図鑑類(動物)



書名
著者発行年出版社コメント
野生動物学者が教えるキツネのせかい
塚田英晴 2024緑書房 
Birds of China
Liu Y. & Chen S. 2024Princeton Univ Press1491種掲載の中国の鳥のフィールドガイド。図版と解説文・分布図は基本的に見開きのページ内になっている。イラストはよく、識別点も図に矢印と文字で示されている。分布図は中国国内のみ色分け。しかし672ページで、厚さ約4cmと分厚くて重たい。野外に持って行くなら、『Guide to the Birds of China』の方か。
Swftlets of Borneo Builders of Edible Nests Second Edition
Lim Chan Koon & Earl of Cranbrook 2014Natural History Publications (Borneo)食用ツバメの巣を造るアナツバメ類のモノグラフ。カラー写真が豊富。
The Herons Handbook
Hancock J.A. & Kushlan J.A. 1984Harper & Row世界のサギ類のハンドブック。同著者ら(イラストは別人)の2005年刊の『Bird Families of the World The Herons』よりも古く薄い本だが、同書にはない情報も書かれているとのことで、古本で入手。
Ageing & Sexing of Migratory East Asian Passerines
Norevik G. et al. 2020Avium Forlag東アジアのスズメ目渡り鳥62種のインハンドでの性と年齢識別ガイド。写真を多用した大型本。英文・中文併記。
柳林のヤマセミたち
中林光生 2020溪水社ヤマセミ観察記。
BIRDERスペシャル 羽根識別マニュアル 増補改訂版
藤井 幹 2023文一総合出版初版から50種増加、日本産鳥類全24目を網羅とのこと。検索表があって便利。
Birds of Borneo Second Edition
S. Myers 2016Helm Field Guidesボルネオ島のイラストによる英文野鳥図鑑。336ページと意外に薄い。分布図は留鳥、非繁殖期滞在者、渡り通過の3色。見開きで左ページに解説文と分布図、右ページに鳥のイラストとなっており、見やすい。
The Green Woodpecker The Natural and Cultural History of Picus Viridis
Gorman G. 2023Pelagic Pub Ltdヨーロッパアオゲラのモノグラフ。
フィールドガイド日本の猛禽類 vol.01 ミサゴ (改訂版)
渡辺靖夫・越山洋三・先崎啓究・伊関文隆 2020フィールドデータ初版から分布情報が更新されたほか、拾得死体から得られた情報なども追加。
世界で一番美しいフクロウ図鑑
水口博也・先崎理之(編著) 2023誠文堂新光社単なる写真集ではなくて、国内外のフクロウ類の学術的な解説文も。むしろ写真はストックフォトの類からのものが多い。
とことんカラス
BIRDER編集部 (編集) 2023文一総合出版 
ネイチャー・ハンドブック 世界「鳥の卵」図鑑
M. Walters 2006新樹社ロンドン自然史博物館収蔵の世界の500種以上の鳥の卵の写真。
フィールドガイド日本の猛禽類 vol.05 カタグロトビ
越山洋三・伊関文隆・先崎啓究・渡辺靖夫 2020フィールドデータオールカラー21ページ。2017年に石垣島で国内初繁殖成功したカタグロトビについて解説。
British Thrushes
E. Simms 1978Collinsイギリスのツグミ類(ウタツグミ、ヤドリギツグミ、クロウタドリ、クビワツグミ、ワキアカツグミ、ノハラツグミ)のモノグラフ。
身近な鳥のすごい巣
鈴木まもる 2023イースト新書Q 
知って楽しいカワセミの暮らし
笠原里恵(著)・森本 元(監修) 2023緑書房 
図解 眠れなくなるほど面白いカラスの話
松原 始 2020日本文芸社 
BIRDERスペシャル ジョウビタキ・ルリビタキ・オジロビタキ
BIRDER編集部 (編集) 2021文一総合出版 
BIRDERスペシャル オオルリ・キビタキ・サンコウチョウ
BIRDER編集部 (編集) 2021文一総合出版 
なぞの鳥 ミゾゴイ 〜その生態と習性〜増補版
川名国男 202322世紀アート 
クマタカ生態図鑑
若尾 親(著)・山ア 亨(監) 2023平凡社自身の観察と豊富な写真に基づいたクマタカの生態の解説。文献もたくさん引用されているが、(翻訳本も含めた)和文文献が中心で、(国内研究でも)英語で発表されている論文が引用されていないのはやや残念。
Guide to the Birds of China
MacKinnon J. & Phillipps K. 2022Oxford University Press2000年刊の『A Field Guide to the Birds of China』を改訂した中国の鳥類図鑑。掲載種は1329種から1486種に増加。版が若干大きくなり、A5版よりやや縦長になったが、ページ数が減って厚みは3分の2くらいとなり、やや軽くなった。欠点だった図版と解説文が離れている件は、必ずしも見開きの隣のページではないものの、近くなった(一方で、分布図は解説文のところに移ったので、図版との見開きにならないことも出てきた)。またQRコードが各種の分布図の下にあり、xeno-cantoへリンクして鳴き声を確認できる。ただし、種のページではなく、直接音源ファイルにリンクされており、さえずり等1種類の鳴き声しか聴くことが出来ないのが残念。図版には識別点に矢印が加わっている。
Birds of East Africa Kenya, Tanzania, Uganda, Rwanda, Burundi Secomd Edition
T. Stevenson & J. Fanshawe 2020Helm Field Guides東アフリカの英文野鳥図鑑。ケニヤに行くかもしれないので。1,448種掲載。分布図は、「Resident and breeding」、「Intara-African migrant, breeding」、「Non-breeding visitor, main range」、「Both residnt and q breeding visitor」、「Both resident and a visitor from outside the region」で色分け。『Birds of East Asia』より約120ページ多いが、厚さはほぼ同じ。若干重い。『Birds of East Asia』にはある「KEY TO FAMILIES」のページはない。最終ページには、文字だけの「QUICK INDEX TO THE MAIN GROUPS OF BIRDS」はあるが、やや上級者でないと難しいのでは。
月刊「たくさんのふしぎ」 都会で暮らす小さな鷹 ツミ
兵頭崇之 2022福音書館 
A Pocket Guide to Pigeon Watching Getting to Know the World's Most Misunderstood Bird
R. Mosco 2021Workman Publishing Company 
となりのハト 身近な生きものの知られざる世界
柴田佳秀 2022山と渓谷社 
知って楽しいカモ学講座 カモ、ガン、ハクチョウのせかい
嶋田哲郎(著)・森本 元(監修) 2021緑書房 
蛾の生態標本図鑑
今井初太郎 2020メイツ出版 
ロシア極東の猛禽類
藤巻裕蔵(編・訳) 2020極東鳥類研究会 
増補改訂版 日本のチョウ
日本チョウ類保全協会 (編) 2019誠文堂新光社 
虫の卵ハンドブック
鈴木知之 2012文一総合出版 
決定版 日本のカモメ識別図鑑
氏原巨雄・氏原道昭 2019誠文堂新光社 
新 海鳥ハンドブック
箕輪義隆・小田谷嘉弥 2020文一総合出版2007年発行の『海鳥識別ハンドブック』の改訂版。この間に新たに記録された種や分類の変更となった種も多い。今後飛来する可能性のある海鳥までも掲載。コラムで類似種の識別点を解説。
羽根識別マニュアル
藤井 幹 2020文一総合出版国内で記録のある鳥24目81科のうち24目77科の主な野鳥と4種の外来種の羽根を写真で紹介。羽根の特徴からの検索表と体羽の小羽枝からの検索表付き。
日本産鳥類の卵と巣
内田 博 2019まつやま書房145種の卵と巣の写真図鑑。検索はない。
サシバの里物語
NPO法人オオタカ保護基金[編] 2019随想社栃木県市貝町とその周辺の里山の四季の写真集。サシバの生態と市貝町における保全活動の紹介も英訳付きで。
日本の渡り鳥観察ガイド
先崎理之ほか 2019文一総合出版鳥の渡りのルートの解説。どの種がどのルートを多く通るかの解説は画期的だが、特に第5章では、もう少し足環回収記録や衛星・GPS・ジオロケーターによって明らかになった経路など、エビデンスを示すと説得力があったと思われる。また地磁気利用に関する最新の研究結果も紹介して欲しかった。
みえ生物誌 哺乳類・爬虫類・両生類,鳥類
三重自然誌の会2018三重自然誌の会 三重県内で記録のある哺乳類・爬虫類・両生類・鳥類の種と記録場所・根拠文献のリスト。文献発行年は記されているが、記録年がわからないのが残念。
Bird Families of the World The Herons
J.A. Kushlan & J.A. Hancock 2005Oxford University Press世界のサギ類のハンドブック。
遠江の鳥バードウォッチングガイドU 静岡県西部の野鳥
日本野鳥の会遠江 2018静岡新聞社会創立45周年記念出版。遠江で記録された野鳥のほとんどを網羅した295種の鳥の写真をコンパクトに掲載。必要に応じて雌雄や夏羽冬羽の写真も掲載されていて親切。
フィールドガイド日本の猛禽類 vol.04 ノスリ
渡辺靖夫・越山洋三・先崎啓究・伊関文隆 2017フィールドデータオールカラー29ページ。ケアシノスリやオオノスリ、亜種についても解説。
貝の図鑑 採集と標本の作り方
行田義三 2003南方新社海、川、陸の貝、1049種を掲載。学芸員課程の実習のため。。。。
海で貝を拾ってみませんか 貝収集入門図鑑
毛木 仁 2013たけしま出版千葉県で拾える300種を掲載。形からの検索ページが使いやすそう。
遠江の鳥バードウォッチングガイド 静岡県西部の身近な探鳥地
日本野鳥の会遠江 2012静岡新聞社 
北海道の海鳥3 ミズナギドリ類
千島淳 2015日本野鳥の会十勝支部 
北海道の海鳥2 ウミスズメ類A、アホウドリ類
千島淳 2014日本野鳥の会十勝支部 
見る聞くわかる 野鳥界 生態編―生息環境とわけあり行動の進化
石塚徹 (著), 山岸哲 (監修) 2016信濃毎日新聞社 
フィールドガイド日本の猛禽類 vol.03 ハイタカ
渡辺靖夫・伊関文隆・越山洋三・先崎啓究 2015フィールドデータオールカラー21ページ。飛翔パターンの図・イラストが豊富。生態の記述はIan Newtonの『The Sparrowhawk』がベース。
The Birds of Costa Rica: A Field Guide Second edition
R. Garrigues (著), R. Dean (イラスト) 2014Zona Tropical Publications中米コスタリカの野鳥の野外イラスト図鑑。903種掲載。コスタリカ訪問予定はないのだが、、、隣りのパナマには行くかもしれないので。コスタリカ国内のみの分布図は季節ごとに色分けされている。
決定版 日本のカモ識別図鑑
氏原巨雄・氏原道昭 2015誠文堂新光社日本産カモの全羽衣をイラストと写真で詳述。雑種や雄化メスについても。
The Wild mammals of Japan Second edition
Ohdachi, Ishibashi, Iwasa, Fukui & Saitoh 2015Shoukadoh日本産哺乳類(一部外来種も)の種ごとの分布・形態・生態等の英文解説。カラー写真や一部図も掲載されているが、野外観察あるいは骨格標本による識別用図鑑ではない。所々に研究トピックスも。
フィールドガイド日本の野鳥 増補改訂新版
高野伸二 2015日本野鳥の会学名は日本鳥類目録改訂第7版に準拠。ただし種の並びは基本的に原著のままで、追加種は巻末に。絵は微修正をしているものもあるらしい。解説文も書き改められたものも。
The Sparrowhawk -Shire Natural History-
Newton I 1987Shire Publications LtdT & AD Poyser 版『The Sparrowhawk』(1986)の要約版?
野生動物管理のためのフィールド調査法-哺乳類の痕跡判定からデータ解析まで-
關 義和・江成広斗・小寺祐二・辻 大和(編) 2015京都大学学術出版会2冊組で第1部がフィールド調査法と痕跡識別ガイド、第2部が解析法。山形大学学術機関リポジトリで公開されている。)
鳥の足型・足跡ハンドブック
小宮輝之・杉田平三 2012文一総合出版日本で見られる野鳥318種の足型・足跡を原寸大で紹介。
動物遺物学の世界にようこそ!―獣毛・羽根・鳥骨編
邑井良守・川上和人・藤井幹 2011里の生き物研究会 
A Field Guide to the Birds of Korea -2nd ed.-
Woo-Shin Lee ほか 2005LG Evergreen Foundatiom朝鮮半島の野外鳥類図鑑の英語版。図は日本の谷口氏による。初版は2000年。URBIO2014参加者に韓国環境復元緑化技術学会会長である著者から提供されました。
日本の鳥の世界
樋口広芳 2014平凡社 
北海道の海鳥1 ウミスズメ類@
千島淳 2013日本野鳥の会十勝支部 
ミゾゴイ〜その生態と習性〜
川名国男 2012自費出版 
ロシア極東鳥類目録1〜3
Nechaev V.A. & Gamova T.V.(著)藤巻裕蔵(訳) 2011-3極東鳥類研究会ロシア極東における鳥類の生息状況と分布情報(文字のみ)。2009年ロシア語版の日本語訳。
バッタ・コオロギ・キリギリス生態図鑑
村井貴史・伊藤ふくお 2011北海道大学出版会直翅目(バッタ・コオロギ・キリギリス)の野外図鑑(カマキリ類は含まない)。鳴き声のCD付き。
イモムシハンドブックB
三田村敏正 2014文一総合出版『イモムシハンドブック』、『同A』の続巻。チョウ類37種、ガ類164種の計201種を新たに掲載。
繭ハンドブック
三田村敏正 2013文一総合出版蛾の繭を中心に、ハチ目、コウチュウ目、アミメカゲロウ目の繭も紹介。
絵解きで調べる昆虫
日本環境動物昆虫学会(編) 2013文教出版ヨコバイ科、ハチ目、ハエ目、地表性甲虫、ゾウムシ上科、小蛾類等の絵解き検索表。
ウスリーの鳥野鳥の生態と分布上・下
カ・ア・ヴォロビョフ(著)/高橋清(訳) 1977-78たたら書房ロシア南部沿海地方の鳥類目録。原書は1950年発行。
クモの巣図鑑
新海明・谷川昭男 2013偕成社(子供向けの)クモの巣の写真図鑑。約40種掲載。形・大きさ・場所で種を絞ることができる。
写真記録アオバズク物語
佐久間孝夫 1993高文研アオバズクの繁殖生態の写真記録。
四国の野鳥
高知新聞社(編) 1995高知新聞社四国の野鳥の写真図鑑と探鳥地ガイド。
フィールドガイド日本の猛禽類 vol.02 サシバ
渡辺靖夫・先崎啓究・伊関文隆・越山洋三 2013西本眞理子植物画工房マカロンオールカラー29ページ。年齢と雌雄の識別がかなり詳しい。
中国鳥類図鑑(全3冊)
曲利明(編) 2013海峡書局中国産鳥類約1200種の生態写真図鑑。写真はすばらしいが、中文による形態、習性、分布の解説文は物足りない。
[ペーパーバック版] 日本の野鳥 (全6冊)
薮内正幸 2013福音館書店野鳥の絵本。福音館60周年記念で復刻。にわやこうえん、そうげん、やま、かわやぬま、うみ、の全6冊。探鳥会のリーダーには便利。第6巻に総索引。
A Guide to the Birds of the Philippines
Kennedy R.S. et al. 2000Oxford Univ. Pressフィリピンにおける鳥類図鑑。前半は野外観察用図鑑として十分なレベルの絵と解説と分布図(留鳥・夏鳥・冬鳥の色分けあり)。後半は詳細な種の解説(その分、分厚い)。ちょっと版が大きいのが野外では不便かも。
Photographic Gide to the Birds of Indonesia [2nd Ed.]
M. Strange 2012TUTTLE Publishingインドネシアにおける鳥類図鑑。912種の写真と分布図(繁殖と非繁殖分布とで色分け)を掲載。たぶん野外観察用図鑑としてはあまり使い物にならないが、巻末にある1605種のチェックリストとその種の記録のある地方(島)の一覧表が貴重な資料。ただし、残念ながら、繁殖・越冬・通過の区分はない。
フィールドガイド日本の猛禽類 vol.01 ミサゴ
渡辺靖夫・越山洋三・先崎啓究・伊関文隆 2012西本眞理子植物画工房マカロン 
日本鳥類目録 改訂第7版
日本鳥学会 2012日本鳥学会分類順が大きく変更。学名の変更も。正誤表が学会HPで公表されている。
OWLS of the World 2nd ed.
Koenig C. & Weick F. 2008Yale University Press世界のフクロウ類のハンドブック。
イモムシハンドブックA
安田守 2012文一総合出版『イモムシハンドブック』の続巻。チョウ類53種、ガ類186種の計239種を新たに掲載。
Bird Families of the World The Grebes
J. Fjeldsa 2004Oxford University Press世界のカイツブリ類のハンドブック。
日本鳥の巣図鑑小海途銀次郎コレクション
小海途銀次郎・和田岳 2011東海大学出版会日本産鳥類160種の巣を標本写真や生態写真で紹介。
韓国の野生鳥類道標:水鳥(A Photographic Guide to the Birds of Korea: Waterbirds
Seo, J. & Park, J. 2008SHINGU PUBLISHING BOOKS韓国の水鳥の写真図鑑。学名・英名以外はハングル語。見られる季節は図示されている。
フクロウその生態と行動の神秘を解き明かす
BIRDER編集部(編) 2007文一総合出版 
黒龍江省鳥類誌
黒龍江省野生動物研究所(編) 1992中国林業出版社 
Birds of Europe, Russia, China, and Japan Non-Passerines: Loons to Woodpeckers
Arlott, N. 2009Princeton Univ. Press南アジア・東南アジアを除いたユーラシア大陸と北米の非スズメ目鳥類のコンパクトな図鑑。分布図は巻末にまとめられている。(HBWの情報が古くなりつつあるので)比較的新しいユーラシア大陸全域の水鳥の分布図は有用だが、オカヨシガモの分布図などは明らかにおかしい。。。
日本の淡水魚<第2版>
川那辺浩哉・水野信彦(編・監修) 1996山と渓谷社淡水魚の写真図鑑。
日本のクモ<第2版>
新海栄一 2010文一総合出版クモの写真図鑑。
アリ ハンドブック
寺山守・久保田 敏 2009文一総合出版アリの図鑑。
哺乳類のフィールドサイン観察ガイド
熊谷さとし・安田守 2011文一総合出版日本の里山環境などに生息する哺乳類34種の足跡や糞、食痕の写真図鑑。
カモメ識別ハンドブック改訂版
氏原巨雄、氏原道昭 2010文一総合出版カモメのイラスト図鑑の改訂版。新しい種や分類、様々な年齢の絵が掲載されたようだ。しかし検索図の使い勝手は悪くなったのでは・・・。
改訂 トンボの調べ方
日本環境動物昆虫学会(編) 2010文教出版トンボの生態や成虫・幼虫の見分け方から、調査・解析法、生息地保全、民族学まで。
イモムシハンドブック
安田守 2010文一総合出版チョウ類91種、ガ類135種の終齢幼虫と一部の種の蛹・成虫の写真を掲載。
The Sibley Guide to Birds
NATIONAL AUDUBON SOCIETY & D.A. Sibley 2000Knopf北米大陸の鳥類図鑑。体重はグラム表示併記だが、体長はインチ表示のみ。。。
Chickadees, Tits, Nuthatches & Treecreepers
S. Harrap, D. Quinn 1996Princeton Univ Pr世界のカラ類、ゴジュウカラ、キバシリの仲間の解説。
The Clements Checklist of the Birds of the World-6th Revised edition-
J.F. Clements 2007Christopher Helm世界の野鳥の種・亜種のリスト。分布情報も少しだけ掲載されている。
野鳥識別ハンドブック
高野伸二 1980日本野鳥の会文字で形態などの特徴の詳細を記した野鳥図鑑。
クモの網
船曳和代・新海明 2008INAXギャラリー白いラッカーで色付けされたクモの巣標本の写真集。
Bird Families of the World Ducks, Geese, And Swans
J. Kear(編) 2005Oxford University Press 世界のカモ類のハンドブック。2巻セット。
琵琶湖の水鳥
今森洋輔 2008偕成者細密画による琵琶湖の水鳥56種の紹介。
滋賀の水生動物
滋賀県小中学校教育研究会理科部会(編)西野麻知子(監)1996新学社 
Birds of East Asia
M. Brazil 2009Helm Field Guides待望の日本周辺(極東アジア)の英文野鳥図鑑。やや立体感に欠ける絵もあるが、フィールドガイドとしてすばらしい出来。亜種の情報も。しかし分類が日本鳥類目録と異なるので、ややこしいことも。出版後の最新情報はこちら
擬態する蛾 スカシバガ
有田豊・池田真澄 2000むし社蜂のような透明な翅を持つ蛾スカシバガの形態・生態、採集法・飼育法などの解説。標本写真・生態写真も豊富。コラム「有田のつぶやき」、「池田のつぶやき」が楽しい。
フィールドガイド日本の野鳥 増補改訂版
高野伸二 2007日本野鳥の会 
海鳥識別ハンドブック
箕輪義隆 2007文一総合出版 
[復刻] 雁と鴨
黒田長禮 1984出版科学総合研究所世界のガンとカモの図鑑。初版は1939年。「飼養」の項目が充実しているのがある意味新鮮。
世界動物大図鑑
デイヴィッド・バーニー(総編集) 2004ネコ・パブリッシング 
原色日本野鳥生態図鑑<陸鳥編>
中村登流・中村雅彦 1995保育社陸鳥の生態図鑑。既に品切れで、古書店から購入。
原色日本野鳥生態図鑑<水鳥編>
中村登流・中村雅彦 1995保育社生態の解説の詳しさもさることながら、ちゃんと引用文献が示してあることが重要。
決定版 日本の両生爬虫類
内山りゅうほか 2002平凡社サンショウウオ、カエル、カメ、トカゲ、ヘビ等の図鑑。
新装版山渓フィールドブックス3 海辺の生きもの
奥谷喬司(編著) 2006山と渓谷社 
虫こぶハンドブック
薄葉重 2004文一総合出版 
Birds of the Western Palearctic interactive
BIRDGUIDES 2004BirdGuides Ltd. & Oxford University Press『Handbook of the birds of Europe, the Middle East and North Africa』全9巻+コンサイス版2巻をDVD-ROM化したもの。動画や音声、最新情報も年々追加されており、すごい情報量。7GBのHDD空き容量があればフルインストールも可能。旧北区なので日本との共通種も多い。書籍で買ったら十数万円するので、約200ポンドはお買い得?(本は既に品切れの巻も多い。)Kbird ML に投稿した紹介文。
Birds of India, Pakistan, Nepal, Bangladesh, Bhutan, Sri Lanka, and the Maldives (Princeton Field Guides)
Grimmett, R., Inskipp, C. & Inskipp, T. 1999Princeton Univ. Pressインド亜大陸における鳥類図鑑。厚さ2.3cmでフィールドで扱いやすい。図と解説は見開きで対になっている。分布図は時々別ページになるが、なるべく似た姿の種の図版を同じページに載せるための結果なら仕方ない。さえずりについての記載がやや少ない。巻末に識別の難しいグループについての識別点の一覧表が付いているのが便利。
A Field Guide to the Birds of China
MacKinnon J. & Phillipps K. 2000Oxford University Press中国の鳥類図鑑。さすがに広い国土だけあって約1300種掲載。 図版と解説文が分かれているし、モノクロ図版のみ掲載の種の姿と分布図は解説文のページのほうに埋め込まれていたり、 と図鑑としての使い勝手は今ひとつでは。。。
Collins Bird Guide
Lars Svensson ほか 2001Collinsイギリスとヨーロッパの鳥類図鑑の定番。図が美しい。PBk版(HC版は1999年発行)
シギ・チドリ類ハンドブック
氏原巨雄、氏原道昭 2004文一総合出版シギ・チドリ類のイラスト図鑑。ほとんどの種について夏羽、冬羽、幼羽の図が揃っている。
トンボのすべて-改訂版-
井上清、谷幸三 1999トンボ出版成虫・幼虫の見分け方から分布や生態まで、"All about dragonfly" かつ手ごろな本。
実物日本鳥の巣図鑑-小海途銀次郎コレクション展-解説書
小海途銀次郎、和田岳 2003大阪市立自然史博物館博物館特別展の解説書。関西近郊の鳥の巣の検索表や国内で繁殖する鳥の巣の形の一覧表などもあり、非常に有用な資料。
The Slater Field Guide to Australian Birds
Peter Slaterほか 2001Reed New Hollandイラストによるオーストラリアの野鳥図鑑。756種掲載。分布図や卵の図も。
Australian Wildlife -An introduction to familiar species-(Pocket Naturalist Ser)
Kavanagh, J. & Leung, R. 2000Waterford Pressイラストによるオーストラリアのおもな野生動物(哺乳類・野鳥・爬虫類・両生類)のポケットガイド。
コウモリ ウォッチングガイド
前田喜四雄(監) 2000Naturalist Clubイラストによる簡単なコウモリ図鑑。バットディテクターの使用方法も解説。
日本の哺乳類
阿倍永(監) 1994東海大学出版会写真による図鑑。分布図付き。巻末にネズミ類とコウモリ類の標本からの検索表付き。足跡やフィールドマークは出ていないし、持ち歩きには少し大きい。
けもの道の四季
宮崎学 1982平凡社無人カメラによって撮影された動物の写真集。
カモメ識別ハンドブック
氏原巨雄、氏原道昭 2000文一総合出版カモメのイラスト図鑑。検索表付き。
山渓フィールドブックス13 甲虫
黒沢良彦、渡辺泰明(解説)、栗林慧(写真) 1996山と渓谷社国内の体長5mm以上の甲虫1343種の標本写真を掲載。学名が記載されていないのが残念。
日本の野鳥 羽根図鑑
笹川昭雄 1995世界文化社162種の鳥の羽根を描いた羽根図鑑。猛禽類の食痕調査には役に立つ。現在第2版が出て、掲載種数が増えている。
図鑑日本のワシタカ類
森岡照明ほか 1996文一総合出版写真、解説が充実。しかし高額...。1998年に第二版。
昆虫V
石原保(監) 1983学研バッタ、ハチ、セミ、トンボほかの写真図鑑。
日本鳥類目録 第6版
日本鳥学会 2000日本鳥学会亜種レベルまでの学名や分布状況の情報。学会HPで正誤表を手に入れないと危険。2012年に改訂第7版が出版。
鳥の巣の本
鈴木まもる 1999岩崎書店鳥が巣をつくるプロセスなどのイラストもあっておもしろい絵本。図鑑として使うにはちょっと...
ヤマケイポケットガイド34 日本野生動物
久保敬親 2001山と渓谷社哺乳類、は虫類、両生類の主なものが掲載されていて便利。識別の難しい種の同定は無理。
フィールドガイド日本の野鳥(増補版)
高野伸二 1982日本野鳥の会絵による図鑑で555種を掲載。2007年に増補改訂版が出版。


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