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 洛北 紫野               

 大徳寺    臨済宗大徳寺派の大本山。京都五山の上位にあったが応仁の乱で消失した。一休禅師によって
            再興されたが堺の商人の帰依があつく、現在ある22の塔頭には40以上の茶室がある。 
            三門(金毛閣)初層は連歌師宗長が、上層は千利休が寄進し、上層には千利休自害の原因とも
            いわれる利休の雪駄ばきの木像を安置する。  そのほか法堂、方丈、庭園(小堀遠州作の禅院
            式枯山水)、唐門などみどころが多い。本坊は非公開(時期を指定して公開)。  境内の大慈院
            の鉄鉢料理店「泉仙」の料理は内容、料金ともにおすすめ。 本坊は非公開
 真珠庵    大徳寺塔頭。 一休禅師の庵室の跡 。方丈背後の通遷院に付属して名席茶室「庭玉軒」がある。
            庭園は方丈庭園と書院・茶室庭園のふたつで、前者は小石を七五三形式配列した室町期禅院式の
            枯山水で、後者は江戸中期の庭園で主として茶室の露地となっている。 非公開
 大仙院  大徳寺塔頭。 大徳寺北派の本院。 本堂は当時のもので竜源院とともに古く、庭園は竜安寺石庭
            とならぶ室町時代の代表的な禅院式枯山水。 公開  
   芳春院  大徳寺塔頭。 庭がすばらしい。 本堂前庭は禅院式枯山水。 裏庭は京都の名医「横井等怡」が
           「小堀遠州」とはかって池を掘り橋を架け楼閣を建てたが池を「飽雲池」、橋を「打月橋」、楼閣
            を「呑湖閣」と名付けた。 みごとな構成になる庭だ。 非公開
   黄梅院  大徳寺塔頭。 天正時代に建てられた古い建築。襖絵に桃山時代の重文「竹林七賢図」「西湖図」
           「芦雁図などの水墨画がある。 庭は「破頭庭」とよばれる観音、勢至の二石でまとめた簡素な庭と
           「作仏庭」とよばれる枯山水、そして「直中庭」とよばれる枯山水林泉庭園の三庭。 非公開
 高桐院   大徳寺塔頭。細川忠興の創建。  書院は千利休の邸宅を移したものと言われている。  茶室
           「松向軒」は二畳台目の質素なもの。  脚で南庭は江戸時代初期のもの。  独特「色」を感じる庭
            で心が落ち着く。 公開
   竜源院  大徳寺塔頭。 南派の法源地本院。 方丈は室町時代のもの。 庭は方丈を中心として南庭、北庭、
             東の壺石庭、開祖堂前庭、庫裡みなみ軒先の各庭園からなっていて一見の価あり。 公開
   瑞峰院  大徳寺塔頭。 開基がキリシタン大名「大友宗鱗」というかわった寺 。したがって方丈裏の「閑
             眠庭」は七つの石組で十字架が組まれている。 ほかに蓬莱山式庭園「独坐庭」や青い海石に鞍馬
             石の赤色を配した茶庭がある。 公開
 興臨院    大徳寺塔頭。 本堂は天文二年(1533年)の再建で寺院の建築らしくなく一般の民家に近い。
             本堂、表門、唐門、と重要文化財が多い。 庭園は方丈の解体修理完成に際して資料を基に復元
             されたもの。 非公開
   総見院  大徳寺塔頭。天正10年(1582年)に豊臣秀吉が織田信長の菩提を弔うために古渓宗陳和尚
             を請じて建立し、その葬儀をとりおこなった寺。 信長の法名にちなんで「総見院」と名付けられた。
             境内には信長、信忠などの墓や秀吉遺愛の「わびすけ椿」がある。 非公開
   聚光院  大徳寺塔頭。 国宝の襖絵・狩野永徳筆「四季花鳥図」がある。 方丈の南庭は石が多いところから
            「百積の庭」または「積石の庭」といわれ千利休の作と伝えられる蓬莱式枯山水庭園。 非公開
 狐篷庵   大徳寺塔頭。 小堀遠州が大徳寺内に結んだ小庵にはじまる寺院。 茶室「忘筌」(重文)は客殿に
             造りこまれ、12畳からなる書院形式の構成。 庭園は小堀遠州の独創的意匠が見られる。 非公開
  玉林院  大徳寺塔頭。1603年に後陽成天皇の侍医「曲直瀬正琳」が「月岑宗印」を開祖として創建。 
        最初は「正琳院」とよばれたがのち「玉林院」と改称された。   山中氏の子孫が鹿之助の墓と
             南明庵」をつくり、大阪の豪商「鴻池了瑛」が「表千家如心斉」の好みでつくった茶室「蓑庵(さ
       あん)」「霞床席(かすみとこせき)」とともに重要文化財になっている。 非公開
今宮神社   疫病の神として信仰があつい。 4月の第2日曜日の「やすらい祭り」は京都三大奇のひとつ。
             門前に「一和」「かざりや」であぶりもちを売っている。 境内自由
   西向寺   200坪ほどのこじんまりした寺。 本堂と書院、茶室、庭園などがある浄土宗知恩院派の寺。 本堂
             には「二葉の弥陀」といわれる藤原時代につくられた阿弥陀如来座像がある。 琵琶湖をイメージした
             石組みと苔と植え込みでなる庭園がある。 非公開