リセットしました。
梅雨明けしたんだかしなかったんだか判らない今年の夏も終わりそうな今日この頃、皆さんいかが過ごしてますでしょうか??もう9月に入ってしまいました。

今年はザウスがなくなってしまったおかげで完全なるオフの年になりました。自転車という新しい趣味も出来たことで身体的にも気持ち的にも冬に向けてリセットできました。
で、04モデルのデリバリーもボツボツ始まったようだし、もうすぐ涼しくなるということで04シーズンにむけて、目標なんぞでも考えようかなと思い立ちキーボードを叩いています。

前回のこのコラムで”その先を見よう”なんてことを書きました。私にとって”その先”ってなんだろうと考えると、去年までとは大きく変わってしまった気がしています。理由は、春先に入院し、その後DIETと身体の鍛錬をしてきたので、技術的にどうこういうよりは、体力的に大幅アップした分が自分の滑りにどう影響する(活用できる)かな?ということです。

入院前の体重は88kgありはっきり言ってデブでした。まぁ長い板を撓ますには有利なんですけどね。ただ体重に見合っただけの体力があったかどうかは甚だ疑問です。今(これを書いている8月末現在)は72.5kgです。自分でもここまで絞れるとは思ってませんでした。というか、絞ってみて”いままで凄い重いものを背負っていたなぁ”という感じです。食事制限だけのDIETではなく、自転車のよるかなりの強度の運動を伴うDIETですので、体重は落としているけど、筋肉は増大している状況です。特に太腿と脹脛は太くなっているのが良くわかります。腹筋と背筋に関しても自転車に長い時間乗っていても苦痛ではなくなったので増大しているでしょう。たぶん。(入院直前、退院直後のデータを採取してないので数字では表現できませんが...)

変化した自分がどのように滑れるのかと言うのが一番の楽しみであり、不安な点です。筋力増強した分切れのある動きは出来ると思うのですが、体重が17%減少したので185cmの板が撓むのかという心配。軽くなった分滑走スピードが下がるはずなので少しはコントロールしやすい方に振れるかな?という淡い期待もしていますけど。私の感覚では、体重減少&筋力増強によって、前後左右の重心移動、リカバリーの潜在能力が向上しているはずだと考えています。どの筋肉がどんな動きにマッチするのかは良くわかりませんけど。それと自転車トレーニングによる心肺機能の向上も長時間ライディングにいい影響を与えるでしょう。たぶん....実は2年ほど前にも7kgくらいの絞りをやったときに身体の切れが大幅に向上したんですよね。そのときは今ほど運動しないで絞ったので筋力増大はたいした量ではなかったはずですが自分自身ではっきり認識できるほど切れがよくなりました。その後見事にリバウンドしてずるずると88kgまで肥大してしまったわけですが...とほほ。

技術的には、永遠の課題になってしまっているフロントサイドの不安定さを解決するべく精進するつもりです。昨年YONEXの板でガンガン突っ込んでいかなければだめだと言うことが痛いほどわかったのでね。04シーズンは軽くなった身体でどこまでできるか試してみようと思っています。どこが悪いかははっきり判っているつもりなんだけど、なかなか身体が動かなかったからなぁ。

と言うわけで、私の”その先”は身体の変化で滑りの変化を起こすことが出来るか!!ということになりますね。冬まで身体が逆向きに変化(リバウンド)しないように自転車に頑張って乗ろうと思います。

KEEP FUN RIDE!!

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