ行きました。 「ままごとや」は、澤乃井園の傍にあります。 ここで2時間の食事コースです。

床の間の付いた、お座敷に通されました。 窓からは、多摩川の川の流れが見えます。 とてもよい個室です。
もちろん、ここでは食事だけでなく、お酒も飲めます。 まずみんなで、きき酒セットを注文しました。 起承転結の4種類のお酒があり、起から順番にきき酒をして行くそうです。 やっぱり、最後の結の大吟醸のお酒が、いちばん美味しかった!!
コース料理もどんどん出て来ます。 最初に飲んだ紫蘇ジュースの美味しいこと。 冷奴・うの花・湯葉と豆腐料理が続きます。 とても上品で美味しい食事です。 「純米吟醸生酒 蒼天」も美味しいお酒でした。

食事やお酒を飲みながら、みんなで楽しい会話が弾みます。 あっと言うまに、2時間が過ぎてしまいました。

 

「ままごとや」の傍の吊橋を渡り、坂道を少し登って、「櫛かんざし美術館」へ行きました。
吊橋の上からは、先程食事をした「ままごとや」のお座敷が見えます。ホントにいいお座敷でした。 山道であり、結構急な坂道は、持病の腰痛の私には堪えます。 「櫛かんざし美術館」に到着した時は、汗だくになってしまいました。
もう一人の幹事の方が、澤乃井園の売店で、「櫛かんざし美術館」の割引券を 貰っておいてくれたので、 800円のところ、600円で入場できました。 館内は、冷房がよく効いていて、とても涼しいです。

係員の方がいて、いろいろと説明をしてくれます。
「櫛かんざし美術館」は、収集家として著名であった岡崎智予さんのコレクションを買い上げ、10年位前にできた、 未だ新しい美術館だそうです。 べっこうのかんざしや綺麗な絵柄の付いた櫛が沢山展示されていました。 中には十字架が描かれた、隠れキリシタンのかんざしや、皇女和宮が使用した櫛もありました。 ホントに綺麗な絵柄やデザインの櫛やかんざしです。 一般庶民が使用していた物ではなく、上流階級の方たちが使用していたものと思われます。 昔、これだけ精工なものがよく作れたものと驚きです。 ホントに手作業で丹念に作り上げたものと想像されます。

次は、沢井駅の隣の御嶽駅迄、散策しながら移動して行く予定です。
持病の腰痛の私と、足を故障している女性の方は、タクシーに乗って移動することにしました。 他のみんなは歩いて行きます。 御嶽駅近くの「ままごとや」の姉妹店「いもうとや」で待ち合わせです。 「櫛かんざし美術館」で15分位待ったかなぁ〜??タクシーがやっと迎えに来ました。 2人でタクシーに乗り、快適に「いもうとや」へ到着。

何と!?、先に歩いて出発したみんなが、もう「いもうとや」へ到着していました。 歩いて20分位だったらしい。 ここで、私は一服。みんなはお酒等のお土産を購入していました。 これからどうするか!?と言う話になりましたが、近くの玉堂美術館に行くのを止め、 蕎麦の名店「玉川屋」へ行くことにしました。

山道を歩いて、御嶽駅付近へと!? 持病の腰痛の私には、山道の階段がとても堪えます。 そして、茅葺き屋根の蕎麦屋「玉川屋」へ到着。

「玉川屋」のメニューを見ていると、蕎麦ビールと言うのを見つけました。 1本だけ注文して、みんなで飲んでみることに・・・・。 やっぱり、蕎麦の風味のするビールです。変わった感じのビールだなぁ〜と思いました。 後は、普通の生ビールを飲み、もりそばをみんなで食べました。 蕎麦の名店!!蕎麦がとても美味しかったです。 1時間位、雑談していたでしょうか!? 17時12分発の東京行きの電車に乗るために、御嶽駅へ移動です。

電車に乗ってからも、みんなで会話が弾みます。 次回は、何処へ行こうかと?? そして私は、新宿で下車し、帰宅へと・・・


とても楽しいイベントオフ会でした。 何と言っても、念願の「澤乃井」へ行けたことが良かった!! 本当にみなさんにお世話になり、感謝です。 又、みんなで何処かへ出かけたいなぁ〜!?と思っています。






☆澤乃井 Web : 東京の奥座敷 奥多摩(青梅)で日本酒や豆腐をつくっています