お留守番大作戦

れもんの家族は、共働き。平日は、毎日10時間近くもひとりぼっちでお留守番しなければなりません。
お留守番の間、れもんはいろいろなイタズラをしてしまうため、日々、留守番環境改善のための努力していました。

留守番環境〜その1【ケージに入ってもらう】

一番安全なお留守番環境だが、毎日のように、ケージ中が「う○ち」まみれ。毎日の処理は大変だし、衛生的にもよくないので、このままケージでお留守番させるのはまずい、と判断。 ちなみに、う○ちが苦くなるというお薬を与えているが、れもんに関しては効き目はほとんどないようだった。
とはいえ、10時間ものあいだ安全に留守番できる環境をどのように作ればよいか名案が浮かばないまま、3ヶ月が経過。


↑使用前


↑使用後

留守番環境〜その2【ケージに入れず、自由にさせる】

自由にくつろぐの図
だって、誘惑に勝てなかったんだもの...。
う○ちまみれになるのは、ケージが狭いためかもしれないと考え、思い切ってケージに入れない方法をとってみた。

試験運用 1日目
立入り禁止区域のキッチンに侵入してスリッパを持ち出し、破壊。リビングには破片がばらまかれていた。おまけに、リビングに置いていたれもん母の室内着の上にう○ちを持ってきて遊んでいたらしい。
ケージに入ってもらうよりも被害が大きいと判断し、この方法は
断念

翌日からは、これまでどおり、ケージに入ってのお留守番に戻る。

留守番環境〜その3【和室の出入り口をサークルで囲む】

ケージを設置している和室の出入り口をサークルでふさぎ、和室全体を開放することに。サークルは3面購入し、L字型に設置。片端と頂点を紐で固定した。

試験運用 1日目
ほぼ成功。和室に敷いていたラグの上でちょこっとだけオシッコを失敗していたが、それ以外の被害はみられない。出だしは好調(^^)

試験運用 2日目
少しカーペットがずれていて、破壊した形跡があるが、大きな被害はなかった。

試験運用 3日目
ラグのあちこちがちぎられ、場所によっては穴が開いていた。さらに、ラグをめくって畳を爪で掘っていたもよう。畳の一部が削れていた、、、

試験運用 4日目
壁の木枠部分に両面テープで付けたフックに紐を掛けてサークルを固定していたが、紐を引っ張った結果、フックが外れてサークルは出入り自由に。脱走したれもんは、リビングのホットカーペットの裏側のタグを破壊。さらに、帰宅時にはサークル内に戻っていて、出れないふりをしていた。
サークルを固定する他の手段が見つからず(壁に釘は打ちたくないので)、この方法も本日をもって断念
 

留守番環境〜その4【和室全体をサークルで囲む】

壁に固定するのではなく、ケージにサークルの2辺を連結して固定する案を思いつく。さっそくサークルをさらに5面購入し、和室全体をサークルとケージで囲む。

試験運用 1日目(約3時間のお留守番)
ラグの至る所にう○ちが散乱していた。絶句。

試験運用 2日目(約10時間のお留守番)
ラグの至る所が噛みきられたか or 爪で掘られていた。さらに、畳も5箇所が掘られ、無残な姿に(イチオウ、ウチは新築なのだ、、、)。
しかし、脱走は不可能のようだし、ラグの代わりにパネル形式のカーペットを敷くことで畳は保護できそうなため、当面はこの方法で続行することに。

試験運用 3日目以降
その後、日に日にイタズラはエスカレートし、毎日のように、ラグの上でおトイレを失敗。また、畳の引っかき傷もどんどん増えていく。やはり、ケージとサークルの2重構造は、フクザツで混乱してしまうのだろうか。

試験運用 約1ヶ月後
お留守番中はトイレをほとんど使わないようになってしまった。染み付いてしまったニオイに耐え切れず、とうとう、ラグを処分。
この方法も、おうちに予想以上のダメージ与えてしまうため、
残念ながら断念。

使用前の図
↑使用前の図

使用後の図
↑使用後の図

留守番環境〜その5(最終案)【再び、ケージに入ってもらう】

他にによい案が見つからないため、サークルを撤収し、初期状態のケージお留守番に戻すことに。

試験運用 1日目
なんと、オリコウにお留守番をしていた。オシッコはきちんとトイレの上で済ませ、ウ○チは、我慢していたようである。奇跡か?

試験運用 2日目
今日も、オリコウであった。

試験運用 3日目以降
奇跡ではなかったようで、その後も、お留守番中におトイレを失敗することはなくなった。というか、お散歩で外に出るときまで、我慢できるようになったようだ。
およそ半年に渡るお留守番大作戦も、これにて一件落着である。


お留守番が苦手って、誰のことかしらっ?

----おわりに----

れもんは約10ヶ月にして、ようやく大人として落ち着いてきたのかもしれません。これまで、ことごとく失敗に終わってきたため、少し拍子抜けしてしまう感もあります 。しかし、何はともあれ、上手にお留守番ができるようになり、安堵しています。

もちろん、お留守番の間にさみしい思いをさせてしまっている分、れもんと一緒にいる時間をとても大切にしています。れもん父に至っては、会社帰りに飲みに行く回数が激減したことも事実です。

れもんが来る前は、「共働きの私たちがワンちゃんを家族に迎えてよいものか?」と悩んだりもしましたが、今では、れもんが家族になって、ほんとうによかったと思っています!

 

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