たたかう被爆者
みなさん
わたしのからだを見てください。 原爆さえ無かったら
こんな苦しみを
味わうことはなかったのです。
そのことを
国に認めてほしいのです。
みなさん
わたしといっしょに
たたかってください。
長崎原爆訴訟の原告・松谷英子
三歳の時、被爆した松谷さんは、原爆で飛んできた瓦で頭に傷を負い、右半身不自由な体となりました。厚生省に原爆症の認定を申請しましたが、国は原爆放射能に起因しないと認定を却下しました。松谷さんは訴訟を起こし、12年のたたかいの末、2000年7月最高裁で勝利しました。
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