一応学会の分科会になっていますが、自由に討論して、9時に終了後には、参加メンバーが皆で飲みに行く、愉快な会です。参加は無料です。
研究・技術計画学会のメンバーでも、メンバーでなくても気軽にご参加ください。お友達もぜひお誘いくださ 

    2020年10月例会ー2 のお知らせ

 研究・イノベーション学会 人材問題分科会の2020年10月例会の2を下記により開催致すことにいたしました。奮って御参集下さるようお願い申し上げます。なお、今回もWEBを併用します。

 今回は「どないなんねん 日本の町工場」と題し、本分科会幹事の橋本久義 政策研究大学院大学 名誉教授が講演します。

 橋本久義  政策研究大学院大学 名誉教授は、1969年東京大学工学部精密機械工学科卒業。

 このころは大学紛争の最盛期で、3年生の6月から授業が全く実施できなくなり、1969年の1月18日の警官隊による安田講堂占拠学生の排除を経て、3月にやっと授業再開。 3ヶ月間申し訳程度に授業をやって「卒業」(つまり5月31日卒業)ということで、ほとんど勉強しないままに卒業しました。

 1969年6月1日に通商産業省に入省し、その後種々の課に勤務し、1986年機械情報産業局鋳鍛造品課長に就任。この時から毎週木曜日は町工場訪問日と決め、町工場を回り始めました。現在までに訪問した工場は4009になります。 数多くの工場を見学して驚いたのは、たった20人の工場にも、いや、たった5人しか働いていないような工場にすら、ポンと小膝を叩きたくなるような、芸コマの工夫が有ることでした。そのような工場を見てあるくのが面白くて面白くて、今に至るも工場訪問をやめられません。

 多くの工場を訪問し、社長さんたちと話し合う中で、日本の町工場の社長さん達は、おしなべて優れた教育者であると実感しています。工場で怒られたり、賞められたり、励まされたりしているうちに、どんどん立派なリーダーに育っていきます。町工場は人材を育てる道場だと思います。

 いずれにせよ、そのような素晴らしい日本の町工場が今後どのように発展を続けていくかを語りたいと思っております。

 なお、当分科会はいつでも「朝までテレビ方式」のディスカッションを基本にしており、活発な意見の交流を第一の目標に据えております。 関係者お誘い合わせの上、多数御参加下さるようお願申し上げます。

 なお、今回はWEB会議も取り入れます。いつもの通り、会場に来ていただいてもOKですが、WEB参加も可能です。(10月2日には大勢の方に会場においでいただきました。ちょっとびっくりしました。有難うございました。)

 19日()WEB参加の場合、ミーティングIDは、851 7182 5063

                 パスワードは、101918  です

 

                   

日時 2020年10月19日(月)18:00〜210

講師     政策研究大学院大学 名誉教授 橋本久義先生

演題   どないなるねん 日本の町工場

場所 政策研究大学院大学1階 1A会議室