決してこの釣りの王道を歩いてきたとは言えない、と胸を張って言えます (^^)。第一に金がなかった、ってのと(ほんとこの釣りはお金がかかると思う。 まぁ大抵の趣味はそうだけど)堪え性、集中力の欠如、ってその辺の問題があっ たから(^^)。

 そう言う意味で王道よりもどちらかと言えば裏道を多く 歩いてきたような気がします。ハイテクに対するローテク。王道は雑誌とかにま かせて、ローテクを究めるのは・・・それはちょっと情けないので(^^)、究めな いまでも酒の肴になる程度に研究・開発・考察していこうかと。

 あくまで裏道です。決して裏技とかではないです。技とも呼べないような レベルを目指して(^^)。


しょぼい奴ら

お店

魚の脳味噌

キャッチ・アンド・リリース(説得編)

オモリ

フライの現場調達

番外・禁漁期の釣り(違法編)

エッグ

観察

嘘みたいな嘘

先行者(嫌がらせ編)

雨男

アブ

車中泊


 しょぼい奴ら

 釣りに行って腹が立つ時は色々あるけれど、一番腹が立つのってやっぱり道具が壊れた時。それが長年使っていてのだったら「仕方ないな。君は十分働いてくれたよ。合掌」ので別に良いのだけど、買ったばかりのだったりするとカツンとこめかみのあたりに来る。

 歩く釣りは、基本的に重いのが嫌だから必要なものだけを身に付けて行くのが普通だと思う。だからどんなものでも壊れると結構困る。フライパッチ(某F社製)ですら、ピンの部分が壊れてベストに付けられなくなったときは困った。交換するフライをはてさてどうしよう? と。ピンで言えばピンオンリール。これって何処のメーカーのも針の部分が弱いと思う。何かの弾みにベストを破んないようになのかは知らないけど、釣り場じゃベスト破ってくれた方が無くなるよりマシと思うのは僕だけ? ベストは後で縫って直せるけど、某クリッパーが無くなるといきなり不便だもんね。そう言えば某クリッパーも一度根元で割れて外れた時があったなー。まぁピンオンリールは今は某シムスのベスト使ってるから関係ないけど(^^;)。でも某クリッパーの予備は持って歩ってたりする。やれやれ。

 フレキシブルライトの類も結構しょぼいのが多いと思う。今まで何個買ったことか(^^;)。アームの部分が折れたもの、ライトの部分がいつのまにか無くなっていた物、留め金の部分があっという間に緩くなるもの。うーむ。帰り道用のマグライトで夕暮れアイにティペットを通すのってかなり苦痛

 釣行記では何度も書いてるけれど、ウエーディングシューズも痛い目に遭ってる。使って3回目で紐が切れるとこっちもキレル。5回も履いていないくらいなのに底が一気に親指の付け根くらいまで剥がれた時はキレルより暗くなった。同様のトラブルが多発した為か、最近のは「マッケイ製法」(昔々某BE PAL、某OUT DOOR誌など読みまくっていた僕なんかはジーンとする単語(^^;))等で靴底丈夫です、ってのが増えたけれど、どうして最初からやらんかね? うーむ。

 細々と色んな道具を使う釣りだから、まぁ壊れるものは多いのだろうけど、希望を言えばいきなり壊れるのではなく、順を追って壊れて欲しいなー、と。そうすればこっちも「そろそろ交換かな?」と山奥でガビーンとなることが無くなるから。まぁ今の所は沢山の予備を車に積んだりベストの背中に持ってたりしてる僕。やれやれ。

 

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お店

 僕は、フライフィッシングをする上で一番最初に必要なのはプロショップとかフライの道具を売ってる店だと思っている。さすがに道具が揃わないとそれはフライフィッシングじゃないもんね。最初からロッドもリールも自分で作っちゃうもんねー、お蚕さんも自分で飼ってるからシルクでラインも、なんて情熱的な人とか、使うものは全てメーカーへ直に買いに行くもんね、なんてつわものは、まぁ別だけど。

 今まで一番衝撃を受けた釣具屋さんは、昔々高校生の頃、まだ今ほど汚れていなかった頃の事(^^;)、同級生だった中村氏と一緒に行った高校の近くの国道を少し入った所の某ショップ。
 自転車を店の前に停めていざ店内に入るとまぁ普通の品揃え。確か餌・ルアー・フライの三拍子を扱っていたような無いような。で、物色。店長と思われる人がレジにいたようないないような(あまりに昔のことで記憶が・・&その後に起こったことのインパクトが強すぎて・・・)。
 当時のお小遣いはフライフィッシングと言う趣味が要求するレベルに全然足りていなかった為、お店で物色しては「あー、これがあればもっと・・・」と夢を膨らませるのが一番の楽しみだったのでした(なんか思い出して切なくなってきた(^^;))。
 散々物色して二人満足して店を出て自転車に跨ろうとすると、突然店長らしいのが飛び出てきて、
 「おめーらなめてんのかー!」と。確かに舐める様見てたけれど、それはあくまで「様」であって、実際には勿論してない(^^;)。
 その後色々わめいていたような気はするけれど全然覚えていない。けれど、どうやら冷やかしの客であったことが気に入らなかったらしい。
 「わからねーことがあったら聞けってんだよー!」等など。
 うーむ。やれやれ。後に知ったけれど右○関係者であるらしいとかなんとか。

 まぁそういうのは特殊と言えば特殊だけれど、アクの強い店員はやっぱりいたりする。まぁ、そう言うのは相性もあると思うけれど。
 通勤途中にある、支店を沢山有する某ショップも、そう言う店員に変わってからあまり行かなくなってしまった。嫌なのは、声がデカイ、偉そう、押し付けがましい、客がいるのに平気でデカイ声でどう聞いても私用電話をしている、等など、坊主憎くけりゃ、てな感じ。やれやれ。少なくとも店にいて仕事中なら、扱っている商品の悪口をデカイ声で言うべきではないし、いくら親しい客だと言っても「××だっつーの」等の言葉を発するべきではないと僕は思う。の問題なんだけど。

 逆にコシの無い店員も嫌。とある先程のショップのより都市部よりの支店の店員。
 ウエーディングシューズを買いに行った僕。よさげなのを試し履きしながら、今使っているのを指差して、
 「こっちの方って壊れたりしる話はないの?」と、別に試すつもりは無かったのだけど好奇心から。
 「いえ。特にそんな話は聞いたことは無いですけれど」と店員。
 「今使ってるんだけど、ここの所が破れちゃったり、紐が切れやすかったりするんだけど?」
 「あっ、それはありますね。この間も・・・・」って、言われてから言うのは反則でしょう。それこそ販促。やれやれ。信用って金では買えないのねー、無くすのも一瞬だし、と勉強にはなるのだけれど。

 川に行く回数よりも釣具屋さんに行く回数の方が多いのが悲しい現実。出来れば品揃えの豊富な爽やかな店員さんがいる気持ちの良い店で、気分良く買い物をしたいものだ。こればっかりは何の技も無いところが、うーむ、なところ。

 

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魚の脳味噌

 すれっからしの魚を相手にサイトフィッシングをしてい て、自分では完全にマッチしていると思うフライを、なるべく細いティペットに 結び、フィールディングレーンに絶妙に流し、魚が案の定すっと浮いてき て・・・・・・ふっと見切られてしまうと、こいつってば、 かしこいなーと思ってしまう時があります。

 良く「すれて賢い魚」「頭の良い魚」とかあるけれど、よくよく考える と、僕は今まで魚の脳味噌を見たことがありません。そして、その脳の体積だけを考えると、人間よりも魚の方が頭が良いと言う事は なさそうな気がします。

 ただ単に、流れを見ながら食べられそうな物を物色している魚に気に入ら れなかっただけ、不審に思われただけの事で、「賢い」「頭 が良い」なんて思ってしまいます。つまり、フライに食いつかない魚が「頭が 良い」のではなく、実は食いつかない理由に気がつかないこちらが馬鹿なのでは? と(^^;)。

 では、なんでそんなこと思ってしまうかというと、思いっ切り擬人化してるんだよね。そしてそれもただの擬人化ではないような気 がします。

 前になんかの本で読んだ鉄砲撃ちの話。鉄砲撃ちは実 は獲物を撃った瞬間に自分も撃たれている、だからその目は澄んでいる、と言 うのがありました。読んだときはなるほどそうなのか、と思ったものだけれど、 後で自分にあてはめて考えると良く分かりました。

 になって釣り狂っていると、ふとふと自分が釣っているのではく、何かに釣られちゃってるような気になってし まうときがあります。何に? と言うのはまだ良く分からないのだけれど、そんな感覚があります。自分自身になのかもしれないし、もっと別のものなのか もしれないし。ただ、へぼ釣り師なので目は澄んでないんだけど(^^)。

 と、この自分自身と言うところを考えると、先ほどの擬人化の部分がしっくりきます。結局僕は魚を釣りながら無意識に魚(釣れた魚も、僕のフライを無視して目の前で悠々と泳ぎ続ける魚にも)に思いっ切り自分を映していたりします。

 浮き世の雑多なことから逃げるようにいそいそと釣り場にむかい、綺麗な空気を吸い、綺麗な流れを見ながら魚の姿を追い求めていると、いつの間にか思いっ切り無防備な精神状態になってます。そして色んな 事に素直になって、一瞬自分のことを考えたりして、その時魚を媒体として自分自身と向き合うようなことをしているような気がします。だから向き合った 魚は実は自分自身を投影してたもう一つの自分なんだな、と。

 C&R反対意見の「ただ魚をいたぶっているだけ」の意見に単純に賛成できなかったりするのもその辺にあるような気がします。釣った魚は、実はただの魚ではなくて自分自身なんだよね、だからいたぶってる意識はないんだ、なんて思っててもまぁそんなこと理解されそうにないので言 いません(^^;)。

 実は実はこの辺に釣りの面白さ、醍醐味があるような気がしてなりません。某有名小説家の、「釣り師は川に自分のを探しに来る」 なんて言葉も川や魚に自分を投影する事から考えると、僕なりにすんなり理解できます。

 まぁ話を元に戻すと、すれた魚に自分を投影することによって、さらにすれた魚を実際以上に賢い物と理解してしまって、はまってしまうのではないか? と。魚に騙すとか騙されるとかの概念があるのか? と。やっぱり魚は小さい脳味噌の生き物で、絶対的にったこちらの方が有利、 と考えれば案外簡単に釣れてしまうのではないかなー、なんて思りします。

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キャッチ・アン ド・リリース(説得編)

 この釣り(FF)を始めた頃、「フライフィッシングはC&Rが原則」み たいなのをどこぞのマスメディア擦り込まれたようです。あるいは 勘違いか。で、感心しました。

 しかし、福島県は郡山市の小汚い荒池(今はどうだか知らないけど)で鯉や鮒を釣っていた僕は、C&Rを普通にしていました。じゃ、なんでC&Rに感心したのかというと、「汚い荒池の魚=食えない」から、「渓流の魚=食べれる」が、食べられる魚を逃がすのってなんだか格好が良い、になっていたようです。

 釣った魚を現地で焚き火を起こし、そこで串刺しにした塩を振った魚を焼くの図なんかはアウトドアかぶれの当時の僕にはやっぱり 良いイメージでした。それをしないで、わざわざ釣った魚を逃がす、なんてのはある意味格好が良いと最初は格好から入ったのでした。

 しかし、残念な事に食べるも逃がすも先ずは釣れない・・・・(^^;)。そんなこんなしている内に一冊のFFの本にあいました。その本では美味しく頂いても良い、とありました。

 そんなこんなで最初に釣った一匹の小さい岩魚は美味しくいただいのでした(^^)。で、それからしばらくは、C&RとC&E(eat)の二本柱、つまり家族で食べる分だけ持ち帰り、あとは リリースと言った感じでした。

 しばらく良い型のを選んで食べたりしていてふとふと思ったことがあり ます。それは、思ったほど美味しくない、って事です。塩焼きしかり、ムニエルしかり。焚き火を囲んでの当初格好良いイメージは、何故か そんなつもりで出掛けると釣れない、って(^^)。

 美味いとか聞くけれど皆本当にそう思っているのだろうか? まで思う ようになりました。よく淡白で美味しい、なんてあるけれど、僕的には淡白で美味しい物なんか他にも沢山あると思うし、魚を食べるだけだったら鮭とかサンマとかホッケとかの方が数段美味しいし、食卓に上げるまでの手間もお金もそうかから無いと思います。

 良くC&R区間を渓流に作る際に、地元の人の「食する楽しみは?」の 部分から反対という意見を聞きますが、そんなに凄く楽しみなのかなー? と思ったりします。そりゃ人の好みの部分だけど、釣る楽しみに勝るのだろうか? と。勝らないのであれば、なるべくリリースして釣る楽しみを増やせばいいのに、と。

 結局魚がいいなくなってしまえば、養殖の魚を入れて(成魚放流の)それを釣って食べるようになってしまいます。そうなったら美味いも不味い も無いのではないかなー?

 僕はC&Rの説明をするのに良く「釣り貧乏」って言葉 を使います。これは、現代社会では空腹を満たすための手段ではなく、心を豊かにする楽しい遊び(のはずなんだけれど、どうも豊かになった気がしないのは気 のせい? まぁこれは置いておいて(^^))を、逆に自分の心を貧しく してしまうようなスタイルで楽しむ人を指しています。その先にある ロジックは、やっぱり資本主義で、経済効率です。それはそれで否定はしないけ れど、明らかな矛盾が生じます。効率を求めるのだったら釣り堀で、養殖場上がりの虹鱒を釣ってたら? となります。大体目隠しで養殖物と天然物を食べ比べ て言い当てられる人ってどのくらいいるのだろう?

 なんだか散文的になってきました。と、言うことでこのローテクのまとめ (^^)。

 最近の僕は、C&Rの説明として、今まで書いたようなことをつらつら と話しているけれど、そんなときたまに、僕の一番のローテクってもしかしてC &Rかもしれないな、と思うときがあります。僕がC&Rをしている一番の理由 は明日もまた魚を釣りたい、ってのだから(^^;)。

[2000/10/05]

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オモリ

 管理釣り場とか忍野とかでサイトフィッシングのニンフをしていると、二 つ気にかかることがあります。一つは、オモリに食いつく、てのと、マーカーに出るてことです。まぁどうでも良い事な のかも知れないけれども、なんとなく釣れる確率を二つ無駄に捨ててるような 気になってしまいます。単にそれを貧乏性として割り切って も良いのだけれど、なんとなくそこから何か得られないかな? って。

 マーカーの方は、トレーラーで問題解決の様な気がするので、まぁ置いておいて、ここではオモリについて。

 このオモリも各種あって、僕は粘土状のをメインに、たまにカミツブシを 使っています。粘土状のも、ノーマルと3倍沈むのの二種類を使い分けてます。 そして、そう言う目で見てみると、どの種類も随分食いつかれているように思 います。特に忍野とかではそう思います。

 ここまで目に付くと、針にそのままオモリをつけたらどうだろう? と思 うのが人情です(^^)。しかし、基本的に毛針は巻くもんだろ う、って概念がなかなか許してくれません(^^)。ワイヤと毛糸で作ったトラディ ショナルな名作フライもあるくらいだから、粘土状のオモリを「巻くように」 取りつけたら(勿論粘土状なだけに最後には一体になるんだけど(^^))? 接着じゃなくて、粘着だし、なんて事をすぐ思う自分を呆れるとともに褒めたく なります(^^;)。下巻きしてその上に粘土オモリをつけてリブみたいにスレッド を巻いたら? とかとか。

 と、言うことで、なんとかオモリそのものを使わずにその質感を出せない かなー、と色々試したのですが、まだ良い感じで出来ません。勿論結果も伴っ てないです。

 まぁなんにしても、このオモリの持つ魅力と言うのは解析してみる価値が あるな、なんて川面を見ながら真剣に考えている自分が可愛い (^^)。

[2000/03/31]

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フライの現場調達

 メジャーな川とか管理釣り場に行くと、案外色んなものが落ちてるものです。初めて忍野に行ったときなんかびっくりしました。マー カーからフライ、フライボックスその他小物類。貧乏性なせいか良く目に付き ます(^^)。

 特にフライには不自由しないなー、と思いました。ポイントの上に多いか ぶさるように伸びてる枝など宝の山です。取り方は簡単。太めのリーダーの先に大きめの針をつけて最初に枝を釣ります。で、手元に引き 寄せて目的のフライを取ります(^^)。

 人の作ったフライを使うってのも抵抗のあるところだけど、そこは天の邪鬼になってみると案外視野が広がったりします。流石にこれどうやって作った んだろー、みたいに感心することは無いけれど、おー、こんなフライ使ってる人がいるんだー、って。例えば僕の人指し指の第二関節分くらいのニンフなんか、やっぱりびっくりしました。貧乏性の僕にはこんなにダビングできないなー、と感心したのでした。それもヒゲナガとかのじゃ無くて、G.R.ヘアズイヤがそのまま巨大になったようなもの。 でも案の定釣れました(^^)。

 あと、案外地面とかにそのまま落ちているものあります。それも新品。 日曜日の朝など発見する確率大です。多分昨晩落としたもの でしょう。そう言えば僕もイブニングの時とか良く落としちゃうもんね。

 そう言う風にして手に入れたフライを使うときは、大抵錆びているのでポイントをちゃんとシャープナーで研いでからにしましょう。 あとアイの部分が朽ちかけているものはパスした方が賢明です。荒れたアイは ティペットの切れる原因だし、大きいのかけたとき案外簡単に折れるものです。

 そんなんでふとふと思ったら、高枝切り鋏などよさそうです。でも枝切っちゃうのも一種の自然破壊だろうなー、なんて考えると似非ナチュラ リストの僕としては、うーん、となっちゃうんだけど(^^)。

 川ばかり見てないで、足元も見てみると別な世界があるのだなー、と勉強 になったりして。

[2000/01/11]

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番外・禁漁期 の釣り(違法編)

 よそはあんまり知らないけれど、少なくとも僕の行く川には禁漁期間があります。これは魚の保護とかの他に、こちらの心の平穏、お休みとかの意味で捉えると合理的なような気がします。

 でも、とてもとてものめり込んでいるとき、やっぱりそんな時でも渓流に行ってフライを流してみたくなるものです。

 今でこそ管理釣り場の釣りもメジャーになって、渓流のFF専用区も珍しくなくなったけれど、昔は、それも地方ではそんなの夢のまた夢でした。

 耐え難い欲求があって、それでも法律で禁止されている 場合、道は二つです。一つはきちんと守っておとなしくしてるか、禁を破って欲求を満たすか。

 今までどうしても我慢できなくて2回ほど禁漁期に竿を持って川に行ったことがあります。勿論釣る気で。すっかり煩悩に負けてるの図です(^^;)。

 思い起こすと、あれは大学生の頃でした。

 一回目。春先でした。冬枯れの田んぼのちょこっと目に付かない畔道に車 を止めました。なんとなくこそこそしてしまうものなのね。で、こそこそ急い でがたたって、準備しているうちにロッドのティップを折ってしまって撤収(^^;)。もちろん竿なんて一本しか持ってませんでした。

 二回目(一回目で懲りないところが僕らしいと思う(^^))。同じく春先。 前回の反省を元に堂々と準備して、いざ出陣。おっと車の鍵は??  .......あれ? ....あれ?? 車の中?? ....さっきロックして閉めちゃったよ.......。

 がびーん。と思っているのも束の間、が降ってきました。それは見る見る吹雪に変わりました。

 僕は横殴りの冷たい風と雪を顔に受けながら電話のあるところまで、30 分くらい歩いて家に電話して、家にいた母様に車でスペアキーを持ってくるように頼んで、道沿いでその後40分くらい立ちすくんでいたのでした。雪は次第に強くなるばかり......。

 って事で、いけないことはいけないのだな、って教訓でした。自分に恥ず かしいことをすると自分に返ってくる、って単純にして明解な理論です。守るべきことは守る。いやー、勉強になったなー(^^)。以来一度もしてないです。

 でも、あの時帰りに食べた蕎麦は美味しかったなー(^^)。

 ってことで、今ではそんな煩悩は、車で1時間ちょっとの管理釣り場で昇 華させているのでした。で、お金が不安になったら、フライングなど考えずに しっかり充電しましょう。キャスティングでもタメは重要だ し(^^)。

[2000/01/10]

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エッグ:

 釣り方の所で少し触れましたが、ここではもうちょっと突っ込んで(^^)。

 そもそも、なんでそんなにこだわるかと言うと、なんてこと無い、釣れるからです。大抵の管理釣り場で面白いように釣れます。 そこがルアーとかとの雑居の釣り場でも遜色無く釣れます。イクラより釣れる んじゃねーか? と思うことも沢山あります。

 で、なんで反則視されるかと考えると、やっぱりFF らしくない、と言うことになるのではないかと思います。そ の時ハッチしている虫に似せたフライで釣る、と言う単純にして難しい部分を なんとなく踏みにじるような部分。登山に例えると、こつこつ山を登る人を尻目にロープウェイで頂上まで行って、眺めを見てしまうような部分になんとな く反発を感じてしまうのではないかと思います。

 と言う僕も一瞬そう思ったこともあります。でも、生来の天の邪鬼が簡単に封印させてくれませんでした(^^)。

 その昔、って言うか今でも一部ではFFは格好だけの釣れない釣りみたい な言われようの部分があります。地元での釣りでも餌釣り師から「なんでそんな釣り方してんの?」みたいなこと言われたりして(^^)。理屈では餌釣りと同 じように(ミッジの釣りではそれ以上に)釣れるはずなのに腕がないため釣れないと、やっぱりめげます

 そんな僕にFFは釣れる釣りだ、と確固たる自信をもたらしたのはエッグのような気がします。FF始めたばかりの人でもエッグだと釣れる確率が大です。特に管理釣り場だと釣れない気がしません。

 真剣にエッグと向き合うようになったのは、忍野に行くようになってからです。

 最初に思ったのは、もっと深く、でした。あそこの厚い流れの底まで流すのは、もともと抵抗の大きいエッグではなかなか難しいことでした。かと言って小さくしたのでは、醍醐味であるサイト・フィッシングが楽しめません(釣れることには変わりないけど)。そこで、ウェイトを巻き込んだり、エッグ・ヤーンをダビングして見たりしました。

 そんな風にあれこれ改良改悪しているうちに、オリジナルの良さが見えてくるものです。エッグの場合はテクニックもです。これほど 水面下で見えるフライも無いのではないかと思ったりします。だから水中での ものの流れ方、ドラックのかかり方など大変参考になりました。

 ちなみに僕は、水面下を釣るときはどんなときでもマーカーをつけます。一番多いのは粘土状のオレンジ色の奴です。決してあたりのためだけじゃなくて、支点としてドラッグフリーで上手いこと流せるように、って意味で。そして、なるべく餌釣り風アウトリガーにならないように気 をつけてます。せめて振り子投げしないように(^^)。

 で、今はというと、たまには使うけれど、ここ一番大物を水底で勝負、っ て時にはゾンカーを結んでます。理由は、エッグは沢山使う人がいるからスレてるかもしれないってのと、ウェイトを巻いても不格好にな らない、ってのと、妙なふわふわ感が好きだから、そしてやっぱり釣れるから です(^^)。

 例えばFFに関する流派でも、ライズしてない魚にフライを投げるのは反 則だ、みたいに言うのもある位に個人のルールは沢山あります。そんな中色ん な可能性、合理性を見つけて行く楽しみがあるからこの釣りが未だに発見だら けの釣りとして、想像力をかき立てる釣りとしてあるんじゃないのかな、と思っ たりします。その切り口としてのエッグはとても興味深いも のがあります。

 そしてその先に自分のルールを見つけられれば、それが満足感、 楽しみに変わってくるのではないかと思います。

[2000/01/05]

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観察:

 やっぱり上手い人は沢山観察してます。ある意味無意識でしてるのかもし れません。その目は体はライズフォームを、流下する虫を、飛んでる虫を、気 温を、水温をどれも逃さないように鋭く見て感じています。そしてそれらの情 報をちゃんと組み立てて戦略を立ててるだろうと思います(勿論そんな境地は 程遠いので、あくまで想像)。でも、一を聞いて十忘れてしまうような僕には、 そう言う生兵法はやっぱり怪我の元だったりします(^^)。まぁ実際怪我はしな いけど、はまります。

 で、僕の観察。

 先ずビール(^^)。無いときはその他ドリンク。あと煙草。

 基本は座ることです。出来れば腰かけられる何かあると良いです。地面だ とズボンが汚れるから(^^)。立ってるのとは違う目線で川を 見れます。そうすると今まで見えなかったものが見えたりします(子供の目線 で見えるお姉さんのパンツが大人の目線では見えないのと似てる)。あと、立っ てると、どうしても竿を振りたくなるし。実は無駄に竿を振っても疲れるだけ だ、ってのをすっかり忘れてるんだよね。

 で、これから重要なのは、先ほどのビールと煙草。ビール飲んで気持ちよ くなって、煙草吸ってリラックスして熱くなっていたものをどっかへ放り出し ます。真理を見ようとしては見えないタイプの僕のような人間は、そんなこと は放っておいて、見ないようにしてぼーっとしてればその欠片くらい見れたり するかも、って思っています。無駄な努力は休むに似たり、って。

 少なくともそうしていればまぁ心の休日が来て、例え釣れなくてもなんとなく当初の目的を達したような気になったり出来るものです。出来なかったら、まぁそんな日もあるさ、と諦めて枕を抱いて寝るとか(^^)。

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嘘みたいな嘘:

 関東近辺の魚、特に年越しものはやっぱりすれすれです。そんなの相手に してると、なんだよ、渋谷あたりのねーちゃんの方がかかるんじゃねーか、な んてマスコミにすっかり毒されてる僕は思ったりするんだけど、やっぱり目的 は魚な訳で、じゃ、それをどうやって釣ろうか? って。

 勿論王道は、マッチング・ザ・ハッチ(もしくはベイト)だろうと思いま す。でも、例えばどうやら#22以下のを捕食していて、同じようなサイズを 流しても駄目で、もうワンサイズ下げても駄目なときは? よりリアルな、ってのはやっぱり王道です。

 僕はそんなときは思い切って大きなのを投げてみます。 #12とか。案外食べたりするんだよね。勉強ばかりしてたのがどこかで簡単に道を踏み外してしまうようなものかな、と思ったりするけど。

 ちなみに、どうやらティペットを嫌がってるらしい奴に思い切って太いの を試しても駄目でした(^^)。

 そう言えば渓流の魚に試したことは無いけど、ブラックバスで実績のあるやり方。フライを思いっ切りバスにぶつけるってのをやって ました。まぁやってみると案外難しいんだけど(ティペットがあるから)、上手いことぶつけられればかなりの確率で食ってきます。「このやろ」って感じ なんだろうね。

 まぁ、すれすれ君に色々試したり観察したりしました。リアル・イミテー ト路線を走ったこともあったけれど、こちらの意図に反して、そうしようとす ればするほどなんとなく嘘っぽくなったりしました(この辺が僕の実力)。で、下手な僕は、下手な嘘をつくよりはどこから見ても嘘みたいな嘘 をついてみようと(^^)。人間社会でも未だに上手そうな話に飛びつく やつがいるんだから(ちなみに僕は本当に美味しい話にも飛びつけない臆病者)、 案外効くかも、って。

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先行者(嫌がらせ編):

 少なくとも川で釣りをする限りはこの「先行者」の存在を無視するのは難 しいです。特に源流部に行けば行くほど。

 下流の少し開けた川であればまだ楽です。川の流心近くは人もあまり入ら ず場荒れも少ないです。例え少しくらい荒れててもそんな場合だと、先行者が いても成魚放流のがでてきてくれたりします。

 では源流部まで行って(例えばふもとから悪路を車で2時間近く走っての川)先行者がいたらどうするか? 良く知らない川だったら僕はあきらめます。 知ってる川でショートカット出来るのであれば、自分の釣り欲と先行者の釣り方を考慮して秤にかけてショートカットしたりします。特に 先行者の釣り方が餌釣りだったりするとショートカットしたくなります。なん となく「釣りきられてしまう」みたいな思いがあったのね。最近は知ってる川 にあまり行かないのと、そこまでして、って部分でしなくなったけど。

 そう言えば過去にこんなことが何度かありました。まだ暗いうちから河原 に立って途中で買った缶コーヒーなど飲みながら煙草を吸って明るくなるのを待っていたら、後ろで足音。ふっと振り向くと、人影が。向こうも気がついた らしくそそくさと何処かへ行ってしまいました。で、明るくなって釣り始める と、ちょこっと上に先ほどの人影の人物が。やれやれ。

 もう一つ。河原に立ってロッドにラインを通していると、「こんにちはー」 と低い声で全然誠意の響きのない挨拶をして餌釣りの人が脇を上流に向けて擦 り抜けていきました。唖然と見送ると、なんと彼は歩きながら竿に糸を縛りな がら歩いていました。仕掛けを家で作ってきての振り出し竿の餌釣りでは簡単に出来そうです、って感心してる場合じゃなくて、「挨拶すればいいっ てもんじゃねーだろー!」と、怒ってみても、その場で口論してみて も面白くもなんともないです。

 そんなとき、僕の車の後ろに止められた、僕の車よりボンネットの熱くなっ た多分その彼のであろう車のタイヤにバックのホールディングハンターを突き立てたくなるけど、まぁそんなことしても不毛なだけです。

 どうしても納得できずに不毛なことをしたい欲求を押さえられないのであれば、法に触れないと言うことで、意地になってショートカット してここは釣りはあきらめてじゃぶじゃぶ流心を歩いて場荒れさせま しょう(書いてて思うけど、ほんと不毛です(^^))。

 もっと建設的に不毛なことをしたい人は、その人の後10mくらいをぴったりと追う様に釣り歩くと言う手もあります。相手の釣ってるところを見てる だけに、漫然と先行者がいるなー、って状況より釣れる確率は高いです。大体2〜3人の友達同士で釣ってるときはそんなのが当たり前だしね。

 で、その状況で釣ると相手に無言のプレッシャーを与え ることが出来ます。実際自分の釣った後に友達に釣られたりするととても悔し いです。それが見ず知らずの人間だったらかなりダメージを受けます。それに 餌釣りの人はフライ・フィッシングに格好ばっかりの「釣れない釣り」みたい な思いを抱いてる人が多くて(一昔前の、特に田舎の方だと)、自分が流したところで釣れなくて、その後でフライで釣ったりするとそのプレッシャーたる は絶大なものとなるでしょう。

 この場合絶対に相手を追い抜いては行けません。例え相手が仕掛けを作り 直しているときでも。例え自分が釣れてなくても。逆にそんなときこそ余裕を持って休みましょう。煙草を一服するもよし、自然を観察するもよし。でも、なるべくならこのチャンスに相手をちらっと見て目を合わせ ましょう(ふーん、って感じで)。これが駄目押しです(^^)。

 これを渓流釣りスリップストリームと勝手に名付けてい ます(^^)。

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雨男:

 僕はやや雨男です。弟は自他ともに認める雨男 です。ちなみに思うのだけど、雨男の正確な定義って、多分その人が 出かけると雨になる、ってのだと思うけど、本当は雨の日に活動したくなるタ イプの人なんじゃないか、って思います。じゃないとこんなに沢山人がいるの に説明つかないもんね(^^)。だから雨男は湿度とか気圧の変化に敏感で、その バイオリズムが雨に向かって高まるタイプの人? とかとか(^^)。

 まぁどうしてそうなのか、等などの考察はもっと歳取ってから考えるテー マとしてとっておいて、とりあえず雨男、やや雨男の楽しみ方(^^)。

 先ず、雨を楽しむようにしましょう。雨=嫌なもの、ってのを心の中で少 しだけ天の邪鬼になって変えてみましょう。見方を多少変えるだけで随分楽し くなるはずです。そんなタイトルの映画のワンシーンでも思い出してみて、ス キップ、は流石にはずかしいので心の中で(^^)。で、心の中だけ変えてみて、 現実の雨に打たれてやっぱりブルーになってしまう人は、思い切って使いたく なる程度の高いレインウェアを購入しましょう。長靴と傘を 買ってもらった幼稚園の子供のように雨が待ちどうしくなったらもうけもの。 この場合性能は多少無視しても構いません。なにしても濡れるときは濡れる、っ てのが今までの雨具の教訓です。

 で、その次に大切なのは、雨でも、雨が降りそうでも釣りに出かけること です。良く餌釣りの世界では雨降り前とか食いが立つと言う ように、もしかしたら普段出来ないようないい釣りが出来るかもしれません。 まぁ出来ないと思った方が心は楽なんだけど(^^)。期待しない方がよい結果を招くのはパチンコも釣りも一緒です。

 川を選ぶもの大切です。少々の雨でも濁らない川ってやっぱりあります。 一般に広葉樹林に囲まれた川は濁りづらいです。そんな川を幾つか知っていると河原で唖然としなくて済みます。

 さて実釣。水がささ濁りでいかにもルースニングで出そうなときは、そっちでやります。これは簡単。もともと沈める毛針が濡れたところであんまり気 にしません。あとは教科書通り。気も楽に釣りが出来るはずです。

 どうやらドライで行けそうなときの僕は、先ずティペットに毛針を結ぶ前 にフロータントの処理をします。これは、濡れた手で毛針が水になじみやすく なってしまうのを防ぐため。この場合CDCは遠慮して例えばラムズウールの パラシュートとかを選びます。

 毛針を箱から出すときも、なるべくうつむかずに手早く選んですぐに箱を 閉じるようにします。どうしてもうつむくと帽子の雨が垂れて、毛針が全部濡 れてしまう、と言うのがあるからです。うつむく前に帽子のつばの部分の水滴 を手で払う、って手もあります。

 なるべく使わないであろう道具も置いていった方がいいです。例えばティ ペットとか濡れると劣化が早いそうなので、使わないのは置いていった方が賢明です。帰った後の後始末も楽になるし。

 あと、雨の日だからと釣り場に持っていくものの一つに手ぬぐい(良く会社名とか入って配られたりするもの)があります。これはあちこち適当に拭く のに便利です。

 幾つか実践的なことを書いちゃったけど、最初に書いた通り一番大切なの は、やっぱり雨を楽しむことだと思います。やや雨男(僕) と雨男(弟)で一緒に雨の中釣りしてるとき、「しんどいなー」なんてお互い言い合っても、何故かお互いの顔は緩んでます(^^)。雨に煙る風景の中、馬鹿な男が竿を振る、このへんが雨の釣りの醍醐味じゃないかと 思います。


追加(12/26’99):

  醍醐味だからと言って危険なことは止めましょう。私はしんどいことは 勧めても(^^)、危険なことは勧めてません。自分でするつもりもさらさらあり ません。だって怖いし。安全そうに見えても危険なことは沢山あります。特に雨はそんな可能性も十分あります。

 最低でもアウトドアの常識を十分知ってから釣りに行きましょう。例え晴 れていても。

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アブ

 アブ地獄って知ってる?? 僕は知ってます。あれがそうだと言い切りた いです。逆にそれ以上があれば行ってみたいとも思ってます。

 あれは’97年の山形。とある川。大学の頃さんざん道に迷った挙げ句暑 さで疲れて決めたなんてこと無い川で、友達が40cmの岩魚 を上げました。彼はルアーだったのだけれど、当時釣れない釣りを続 けていた我々FF組はすっかり落ち込みました。その後その川にはたどり着けずにいたのだけれど、その時はやはり迷って運良くたどり着きました(^^)。

 同じように暑い日でした。そこまでその辺の川ではずし続けていた僕と弟 はにわかに活気づきました。で、その40cmが上がった堰堤の落ち込みは入渓がきつそうなので、堰堤の上に入ることにしました。何処も切り立っていて しんどそうなので、藪の薄そうなところを思い切って降りてみました。傾斜+藪でしんどかったのだけれど、どうにかバックウォーターに辿り着きました。 その時までは、人の歩いた後がないので我々はさらに期待していたのでした。

 が、いきなり爆音。あぶ・アブ・虻。今まで見たことも ない数のアブ。思考は一気に混乱の渦の中へ。動けば動くほどそれまで休んで いたらしいアブ達を目覚めさせて行きます。こちらも止まっていると刺される と思ってるので、とにかく動きます。悪循環。

 結局二人で一目散に再び戻ったのでした。下るときはいなかったはずの奴 等は何故か登るときも纏わり付いてきました。僕は途中で長年使ったリールを 落としてしまいました(^^;)。ケチな僕がとても拾いに戻る気にはならなかった、ってあたりでその凄さを想像してくだ さい。

 そこまで酷くなくとも東北の夏場の釣りではやっぱりアブは釣りの邪魔になります。実家の郡山の川でもそうでした。その時煙草で追い払えないか? って思って幾つか試したのだけれど、某スピーク×ー×のC Mで有名なののマイルドが一番良かったです。

 奴等はハッカの匂いが嫌いらしいです。だからハッカのスプレーを購入して使ってみました。煙草に一吹きでメンソールにも早変わり、っ て二倍美味しい奴(^^)。アブの音がしたとき喜んでうなじのあたりにスプレー。 最初「わー、×××シップみたい」だったのが、「ひゃー」に変わりました。 ひりひりと痛くなりました(^^)。ってことで、これは失敗。

 何かの雑誌には奴等はどうやらオニヤンマが嫌いらしく、 ストローを黒と黄色で塗ったのをぶら下げておくと良い、け ど邪魔(^^)、って記事を読んだけど、例えば竿のバットのあたりをそんなにし たら? とか、指を軍人さんが良く使うような塗料でそんな色に塗ったら?  とか考えています。この辺はまだ実際にはまだ試してないんだけどね(^^)。

 ところで、どうしてそんなにアブがいるのか? って疑問は何時も持ってま す。昔からなのかなー??

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車中泊

 お金の無いときとか、テント張る予定だったけれど雨になってしまったと か、宿が見つからなかったときとか、まぁ理由はいろいろだけれど、車中泊を何度かしました。

 僕は基本的に車中泊が嫌いです。一番大きな理由は、僕は俯せでないとちゃんと寝れない、ってことです。そして今までフルフラッ トな室内で寝たことがないから。今の車はかなり寝づらい車の上位に入ります。 シートがスポーツタイプなので、どうしたって苦しいです。そして夜中に何度か目が覚めてしまうはめになる訳です。

 話が前後するけれど、車中泊をする際の場所選び。

 先ず暴走族が来なさそうなところ。来たら危ないもんね (^^)。来そうなところでは、アスファルトを確認します。べっとりと タイヤ痕があったりしたらかなり危ないです。スプレーなんかの字も。

 次にあんまり暗すぎないこと(怖いから)。僕は多少明るくても寝れるから、暗すぎる所よりは明るいところの方が良いです。でも、例えば無料の照明付きの駐車場があった場合、僕は照明のすぐ下じゃなくて車何台かおいて十分 明るいところを選びます。すぐ下だとが寄るから。

 寝るときは、体を締めつけるものを外すか緩めるかする と良いです。時計は外すし、靴を脱いで靴下は寒くなければ脱ぎます。勿論ベ ルトは緩めます。そうすると疲れはとれやすくなります。折角休むんだから効率的に。こう言うことは熱心だったりします(^^)。これは例えば釣りに疲れてのお昼寝の時もあてはまります。

 そんなこんなしてもやっぱり俯せだと上手く寝れません(^^;)。でも、これはこれ以上仕方のないことなので諦めてます。熟睡できない分、寝坊するこ とがない、ってメリットがあるから。これは寝ぼ助の私にとってとても大きな 事だったりします。

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