公演は、夏目漱石の「坊っちゃん」です。坊っちゃんの話の内容は、子供の頃、何回か小説で 読んで、よく解っていました。

最前列で観るミュージカル！！役者さんたちの顔や表情がとてもよく見えました。

ミュージカルとは、初めて観ましたが、歌と踊りとお芝居！！ 本当に楽しいものだと思います。

セリフを喋っていない時でも、役者さんたちが顔の表情 や仕草で演技しています。

何と役者さんたちの表情や演技が上手なんだろう！と 関心しつつ、舞台の中に引き込まれていました。

驚いたことは、場面の切り替わりです。舞台が真っ暗になった後、突然明かりが点くと きちんと次の場面に切り替わっていることです。

歌舞伎の黒子のような舞台を切り替えている場面が、全く見えません。 その様子は最前列で観ていたので本当によく解りました。

舞台の裾に走り去っていく時や、一旦幕が下りる時など、最後の最後まで 演技している様子が見受けられて、本当に驚きです！！

凄い劇団だなぁ〜！と感心して観ていました。

公演終了後、大ホールの入り口付近に役者さんたちが出てきて挨拶をしてくれました。 みんな写真撮影をしたり、サインを書いて貰っていました。



赤シャツ役の男優さん！！カメラを向けたら、ポーズとってくれました。

大ホールの下の階で、ファンクラブの交流会がありました。

実は、私はファンクラブへ加入しているのではなく、 たまたま交流会のあった場所の近くの 喫煙所で煙草を吸った後、帰宅しようとしたところ、あるファンの方に「ほら！始まるよ」 と呼び止められ、ファンクラブの交流会とも知らず、会場内へ入ってしまったのです。 会場は十数名の方たちの集まりでした。

マドンナ役の女優さんと赤シャツ役の男優さんを囲んで、テーブルに座り、お茶とお菓子が 出されていました。

「この中でファンクラブへ加入していない方！？」と案内係の方から質問があり、私を含め3名の未加入者がいました。 これはファンクラブの集いなのかぁ〜！！とやっと気が付きました。

「今すぐにでもファンクラブへ加入できます。」と案内がありましたが、 振り込み用紙を貰ってきただけにし、 売店でサイン入りの台本を購入していたため、今日は、これで勘弁してもらいました。 そして、一緒に写真撮影をして、握手をしました。

談話や撮影会の後、「特別プレゼントがあります。 」と案内がありました。本当はファンクラブの方だけな のですけど・・・と言われましたが、ペディベアのぬいぐるみを貰ってしまいました。手のところ のスイッチを押すと「品川坊っちゃん公演に来てくれてありがとう！また会いましょう。」と 役者さんの声のするものです。

最後に俳優さんたちが、アカペラで歌を歌ってくれました。
マドンナ役の女優さんに、次回の新宿で公演される「火の鳥」へ行ってみますと約束し、別れました。

ちょっと心苦しいファンクラブの交流会でしたが、ラッキー！？とも思いました。

もう一度「わらび座」の公演！！観てみたいと思います。

☆劇団わらび座