平成動物病院(埼玉県川口市 統合医療認定医)|糖質療法


糖質とは、いろいろな糖がグリコシド結合によって繋がった化合物で、 結合した糖の数は2〜数万個までいろいろあります。
また、糖だけではなく、タンパク質や脂質などとも結合し、様々な分子を作り出します。

これら糖質の以上による疾病として、

@ 自己と非自己の区別がつかない為に、外敵の侵入に対する反応ができない。
A 自己と非自己を間違えて、リウマチ・クローン病などの自己免疫疾患を発症する。
B 細胞の異常を見逃し、正常な免疫反応をかいくぐり、細胞のガン化・ガンの悪性化や転移を引き起こす。
C 細胞間の情報の授受ができないため、代謝異常・ホルモンバランスの異常を起こす。
D 細胞の組織構造を維持できない為、関節炎・筋ジストロフィー・肺気腫などの異常を起こす。

…などがあげられます。

この糖鎖の形成に必要な糖質として、
グルコース、ガラクトース、マンノース、フコース、キシローヌ、N-アセチルグルコサシン、N-アセチルガラクトサシン、N-アセチルノイラシン酸 などがあります。



● それぞれの糖質の主な生物活性
糖質名 生物活性
グルコース 主にエネルギー源。免疫賦活作用
ガラクトース 免疫系に重要。ガンの成長・転移を阻害、腸内細菌維持、カルシウム吸収増加
マンノース 免疫系に重要。マクロファージ活性化、細菌感染阻害、糖尿病、抗炎症
フコース 免疫系に重要。ガンの成長・転移を阻害、気道感染症治療
キシロース 殺菌作用、病原体・アレルゲンの結合阻害
N-アセチルグルコサミン 変形性関節症・がん抑制
N-アセチルガラクトサシン ガンの増殖・転移の抑制
N-アセチルノイラシン酸 脳の発育に必要。免疫系関与、細胞感染防止


   





疾病予防のための糖質サプリメントとして、
再発を繰り返す膀胱炎などのわんちゃん・ねこちゃんに
当院ではUT-Cleanをおすすめしています。



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