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音響説明
1.どう音がでるか 2.ミキサー説明 3.ミキサーへの接続例
4.キャリブレーション 5.音響用語
< 大会での音響 >


どう音がでるか


1.デッキやマイク → 2.ミキサー → 3.アンプ → 4.スピーカー

  1. マイク、デッキから出力される。
  2. ミキサーへ入力、ミキシングされた後、各出力から出力される。(直結やミキシングの必要が無い場合、省略される。)
  3. アンプに入力され増幅される。
  4. 増幅された信号がスピーカーを媒介して客席、舞台上へ出力される。

  • 上記の手順で音がでます。この行程は基本なのでシステムが大きくなっても変わりません。電源を切る場合は3から2(1)の順に、入れる場合は2(1)から3の順に従って下さい。音が出ない時などトラブル時には1から4の順に調べて下さい。(コードも含む。)
  • 調整卓とは会館本来の音響卓のことです。演劇においてはその場その場で音量を変えなければ役者の声とかぶってしまいます。もちろんそうならないように役者さんも頑張るわけですがやはり音響卓は客席中央にあった方が効率がいいので通常は中央に音響卓が出ているはずです。



ミキサー説明


  • チャンネルフェーダーについているランプ(発光ダイオード)がOL・PEAK・CLIPと書かれている場合は信号が過大に入力された際に点灯するという意味です。点灯し続ける場合(時々点灯はOK)はゲインを下げて下さい。SIGNALと書かれている場合は入力信号を感知した際に点灯するという意味です。(根本的に英語表記は辞書を引けばだいたいの意味は分かるようになっているはずです。)
  • 上記のミキサー説明は通常演劇などに使用される簡易ミキサーの説明のため、機材の用途、またはメーカーによっては名称、使用方法などがことなることがありますあらかじめご了承下さい。



ミキサーへの接続例


  • ミキサーへの入力がRCAピンの場合、機種によってはトラックレコーダー入力との境界が不鮮明のものもあるため標準プラグでの入力のほうが無難です。(入力レベルが固定されていて可変できない場合がある。)
  • コードを制作しキャノン入力にするという手段もありますが結局はアンバランス入力のため、バランス入力に見られる音質向上は期待できません。(その際は入力ミキサーが2番ホットか3番ホットか確認して下さい。)

  • 機材によってはラジカセでもRCAピン出力できるものもあります。ヘッドフォン出力とライン出力がある場合はライン出力からの出力をおすすめします。ヘッドフォン出力しかない場合はバスブーストなどのエフェクト機能、ビープ音(「ピッ」などの動作確認音。)は解除し、フラットにして下さい。
  
  • ミキサーによってはキャノン入力が備えられてなく、標準入力の場合があります。その場合は極性がアンバランスになりますので注意して下さい。
  • 標準入力でもTRSでバランス入力できるミキサーもあります。詳しくは使用しているミキサーの詳細を参考にして下さい。



キャリブレーション

  • キャリブレーションとはミキサーへ入力した各機材の最大出力レベルを統一したり、どんな機材を入力しても適格なレベルで入力されるように入力レベルを整頓する作業のことです。
  • つまり違う機材や違うメディアで入力しても同じ値フェーダーを上げれば同じレベルで出力されるようにするということです。(本来はトラックレコーダーのメンテンナンスやオープンリールのレベルチェックなどに行います。)

  • 上記の様なMDが聴けるという点ではなんら変わりない機材でも用途(仕様)が違うためにミキサーに入力した際、同じソースでも入力レベルに誤差が生じてしまいます。(MD・CDシステムはラインアウトから出力し、チャンネルフェーダーのゲインは統一したと想定。)
  • この場合はMDデッキの方が確実に大きいはずです。その場合は各入力フェーダーを同じ位置に設定し、聴きなれたソースを流してメーター又は自分の耳で各機材のレベルの誤差をチャンネルフェーダーのゲインを使い統一して下さい。
  • 信号音で合わせる場合(0dB1kHzなどの信号音が用意できる場合に限ります。)
  1. まずミキサーと入力機材だけを孤立させて下さい。(スピーカーから音が出なくなるようにして下さい。)
  2. 次に入力チャンネルフェーダーの音質をフラットにし、フェーダーのメモリを八分目に設定(メモリの線が一番太い所)して下さい。
  3. 信号音を流し、同じdB数にゲインを使いメーターを合わせて下さい。



音響用語

アウトプット(OUTPUT) 出力の意味。
アンプ(Amp) 音を増幅する機械。アンプリファイア(Amplifier)の略。
イコライザー(Equaliser) 音の周波数を調節する機械。ホールの周波数の特性をフラットにしたりハウジングマシーンとして使用する。
インサート(Insert) インサーション・ケーブルを使用し、各チャンネルごとにエフェクトをかけるためのTRSフォーンジャックのこと。
インターフェイス(InterFace) 機器と機器をつなぐ接点のこと。
インピーダンス(Impedance) 交流電流における電気の流れにくさ。抵抗。単位はオームΩ。
インプット(INPUT) 入力の意味。
ウーファー(Woofer) 低音用スピーカーのこと。通常ここに流れる出力は回路を通し、低域だけの周波数が送られる。ウーハー。
エコー(Echo) 残響のこと。リバーブともいう。
エフェクト(Effect) 「効果」という意味。「〜をかける」などと言う。
エンクロージャー(Enclosure) スピーカーボックスを囲むこと。包囲の意味。
オス インターフェイスの凸のこと。プラグ。
オールレンジ(All Range) 全周波数を再生するスピーカー。ウーファーとツィーターに分かれていないスピーカーのこと。
カット(Cut) 音を下げること。
キャノン(Cannon) XLR端子。安定性、保持性にすぐれたコネクターのこと。通常、極性はすべてバランス。記号はXLA-3-11C・XLR-3-11C・XLR-3-31(壁付け)相当がメス。XLA-3-12C・XLR-3-12C・XLR-3-32(壁付け)相当がオス。「相当」と表記されるのは型が固定されていないからである。
キャリブレーション(Calibration) 純音などをながし、VUメーターを合わせること。
グランド(Grand) アースの別名。シールドとも言う。ちなみに+はホット、−はコールドと言う。
グループ(Group) オグジュリアリー(AUX)より上位の出力。ステレオ出力よりは下位。
ゲイン(Gain) 入力信号を調整するフェーダー。トリムともいう。整頓するという意味。
コンソール(Console) 調整卓のこと。
シグナル(Signal) 信号の意味。ここでは音が出た時、点灯するランプのこと。
ショート(Short) 電極の両端が触れること。
ジャック(Jack) インターフェイスの凹のこと。メス。
スコーカー(Squeaker) 中音用スピーカーのこと。通常ここに流れる出力は回路を通し、中域だけの周波数が送られる。ミッドレンジともよばれる。
スピーカー(Speaker) 音が出るコーンのこと。又はその箱。
ソース(Source) 「源」の意味。音源。
ツィーター(Tweeter) 高音用スピーカーのこと。通常ここに流れる出力は回路を通し、高域だけの周波数が送られる。トゥイーター。
トラック(Track) 音が独立して出る数。チャンネルともいう。
トリム(Trim) 入力信号を調整するフェーダー。ゲインともいう。
トレブル(Treble) 2KHz〜20KHzまでの音域の事。
トーン(Tone) 音の調子。
ノイズ(Noise) 雑音のこと。ハム音なども含む。
ハイ(High) 2KHz〜20KHzまでの音域の事。
ハウリング(Howling) 音がマイクとスピーカーをループすること(マイク使用中「キーン」と音がするアレ)。マイクに限らずボリューム上げ過ぎた時に起こる耳触りな現象。
バス(Bass) 20Hz〜250Hzまでの音域の事。
バスレフ(Bass-Reflection) スピーカーのエンクロージャー方式。密閉せず低音を穴から逃がして音の相違を作り出し、低音を増やす方式。
パッド(Pad) 入力信号を−20dBから−30dB減少させるスイッチのこと。メーカーにより様々。
バッフル(Baffle) スピーカーボックスの前面のこと。
バランス(Balance) グランドが接続されている端子のこと。平衡。−とグランドの統一はアンバランスと言う。
パン(Pan) 音を左右にふること。又はそのつまみ。
パワード(Power) パワード〜は主にアンプを装備した機器を指す。
標準 標準プラグ、又はジャックのこと。6(6.35mm)φホン・プラグ、標準プラグ、1/4"プラグ(0.25inch)とよばれる。一般的なラインイン/アウトI/O端子。ステレオ出力にモノラルを使用するとショートするので注意。
ピン(Pin) RCAピン・プラグ、又はジャックのこと。主に小容量の伝達に使われる。一般的なオーディオ用ラインイン/アウト(I/O)端子。白はL、赤はR、黄は映像としてプラグの色で用途が識別される。しかし構造は変わらないので必ずしもその色でなければならないという事はない。例外として黄色は使用に向かない場合がある。
ピーク(Peak) 音量の限界。
フェーダー(Fader) 音量を変えるつまみのこと。形式は様々。抵抗変換器。
フォンプラグ・ジャック 標準6mmプラグ・ジャックのこと。ホーン。フォーン。ホン。いずれもPHONEのこと。まぎわらしい。
ブースト(Boost) 音を上げること。
プラグ(Plug) インターフェイスの凸のこと。オス。
プロセニアム(Proscenium) 客席からみて舞台が囲まれている縁(額)のこと。その上部についているスピーカーをプロセニアム・スピーカーといいます。
マイク(Microphone) 拡声器のこと。たたくのは御法度。
マスター(Master) 「主」の意味。源。ソースなどのこと。
ミッド(Middle) 250Hz〜2KHzまでの音域の事。
ミッドレンジ(Middle-Range) 中音用スピーカーのこと。通常ここに流れる出力は回路を通し、中域だけの周波数が送られる。ツィーターともよばれる。
ミキサー(Mixer) 音をミックスする機械。
メス インターフェイスの凹のこと。ジャック。
メディア(Media) テープ・MD・CD・DAT・MDDATA・LP・EP・などのこと。媒介。
モニター(Monitor) 卓、又は演奏者が聴くスピーカー、ヘッドホンのこと。
リターン(Return) 音を一度出し、エフェクトなどをかけてから戻すため用のインターフェイス名。
リバーブ(Reverb) 残響のこと。エコーともいう。
レベル(Level) 音の大きさ。ボリュームともいう。
ロウ(Low) 20Hz〜250Hzまでの音域の事。
ATT アッテネーター(Attenuetor)の略。フェーダー。抵抗変換器。
AUX オグジュリアリー(Auxiliary)の略。補助出力のこと。サブ。ポスト。
dB(デシベル) 音の大きさの単位。機械の規準としての場合と通常人が聴く音圧の場合の二種類がある。
EFF エフェクトの略表示。
Hz(ヘルツ) 音の周波数の単位。
JASRAC 日本音楽著作権協会のこと。
OFC オキシゲンフリーカッパー(OxygenFreeCopper)の略。無酸素銅線のこと。伝導率が良い。
OL オーバーロードの略表示。
PA パブリックアドレス(PublicAddress)の略、卓のこと。こことの連絡は必要不可欠。
RTN リターンの略表示。
ST ステレオの略表示。
TRS TRSフォーン。標準プラグ、又はジャックがチップ、リング、スリーブを備えたという意味。
VUメーター ボリュームユニットメーター(VolumUnit)の略。出入力音量を表示するメーターのこと。
XLR キャノンの別名。XLR端子。
MIDI(ミディ) ミュージカルインストゥルメントデジタルインターフェイス(MusicalInstrumentDigitalInterface)の略。
110号(番) 業務用の標準プラグのこと。標準と互換性があるらしい。
  • 専門用語ですので変に語源を無視して一人歩きしている語句もあります。
  • 上記は高校演劇には全くといっていいほど必要ありませんが、機材購入や取り扱い説明書を読んだ時にオーディオマニアに負けないように記述したまでです。