ひろみ君のMy Move
昨年のテレビ放送「題名のない音楽会21」でイングリット・フジコ・ヘミングさんのこと を知りました。不幸な生い立ちと晩年の耳の病気。そして名演奏。 放送されたラ・カンパネラの演奏は強く心に残り、 この方のコンサートへ行ってみたいと思いました。
情報が遅かったため、良い座席どころか、立ち見席位のチケットしか余って
おらず、やっと2階席のチケットが取れました。
最初に黒柳徹子さんからの挨拶。イングリット・フジコ・ヘミングさんは、本日の公演の出演料 すべてをユニセフに募金されるとのこと。日本武道館に1万4千人の方が集まったとの説明がありました。
名演奏が始まりました。なんとも素晴らしい演奏です。2階の奥の席からは、遠くて舞台の上
の様子があまり判りませんでしたが、舞台上部の四方に大きなモニタが設けられており、
モニタから舞台上がよく見えました。
ピアノのソロ演奏を聴いていると、子供の頃のピアノ発表会を思い出しました。
私は幼年時代、姉の影響でピアノを習っていたのですよ!!
もちろんこんな名演奏ではないですが・・・
後半は日本の着物を洋服式に羽織っての演奏。
ピアノのソロ演奏は素晴らしかったのですが、大変残念なことにコンサートの初めから
最後までの「咳払い合唱隊」があったことです。どこのコンサート会場でも多少の咳払いは聞こえますが、
本日は1万4千人の観客のせいか、咳払いノイズが激しかったように感じました。
体調の悪い方は、コンサートへ来られるのは遠慮した方が良いのではないかと思います
(これが大人のマナー!!)。
しかし、最後のラ・カンパネラはやっぱり素晴らしかった!!大喝采で感動を味わうことがで
きました。
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