オリジナルメンバーで残っているのは井手一人

Gにジェノサイドの天谷、現在さかなのPOP鈴木がDrを迎え痛郎は
再生した。

余談であるが、その頃POP鈴木氏は小林氏(G)とパロッツというバンドを
やっていたが、大橋がGとしてパロッツに参加した。
パロッツというのはもともとG・B・Drの硬派のインスト3ピースバンドであった。
まれに小林がヴォーカルをとったこともある。
POP氏を痛郎に引きぬかれたので大橋を迎え入れたように見えるが、
小林はただ痛郎が解散し大橋が自由になったので一緒にやってみたかった
だけだと話していた。
パロッツのBが抜け、大橋がベースを弾いたこともあったが、そのあと自然消滅した。

話しを戻し、POPが痛郎を抜け、ハイライズの氏家が改めてDrとして参加した。

オリジナル痛郎が大橋、浜田のもつ繊細さが売りだとするなら、この新たな新生痛郎
は天谷、氏家のドライヴ感とラウドなサウンドが特徴だろう。

この頃新曲として「Nothing Nothing」をライブでやるようになる。聴きどころは
やはり中間の天谷のソロだろう。

大宮フリークスで、吉田達也氏最後のYBO2、メジャーデビュー目前の電気グルーヴ

そして新生痛郎のライブを行った。

井手と北村氏との付き合いがこの頃から始まる。痛郎のSSEオムニバス参加、
そして井手のキャニスルーパスへの参加である。

SSEへの曲の提供に「だからですから許して下さい」を選ぶ。じつは大宮のライブで
大橋が聴きに来ていたのだ。ひさしぶりに大橋との再会を切っ掛けに大橋も中間部
のところを弾くことになった。12stギターとピアノで。

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