須玉塩川上流和田編(3月6日)

 肋軟骨骨折で簡易ギブスはしているものの、3月1日から解禁の山梨県狹北地区に釣行。例によって『釣りに行こう』で見つけた情報で最初は釜無川支流、大武川(おおむかわ)に行ってみる。今年のテーマはかっこよくも『餌釣りよりは、テンカラでヤマメを釣ってみよう』なので痛みにもめげず張り切っていたのだが、渓が思っていたよりも大きく、おまけにこの日は北風が強く竿をだすまでもなく撤退。せっかくなので反対側の塩川上流をめざす。


テンカラ初心者なので里川でなるべく木の少ない渓流をめざし、ここはだめ、あそこはいいかもとやっているうちに黒森温泉手前の和田まで来てしまった。雪の残る和田の橋下から釣り登る。里川なのでとても歩きやすいがその分ゴミも多い。

 餌釣りだったら流すのは無理な枯れ木の下にサイドスローで第一投。日が登っているもののすぐに反応がある。これはいけるかと思い第ニ投。今度は底からヒュルヒュルとまるでどじょうのようにあがってきて擬餌針をくわえてくれる。

が、遊んでくれたのはここまでで、その後全く反応がなくなった。餌持っていたらあがったかも知れないなあと思ったが諦めて釣り登る。失礼なことに後からやってきた二人組みが途中から先行してしまい結局当たりなく、この日もボウズ。 『もう一度来てもいいなと思わせる川なんだけどな残念だ。』よいよ、このままではボウズの嵐が来るのではと予感が来る。ウーム、脇腹が痛い。


99年釣り三昧へ戻る