GOLDEN YEARS


2005
at "Gallery Voyage" in Tokyo,Japan


invitation card



スティル写真の中のアニムスたち


緋衣汝香優理を他の人形作家から画する最も顕著な資質は、彼女の映画的な構想力である。
彼女の連作写真はまさに「スティル写真」と呼ぶに相応しい。
例えば、幼い頃見た夢のような奇妙な既視感を伴う見知らぬ場所
そのような一枚の風景写真から、観客は作者の物語世界に迷い込む。
同行者は思春期前の少年たち。
彼らは人形である。
ただし、極めて巧緻に造形され、彼女の異性的分身(アニムス)と化した人形である。
彼らは、観客の心をリアルな世界と虚構との境界領域に誘い込む能力(ちから)を持つ。
気を付けると良い。
観客は、彼らと共に永遠に其処に留まることになるかもしれない。
この世には無い不安や至福と共に。


北海道大学工学部助教授 大参達也








  
今回の展示は6歳児等身大の少年5体の展示と、
彼らをモデルにして撮影した写真の上映を行った。
其の為、会場は暗めにし、人形が浮かび上がるようなライティングを心がけた。
暗い濃紺の壁の色が人形を映えさせ、効果的だった。

シンプルな展示で、なかなか居心地の良い空間になったと思う。




   




正直なところ、たった5体といえども大きい人形ばかりの搬入、搬出は辛かった。
彼らを纏めて展示するのは今回が最初で最後にしたいと考えている。





Shingo












 
Lucien




Alexandre
ああああ
Matthieu



Dominique