2006.12.26
地獄めぐり 2日目

血の池地獄
鉄輪から亀の井バスに乗って血の池地獄へ。(片道180円)
地獄めぐり8か所のうち6か所は鉄輪にあるけれど、残り2か所は2キロあまり離れたところにある。

あいにくの雨だったためか湯煙が多くて水面がほとんど見えない。
天気がよければ、中央部分にお湯の吹き出し口が黒っぽく見えるらしい。

あまり鮮やかな赤には写っていないけど、赤っぽい粘土が混ざっていることが分かる。この粘土、皮膚病に効くらしい。血の池地獄の軟膏を売っていたが、千円以上と、値段が高かったので、買わなかった。

足湯
あいにくの雨で、屋根が付いていないので、誰も入っていなかった。

足湯につかった自分の足
雨の中、性懲りもなく浸かってみました。
お湯が赤く濁っているため、足が不鮮明。
底の黒い部分は丸い砂利石があるので、上を踏むと足裏マッサージになります。
竜巻地獄

血の池地獄のとなりに竜巻地獄。
30分から40分おきに、ここでは温泉水が噴水のように吹き上がるらしい。
ちょうど行ったときに切符を切る人から、今吹き上がっているので急ぐように、と言われ、ちょうど吹き上がっているところに遭遇。ビデオにおさめた後、カメラを出したとたんに噴出が終わってしまった。

噴出が終わってしまったところ。
高温の温泉水が上がってきて、気圧が変化して、お湯が吹き上がるらしい。
説明の看板があったけど、仕組みはイマイチ理解できなかった。
おまけ

昼食のだんご汁  650円
3回目の「だんご汁」だが、今日のが一番おいしかったような気がする。
血の池地獄のあたりで昼食をとろうと思って出かけたものの、血の池地獄のあたりは食事ができそうな店は見あたらなかったので、結局、鉄輪までもどって宿の近くの小さな食堂で食べた。

鉄輪にある地獄には、動物がいたり、ワニがいたり、魚がいたり、それなりに地獄以外の見物を作ってあったけど、血の池地獄と竜巻地獄は入ってすぐに見物終了となってしまって、あっという間に見るものがなくなってしまった。

鉄輪から血の池地獄入り口まで、バス代は片道180円。
1000円のバスカードを買って、ちょっと得した気分。このバスカード、広島と同じシステムのように見えた。でも、バスカードのデザインは味も素っ気もないものだった。

旅館にある炊事施設
左が調理台で、写真より左に流し台、そのまた左にはガスコンロがある。右側や奥に並んでいるのが地獄釜(右の写真)。
調理器具や食器は無料で貸してもらえる。
これは1階の炊事場で、2階にも同じような炊事場がある。

ふたを開けた地獄釜
皿に載せた魚を地獄蒸しにしているところ

かまどの底から上ってくる熱い湯煙によって調理する。
食材によってザルを使ったり鍋や皿や釜を使ったりする。
今日は午前中「魚屋さんですよ〜」の声につられて玄関へ行ってみると、旅館の前に魚を積んだトラックが横着けになっていて、地獄蒸しをしたらおいしい魚ということでハゲを買った。これを皿に載せて、その皿をすのこに載せて蒸し、ポン酢で食べた。