ひらぽん入院記 その4 〜 退院まで 〜

 毎日続く薬の塗布。うんざりや・・・。

 入院予定は1ヶ月。1週間もすると変化のない毎日にあきあきしてくる。

 自由な時間はかなりあり、本を読むか、屋上に出てストレッチをしているか、パソコンでゲームをするか、内緒でPHSでインターネットにつないで暇つぶしするか、である。

 外に出たい、スキーに行きたい、卓球に行きたい・・・。

 そんなこんなしている間に10日目くらいだったか、朗報が。検査の結果、懸念されていた膠原病ではなく、アトピーの合併症で耳に菌が入り水がたまったのだろうということで、1ヶ月の入院の予定が半分の2週間ですむことになった。

 ただ、退院まではずっと‘布巻き’はしないといけない。まぁでもあと少し我慢我慢。

 こちらから検査の結果の詳細の説明を求めたところ、退院前日に担当医が検査の結果をレントゲン・CT等の画像を全部見せてくれ、説明をしてくれた。きれいな画像である(^^;。

 説明をしてくれた後、‘退院後も家で布巻きを続けるように’といわれた。まだやるんか・・・。

 そして翌日、身のまわりを片付けて退院。3月というのに外は雪がかなり降っていた。まぁ雪が退院を祝ってくれたということにしておこう。

 退院した後も1週間は会社を休み、家で布巻きを続けていた。

 今もずっと週末の休みのときなどに布巻きを続けている。

 

The End.