ホームサイトマップ様々な病気と漢方おすすめの漢方おすすめの健康食品男性の方へ女性の方へ漢方相談カード
自動煎じ器・土瓶言葉で調べる日記帳ご注文・お支払い方法 │Q&A

トップページに戻る メニュー

日々雑感(日記帳)

 2016年12月9日(やっぱりそうだった)

やっちまったな!

DeNA(ディー・エヌ・エー)

株式会社ディー・エヌ・エー英語: DeNA Co., Ltd.)は、インターネットにおけるオークションならびにショッピングサイト、およびモバイル向けポータルサイトの企画・運営等を行う日本の企業である。by.wikipedia

この会社、モバゲーや野球などで有名ですね。

ちょうどこの欄の下の9月24日で書いたコピペ問題、タイミングよく暴露されました。
多くが専門家ではないライターが他のところ(サイト)からコピペするだけでなく、一部内容を変えてしまっているものもたくさんあるという。

一応ニュースの記事(消えるかもしれませんが)のリンク
NHK NEWS WEB
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161207/k10010798371000.html
(上のリンクはやっぱり消えてしましました。すみません。2018年2月14日)

ライターの一人のTVインタビューでは、ネットのこういう記事はあまり信用しない方が良いとまで言い、信用度は2割くらいと発言・・・

もうホント、やめてほしい。


ページのトップへ


 2016年9月24日(トクホ、初の許可取り下げ)

あはは・・・はああ


ずいぶんと間が開いたものだなぁ。
忙しかったのでね。
一応言い訳。

私がHPがこれからの時代必要になってくるなという気持ちで書き始めたのが2000年から2002年くらいの時期で、当時はまだまだサイトも少なく漢方薬局の物も少なかったなと思いだします。

当時、備忘録のようなものが書かれているところがあり、そういうのも薬局の紹介だけよりも良いなと思い『日々雑感』という日記帳、今では年期帳(そういうものがあるのか?)みたいになっていますが、書き始めたものです。

おそらくその後か、ほぼ同時期かに「ブログ」なるものがインターネット界に出てきて、私自身はだんだん興味がなくなってきていました。

ヤホー、脇ペディア(by漫才師ナイツ)ではない本家のウィキペディアで調べますと、やはり2002年くらいから、全国で広がりを見せ2005年、2006年には急激なブログ開設者の増加があったと書かれていました。
ネットの世界では、こういうものが必要とされている、楽しみにされているという感覚は間違いではなかったと今さらながら思います。

ただ、書かれていること全部に信用できる物ばかりではないことに少なからずショックや期待外れもあり、参考程度にしておくのが良いというものが結構ありました。
最近では、ステマのもが多いのに気づく人は結構いるのではないかと思います。

 ★ステルスマーケティング(英: Stealth Marketing)とは、消費者に宣伝と気づかれないように宣伝行為をすること。 略称はステマ。 アンダーカバー・マーケティング(英: Undercover Marketing)とも呼ばれる。 ゲリラ・マーケティングの1つ。by Wikipedia

そういうステマを入れて販売するものや、アフィリエイトしているものなどのブログが今もたいそう多くあります。その中には専門家でもなく、また実経験もなく、同じようなことを書いている他のサイトから文章をコピーしているだけ?と思われるものがありました。
ある製品(個人製作家のギター)を検索して調べていましたら、なぜかほとんど同じ内容の文章、というか一言一句違わないものがたくさんあり、これはどういうことか・・・?
参考にしてよいものか?

としばらく考えると、これは実際に触って経験した人は一人で、書かれた文章も一人、あとはコピペだなということに気づきました。

そのギターに関する元の情報源と思われるサイトと筆者とまず間違いないという人を見つけたときはうれしかったものです。
北海道の楽器店の方が執筆されていた思いますので、遠いので現地には行きませんでしたが、この人は実際実経験してコメントを書かれている方だと判断いたしました。

コピペが当たり前のように行われるようになってからは、特に私はこのブログというか、日々雑感に対して書き込むことの興味が薄れていったという・・・記事を書く間隔があいてしまった言い訳としておきます。

コピペのひどいものでは、下記2008年の記事にも書いておりますが、薬局で相談中に私のHPに書いている文章をコピー、文章化して渡そうと思い、パソコンで検索をかけて私の書いた記事のページを探しましたところ、よく似たタイトルのものが見つかりました。
私のHPの記事より上部にありました。(その時、その記事は以前見た時にはGoogle検索で1番目か2番目にありました)

その記事を一度読んでみると、私のページと全く同じ文章でした。
イラストも入り、私の文章だけのものよりも立派(笑)でして、まるで私がこのサイトのコピーをしているような感じを持たれてもおかしくはない!
というものがありました。
注意はしませんでしたが、どうせ、人任せにHP作成依頼をしたものだろうと思います。
業者さんの中には、平気で文章をコピペして作っているのがいると思われます。
その他の健康食品の紹介文章のコピペものちに見つかっています。

これは私の考えではありませんが、病院などのHPは勝手に業者が内容を作っているものがあるのが多いと聞いたことがあります。
勘違いでしたらすみません。(先に謝っておきます)

現在自分の弱みとなっていることで検索している場合は、常識と照らし合わせ、都合のよい部分だけを取り上げず、このサイトのオーナーの独自の見解なのか判断するようにしないといけませんね。

本題です。

トクホと認定される健康商品や機能性食品などのがありますが、トクホで初めての許可が取り消されました。
以下はNHKニュースからのコピペです。これは逆に情報先をはっきりさせてコピペしないと信用にかかわります。
一応リンクしておきますが、記事がなくなることもあり得ます。
記事は間違いありません。
 
トクホ 初の許可取り消し 届け出の成分含まれず

「血圧が高めの方に適している」という内容で、国の許可を得てトクホ=特定保健用食品と表示して大阪の会社が販売していた粉末飲料などの商品に、実際には届け出られた成分が含まれていないことがわかり、消費者庁はトクホの許可を取り消す処分を行いました。トクホの許可が取り消されるのはこれが初めてです。

消費者庁がトクホ=特定保健用食品としての表示の許可を取り消したのは、大阪の会社「日本サプリメント」が販売していた、「ぺプチド茶」「ペプチドストレート」「ペプチドスープEX」「ペプチドエースつぶタイプ」、「食前茶」、「豆鼓エキスつぶタイプ」の、合わせて6つの商品です。

消費者庁によりますと、これらの商品は、かつお節から作られるアミノ酸の「LKPNM」や、大豆を発酵したエキスに含まれる「トリス」が含まれると届け出て、「血圧が高めの方に適している」「糖の吸収をおだやかにする」といった効果を表示することが許可されていました。

しかし、消費者庁によりますと、いずれの商品も、こうした成分が十分に含まれていなかったり、全く含まれていなかったりすることがわかったと、今月、会社側から連絡があったということです。消費者庁の調べでは、会社側はこうした事実を2年前に認識していたということで、連絡が遅いことを重く見て、許可を取り消す処分にしました。トクホの許可が取り消されるのはこれが初めてです。

日本サプリメントはホームページ上で、「ご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げます」とコメントを発表し、6つの商品の販売を終了するとともに、これまでに販売した商品については返品に応じるとしています

NHK NEWS WEB
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160924/k10010705061000.html
(上のリンクはやっぱり消えてしましました。すみません。2018年2月14日)


ということです。
ずいぶん昔から、私は日本の健康食品、日本製だから安全で間違いないと思いこむのは危険だと言ってきました。
過去の記事にも書いていると思います。

一番最初に気づいたのは確か、コエンザイムQ10の頃だと思いますが、その当時、大変なブームになりたくさん売れたのです。
その原料であるコエンザイムQ10の圧倒的なシェアーを得ていたのがカネカ(現在世界の65%とか、残り35%も日本が原料を製造)ですが、そのカネカがもう作り出す原料がないほどに売れてしまい、製造が追いつかないというニュースが流れました。
ですが、その後もコエンザイムQ10の健康食品は売られ続けられている状況が続いていました。

その頃に某DHCさん(えらい!、当然DHCさんのものはしっかりと入っていました)が新聞広告で半紙大の宣伝を兼ねた、他社製品の含有量検査結果を発表いたしました。
今、申し訳ありませんがその実物の証拠となるデータがないので、反発をくらっても反論は出来ませんが、ご了承願います。
メーカー名は書いていなくて、A、B、C社などと書いていました。

「日本製は間違いない、と確信が持てなくなった」というのはかなりショックなことでした。

いまだに、トクホという国が認定してきた製品にもそういうものがあることに驚きます。
他の認定方式でない健康食品、サプリというのも注意しなけばなりませんね。
私自身もサプリなども購入しますが、外国のものやDHCさん,その他の会社も含め色々と調べています。

そのように厳選しているつもりでも、実際はむつかしいので最終的には自己責任ということになります。

当然、私はDHCのステマー(笑)ではありません。


ページのトップへ


2011年10月12日

私が55年以上暮らしている大阪市西成区。
今日、生活保護受給者数の発表が新聞であったので、記録として残しておくことにしました。
このページは健康に関することとは関係がございません。
あくまでも私の記憶に残すためのものです。

生活保護者数の比較(2011年6月現在のもの)
生活保護
受給者数
人口に対する
受給者の割合
あいりん地区
(西成区の日雇い労働者の多い地区)
約9500人 3人に1人
大阪市西成区 2万8413人 4人に1人
大阪市全体 15万784人 18人に1人
全国 204万1592人 62人に1人

これが、私の住む大阪市西成区の経済の実態です。
正直、気が遠くなるような気がします。

ページのトップへ



2008年3月1日 マナーについて

かなり日記帳の更新が滞って(とどこおって)おりました(ーー;)

日々雑感というタイトルなので、なんでも日々感じたことを書けば良いように、日記帳代わりに作ったものです。
しかも出来れば、皆様の健康に関係することを書いていけたらという思いでいたのですが・・・

最近は、同じような意味でブログが大流行です。
僕の方がひょっとしたら開始は早いかもしれませんが、大いなる流れには逆らえずというところですね。
近々ブログでも始めようかと思っております。

今回の更新は、たまたまお客様と花粉症の話をしていて、「鼻うがい」というのがあるからとおすすめして、当方の鼻うがいのページを、目の前でPCを広げていて検索していました。

他にはどういうものがあるかと、近くのサイトを覗いてみると・・・絵を入れていたりしてなかなか分りやすい表現をしているものがあり、感心しておりました。

ところが、一つ、何か見覚えのある文章、内容のページがあり、はて?
どうみても私の書いた文章をそのままコピーしている・・・

別に著作権もなにもありませんが、ネット上で文章として書くのには、明らかにマナー違反と言える物です。

実は、今までにも、そのままコピーしているサイトとかなかったわけではありません。(健康食品のサイトなどで、私の文章をこれはそのままコピーで貼り付けています)

また過去にもこの日記帳にも書いたと思いますが、中国製品の個人輸入の会社が私の「様々な病気と漢方」の記事タイトルをそのままコピーして、一見リンクしているように見せかけ、自分の商品の紹介ページに飛ばすという手口がありました。

このような場合、GoogleやYahooなどの検索エンジンのサイトでは、どちらが先に文章を書いているかは、検索ロボットが記録しており、不正があったと認定された場合、ページが検索結果から削除されたり、サイト自体が検索結果から削除されたりすることがあると、ネット業界に詳しい人から聞きました。
かなり厳しいペナルティーです。

中国の個人輸入会社は、確かにそういう手口は無くなっているように思います。サイトそのものはおそらく検索サイトから消されてから、再度アドレスを変えてアップしたものではないかと思います。

はたして、今回の「鼻うがい」はコピーと認定されるのかどうか・・・

いずれにせよ、自分で文章を書いて、自分の経験での話を書かないとどうしようもないと思います。

昨年は、ご近所の大国での、コピー商品や「ドラえもん」などのそっくりさんが問題になりました。
その国では、もともと「まねる行為」、「コピー」そのものが法律で悪いことという認識がないのだそうです。国際的には大問題ですけれども。

昨年は、偽造などの「偽」という言葉がキーワード、1年の言葉として選ばれました。

今年もまだそういうことなのかなぁ。

ページのトップへ


2006年7月24日 セミが鳴きだした。

今年はセミの鳴きだすのがおそいなあと心配していました。
例年は、7月14日〜18日くらいだったと思う。(あくまでも思うです・・・)

わたしの自宅は大阪市内の住宅地なのですが、幸いにお隣が小さいながらも公園になっています。

毎年夏になると、セミの鳴き声が気になります。
それは、決して「うるさい」と思うことよりも、いつか突然セミが鳴かなくなるのでは・・・と心配しているのです。
一応大阪市に真ん中にありますので、道路はアスファルトになっており、もう土のところは公園くらいにしかありません。

そして今日24日は遅ればせながら今年セミが鳴きだした日です!
なんとなくホッとした・・・


私が個人的に夏を感じるもの

セミの鳴き声

スイカの香り

蚊取り線香の匂い

感覚で言うと、聴覚、臭覚に偏っていますが・・・

最近ではスイカは季節感がなく販売しているし、蚊取り線香は都会ではほとんど使われていないような気がしますね。

そういえば、「アイスクリン」っていう、シャーベットとアイスクリームの中間みたいなのが美味しかったな。
今もあるのだろうか?


セミの鳴きだした日に

ページのトップへ


2006年5月8日付け 読売新聞より抜粋

「がん」ついての記事が、読売新聞に載っておりましたので、ここに転載させていただきます。

『免疫の働きを強める3種類のたんぱく質を組み合わせた「カクテル免疫療法」で、大型の固形がんを高率で消滅させることに、順天堂大医学部の奥村康教授(免疫学)らのチームが成功した。
マウスの実験だが、人間への応用も期待できる成果で、8日付けの専門誌「ネイチャー・メディシン」電子版に発表する。

奥村教授らは、がん細胞に結合するとこれを自滅させる「アンチDR5抗体」と呼ばれるたんぱく質を人工的に作成した。ただ、この抗体は一部のがん細胞にしか結合しないため、単独では効果が小さい。
このため、体内にもともとある免疫細胞が、がん細胞を見つけやすくする「アンチCD40抗体」と、免疫細胞の攻撃能力を高める「アンチCD137抗体」を併用したところ、強力な抗がん作用を発揮させることが分かった。

マウスを使った実験では、5ミリメートル角の乳がんや腎臓がんが、10匹中7匹で消滅した。
人間だと、握り拳大のがんが消滅したことに匹敵するという。奥村教授は「がん細胞を移植したマウスを治療したのでなく、『自家がん』と呼ばれる自然に近いがんを消滅させた点で、意義は大きい。これらの抗体の作用は人間でも同じと考えられるため有望だ」と話している。』

というものでした。
ここ数十年、大きな変化の見られない対がん研究の中では、非常に大きな成果と思われましたので、ここに書いておこうと思いました。

現在のがんに対する治療の3本柱は、外科的手法(手術)、放射線治療、化学療法(抗がん剤)です。
この免疫学を基礎にした治療方法が次代の治療法として発展するかもしれませんね。


ページのトップへ


2006年3月24日 厚生労働省アガリクス製品の検査報告

下のキリンウェルファーマ叶サのアガリクス製品に発がん性が認められ、回収するように指示する内容の厚生労働省発表(2月13日付け)がありました。

その後、どうなったのかと言いますと、3月22日付けで厚生労働省の発表がありました。

キリンウェルファーマ叶サ以外に2社の製品が同時検査対象とされておりましたが・・・

他の商品には「発がん性」は認められませんでした。

という発表がありました。

問題があったときには、すぐに新聞、テレビでは発表しますが、その後の検査結果を厚生労働省は発表すると言うことで約束は守られていますが、マスコミはその対応はしない模様です。

あえて2日間様子を見ていましたが、新聞、テレビなどでの公表はありませんでした。
下記に私が公表していることもあり、他の商品についての安全性について確認されましたのでお知らせいたします。

厚生労働省のページ

http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/03/h0320-5.html
PDFファイルを読むためには、アドビアクロバットリーダーが必要です。

ページのトップへ



2006年2月16日 キリンウェルファーマ叶サアガリクス製品に発がん性

2月14日の朝刊に、突然アガリクス製品に発がん性があるという事が発表されました。
最初に誤解の無いように書いておきますが、試験対象になった製品のうちの1社の製品という事です。

副作用報告があり、国立医薬品食品衛生研究所において検査を実施されておりました。
アガリクスを含む3製品について、発がん性試験が実施されていた製品3種類のうち、試験が完了した1製品に発ガンプロモーション作用があることが認められたと、2月13日付けの厚生労働省の発表がありました。

厚生労働省の該当ホームページ

http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/02/h0213-3.html

PDFファイルが3つあります。

あくまでも正確な情報を取り入れていただく目的で、今回ここにリンクを貼りました。
現在アガリクス製品をお使いの方は一度目を通しておいていただきたいと思います。

厚生労働省のこのファイルの中には、いわゆる「風評被害」が生じるような事が無いような正確な理解をお願いいたします。
という表現がされています。

消費者の方の、慎重な判断が必要かと思います。

ちなみにキリンウェルファーマ叶サ品の原料アガリクスは、中国産100%のものを粉末化したものです。


風評:(よくない)うわさ、世の中の取りざた

ページのトップへ


2005年12月6日 ミニバブル?(漢方と関係ないお話です)

最近、家のテレビのブラウン管がだんだん暗くなっているようで、いつ寿命が来てもおかしくないと思われる状態になっています。
それで新しいタイプの薄型テレビが気になり、大阪の電機屋さん街、日本橋に行って商品を見たりして遊んだりしています。
テレビCMでもたくさんありますが、現在薄型テレビが主流になってきています。

しかもデカイ!

おかしいと思いました。

古いタイプのテレビでは25インチ、29インチとかいうのが大きい部類でした。
ところが、液晶技術が進歩したのか大型のものが作れるようになったのでしょう。
すごく大きなものが店舗内ににずら〜とたくさん並べております。
価格もすごいですね。

大きな店舗内で見ると、そういう大きな画面でも、感覚が麻痺するのかそれほどめちゃめちゃな違和感はないのですが、実際に家に置くとどうでしょう?
大きなものでは、40インチ〜65インチくらいまであります。

今、家の母屋に32インチのものがありますが、それでも大きいですね。
メーカーの話では、ブラウン管の後ろのでっぱりが無い分、テレビを奥に持っていけるので、ワンランク大きなものが置けます。ということが言われています。(その分、価格も一気に上がりますけど)
私の家は小さい部屋ですので、32インチも難しいですね。

タイトルの話になりますが、一つ思い出したことがあります。

バブルと言われた時期に同じように大きくなったものがあります。
それは車でした。
ちょうど、車の購入を考えていたのですが、面白いことに景気がバブル期に入ると、今まで5ナンバーといわれる普通車のスタンダードと言われるものが、揃って3ナンバー(横幅、全長が大きくてもよい車)に格上げになりました。
外見も5ナンバー枠を超えて大きくなりました。
トヨタのマークU3兄弟、ホンダのアコード、三菱のシグマ、ギャラン、日産はなんだったけ、ローレルあたりかもしれません。そういうものが一斉に格上げされました。体格も大きくなったわけです。もちろん税金もグンと高くなります。

道路は広くなりましたか?
駐車場は広くなりましたか?

そういうものは変わらないのに、景気がバブルになると、物がデカクなるようなのです。

テレビもそうなのかなと思いました。

貴方の家や、部屋は大きくなりましたか?


ページのトップへ


2005年10月15日 漢方相談カードの記入方法について

本日より、漢方相談相談カードに、「相談内容」が書かれていないものに対しましては、返信をいたさないことにさせていただきます。

体質チェックだけで、何も相談内容の書かれていないものが、あまりにも多く来る様になりました。
これは大変、礼を失する行為と思われます。

場合によっては、ご丁寧に、ご住所などの個人情報まで書かれているのに、相談したいことが全く書かれていないものもあります。

これらのメールにも、今まで全て返信(相談内容が書かれていませんので〜相談内容を書いて返信してください云々)してきていましたが、精神衛生上、とてもストレスに感じますので、本日より相談内容の書かれていないものには、返信をしないことに決めました。

メールを書くことが出来ない人もいらっしゃいますが、電話やファックスという手もございます。
実際お電話いただくことも非常に多いです。

どうか、ご理解のほどお願いいたします。

ページのトップへ


2005年10月8日 ちょっと困った。

最近電話でアトピー性皮膚炎のご相談がありました。男性の方で、お声ではまだ若い方のように感じましたが、実際のところわかりません。

『3ヶ月で体質改善できますか?』

「???、それはアトピーが3ヶ月で治るということですか?」

『そうです。どこかで漢方薬3ヶ月で体質改善できて、アトピーは治るというのを、人から聞いて、インターネットを調べて漢方薬局に電話しているのですが・・・』

おおまかそういう内容のやり取りでした。

私には、そういう経験は、幼小児の場合にまれにみる最短期間という記憶は過去にあるけれど、それ以外には全くありませんと正直にお答えいたしました。
特に成人のアトピーではとても考えられないと思います。ともお答えしました。

本当にそういうことがあるのか・・・?

もちろん、ステロイドの外用や当然内服ステロイドなどは全くに使わずにでだ。
3ヶ月でアトピー完治できるものだろうか?
(ステロイド内服とは、飲み薬のことで、薬局では出せないもの、すなわち病院で出されるセレスタミンなどの薬のことをさしています。)

この電話をいただいてから、頭から離れず、ちょっと困っています。

先輩諸先生方の書籍を見ましても、今までの本ではそういう記載にはなかったように思います。
写真つきで紹介されている最近の本でも、改善している写真(漢方薬の使用前、使用後)という写真)を見ましても、確かに良くなっていますが、失礼ながら完治というようなものではありませんし。

少なくとも当方では、アトピー性皮膚炎の治療ではそういうことはありませんで、記事に書いているように、根気のいるものであることをご理解の上でご相談いただきたいと思います。

アトピー性皮膚炎と漢方


ページのトップへ



2005年9月17日 テレビCMで・・・

このタイトルの前に、下の「寒天ダイエット」について、追加しておくことがあります。
粉寒天は水を直接吸い込んで膨張するものではありませんので、そのまま口に入れても窒息するようなことはないようです。ただし、プランタゴオバタ種皮(別名:サイリューム、オオバコ種皮)は水の状態で一気に膨張しますので、絶対に直接口に入れないようにしなければなりません。
粉寒天を、そのまま水で服用している人がいて分かりました。この使い方は副作用があります。便秘になってしまって、どうしようもない女性がおられました。気をつけましょう。

さて、気になるテレビCMがありました。
「大豆の○○メ」という清涼飲料水で、柳葉さんとアタック25の司会者(名前忘れてしまった^_^;)が宣伝しているものです。(それは『児玉 清』さんだと、これを読んだ妻からツッコミあり!)
最初のCMは納豆一パック分の大豆イソフラボンがこれ一本で摂れるというもので、2作目はお豆腐1/4丁の大豆イソフラボンというものでした。

特に最初のCMの方は、私個人が神経質なのか、かなり錯覚を起こさせるような出来でした。
お気づきのことを思いますが、この清涼飲料水一本が、納豆一パックと同じ内容を持つもののような印象を持ってしまうような映像のような気がしました。

この清涼飲料水のデキに文句を言うつもりもありませんし、大豆類の食べられない人が大豆イソフラボンを摂るのには手軽でよいと思います。

でも、普通の人には、こう断言できるでしょう。

納豆一パック、お豆腐を食べているほうがずっと良い!


ページのトップへ



2005年6月14日 寒天ダイエットブームですね!

最近よく聞くダイエット法に寒天を使ったものがあります。

食品ですので、効果、効能が言ってはいけませんが、寒天の糖尿病の方への食前に食べさす方法でデータと取ったそうです。

糖尿病患者76人を2群に分け、3カ月実施したところ。
寒天を食前に食べた群は、血糖値、総コレステロール値、血圧、体重、体脂肪率が減少したということです。

参考文献
http://www.blackwell-synergy.com/doi/abs/10.1111/j.1463-1326.2004.00370.x
英文ですので、訳して読んでね。

この働きが寒天だけのことなのか、他の水分を多く含んでゲル状になる食物繊維でも同じことだとは思うのですが、どこか違うのかな?

昔からあるものとしては、「マンナン」(こんにゃく)、当方も扱いしている「オオバコ種皮あるいはプランタゴオバタ種皮」などがあります。
おそらくこれらも同じような働きなのだと思います。
確かに、ダイエットをするならこの手のものが、もっとも結果が早いという事が皆さんの経験上の事実としてあります。

寒天でも注意は同じなので、書いておきます。
寒天などは、ところてんがあり、食べるのに問題はないのです。
ただし粉寒天や、プランタゴオバタは種皮(粉状です)は、水分を吸って膨張しますので、絶対にそのまま口に入れないようにしてください。のどに詰まるなど事故が起きないとも限りません。必ず水、お茶、ウーロン茶などできればノンカロリーの飲み物などに溶かしたり、混ぜたりして飲むようにしましょう。(粉寒天は直接水を吸って膨張することはありません。2005年9月17日追加)
ちなみに、粉寒天は、100ccのお茶に対して1g(小サジ1杯)が目安です。
プランタゴオバタは、もっと大きく膨れますので、マグカップ一杯に大サジ一杯が目安でしょう。
(プランタゴオバタはすぐにどろどろになりますので、すぐに飲んでください)
粉寒天もプランタゴオバタも決して一度に多くの量を使わないことが重要です。
それと食前に限りますね。

追伸みたいな書き方ですが、ダイエットといえば最近また中国ダイエット製品「天天素:清脂こう嚢」という物で、死亡を含め現在112件事件が起こっています。

このホームページでは中国製品、特にダイエット食品、男性用強精剤について過去に書いています。
もちろん、このようなHPの記事を皆さんが読んでいるわけではないのは重々存じておりますが、ニュースなどでも何度も取り上げられていることです。

いつから日本人はこんなにも「無防備」になったのかと思いきや、事件が起こってからでも「ニュースをみて怖くなったけど、試してみたい」などの好奇心?でインターネットから購入したという愚かな行為をするものまでいたそうです。
いくら自己責任とはいえ、ひどい成分を含んでいるものなのに・・・
ダイエットには、寒天を食べるというちょっとしたことでも、継続する気持ちが必要です。
すぐ飽きてしまうというのがデメリットと言われていますが、本人の意識しだいだと思うのですが。
この寒天でも、私のところに扱っているものでも、また同じような食物繊維を含んでいるもので「マイタケ粒」でもそれなりのことが期待できます。

私のところでも、この天天素ではないものですが、体調がおかしくなったということで、なんとかならないかというご相談を受けたことがあります。(複数です。)
まず、その商品を止めるようにというと返信がありませんでした。
どこかおかしいと思いませんか?

ページのトップへ


2005年5月27日 胎内記憶

胎内記憶の話。
時間があって夕方のTVを見ましたら、関西テレビ(大阪)、全国的にはフジテレビでしょうか?で子供の割合多くの中に、胎内にいた時の記憶があるという話を実際のお子さんも登場してやっていました。

非常に驚くべき内容でした。
小さいお年(10歳未満くらいでした)のお子さんで、お母さんの胎内にいる状態を記憶しているというのがかなり存在するというものでした。そういう研究をしているドクターがいるらしい。

胎児でいたときの丸くなっていた格好をおぼえていたり、足でおなかを蹴っている様子はどんな格好をしているのか実際にして見せたりしていました。

また、非常に面白い記憶の持ち主のお子さんは、6歳か7歳のときにそのときの記憶の絵を描いているのですが、どうも精子のようなものが書かれ、それがだんだん人間の形になり、手足が髪の毛が生えるよう出てきて成長していく、妊娠初期の状態が絵でかかれていました。
またどういうふうにして身体の外に出てきたのか覚えている?
という質問に対しては、絵を描きながら、掃除機のホースのような所を通って出てきたと答えていました。

そのやり取りをを見た婦人科のドクターが言うには、客観的には全くそのとおりで、こんな小さな子供さんが、大人に内容を吹き込まれて答えているとは到底思えない。
とても驚異的なことだとおっしゃっていました。

もっと驚く内容が・・・

これは、もう普通の医学からはかけ離れている話ですが、お母さんの胎内に入る前の状態を覚えているというものです。

自分が空の雲の上から、羽の生えた天使に囲まれながら、どの親の所に生まれてくるかを自分で選んで生まれてくるというのです。
そういうお子さんが二人紹介されていました。


なんともすごいですね。
私は不思議大好きおじさんですから、こういう話は興味があります。

よく子供は
「子供は親を選べない」
「なんでこんな親の元に生まれたんだ!」
とかテレビドラマなんかで、親に当たっている場面を見ますが、実は自分で親を選んで生まれてくるんですね。

なんとも驚きです。

ページのトップへ


2005年5月23日 アガリクス関係の書籍出版社摘発

以前から何度も書いてきましたが、ようやっとアガリクス製品販売の目的で宣伝広告をしていた書籍、出版会社、およびアガリクス製品製造会社が家宅捜索された。
もうすでにマスコミに会社名が発表されたので、出版社名を書いても問題ないと判断して書かせていただきます。(5月18日)

今年4月にも一度、史輝出版があげられていたのですが、今回は新たに「ライブ出版」「青山書籍」、健康食品製造販売会社「応微研」(山梨県)など、アガリクスなどの健康食品をめぐる違法広告で家宅捜索という記事になりました。

「ライブ出版」や「青山書籍」は、史輝出版と役員が同じで、実質名前が違うだけで同じ会社ということになります。記事では、出版物も事実上史輝出版の社員が編集していたとありました。

常識のある人から見れば、この手の本の内容に疑いを持ったり、警戒心を持つものです。
やはり癌という病気に関しては、『藁をもすがる』気持ちから、在りもしない研究データを信用して本の巻末にある研究所に電話するのも、私は理解出来ないわけではありません。
しかしある程度、その本の表題や内容を見れば、その内容の大げさな表現に?が付くのではないかと思います。

癌といえば、ある大学病院の教授で、独自の免疫療法で癌が治ると本を出していましたが、そのデータが嘘や、きちんとするべき検査もせずに良くなっているといい患者さんをだましていたとして、訴えられています。
この例などは、出版会社よりも問題が大きいかもしれません。大学教授の名前が付いて、しかも本も自分の名前で出していますので、読まれた方も信じるのも無理はないという気がします。

本当に何を信じていいのか分かりませんね。

そういえば最近気になるのは、昔からある「ある健康雑誌」。
本の内容を、新聞広告や本の表に書いてあるのを見ますと、もう頭がおかしいのではないのか?
こんな内容を書いていて、なんら問題にならないのだろうかとかなり不思議に思っている本がありますね。
これはさすがに雑誌名は書けません、今のところ問題は取り上げられていませんので。

健康雑誌の中には、それほど大げさな表現はされていないもの、内容のしっかりしたものもあるのですが、その古参の本が特に表現がおかしいと思うのは私だけでしょうか?


ページのトップへ


2005年5月1日 コエンザイムQ10(CoQ10)やαリポ酸??

もうコエンザイムQ10が健康食品として定着して久しい。
とはいえまだ1年も経っていないのではないだろうか?
TVやマスコミで紹介されるやいなや、爆発的に売れまくる、売れまくる!
販売会社は原料成分のコエンザイムQ10(ユビデカレノン)が不足して、店頭には商品さえない始末という状態が続いていた。

実際、不足しているのは分かりますが、製品の中にほとんどCoQ10が入っていなくて、日本では許可されていない化学物質が入っていたという「とんでもないモノ」まで販売されていて、これはさすがに検査で引っかかったのか回収されました。業者は多分業務停止か許可取り消しになっているはずです。
氷山の一角でなければよいのですが・・・

世界中のコエンザイムQ10を製造しているのは、日本の4社がほぼ100%製造しているそうで、日本の製品が不足していたときは逆輸入の形となって海外から入るそうであります。
2001年4月の厚生労働省の食薬区分の見直しで、効果・効能を標榜しない限りにおいては、食品として販売が出来るということで、サプリとして販売されるにいたりました。

もとは、医療用医薬品(ユビデカレノン)として1974年から、医療機関で使用されていたものであり、有名なものでは、エーザイの「ノイキノン」。1日使用量は30mgとなっています。

コエンザイムQ10の相互作用と、可能性について、(社)日本薬剤師会中央薬事情報センターの柴田 忠義、向井呈一さんが、漢方調剤研究という本の中で説明しています。

●医薬品あるいはサプリとしてのコエンザイムQ10を他の医薬品と併用した場合、いくつかの組み合わせについて相互作用が指摘されています。
このコエンザイムQ10はビタミンK様作用があるため、ワルファリンカリウム(医薬品名 ワーファリン)の抗凝血作用を減弱させる可能性が指摘されています。
また血圧に影響を与える可能性があり、降圧剤が増強される可能性があるため注意が必要との事です。
 
●また、コエンザイムQ10のその他の可能性(良い意味での)としては、コレステロール低下剤のHMG−CoA還元酵素阻害剤(例:リピトール、メバロチン、リポバスなど)を服用している場合、コエンザイムQ10の値が低下しているとの報告もあり、またHMG−CoA還元酵素阻害剤の副作用でもある横紋筋融解症の誘因に生体内のコエンザイムQ10値の低下が関与していると考えられているので、HMG−CoA還元酵素阻害剤を服用している患者さんで、高齢者の場合コエンザイムQ10を補うことが有効ではないかとしてきされています。
 
以上、柴田先生等の記述から少し抜粋させていただきました。

以下コエンザイムQ10をCoQ10と表記します。

★ところがつい最近、反対派の意見が出てきました。

発表は今年1月に医学専門誌に報告されたという事ですが、どの専門書なのかはわかりません。
発表は久留米大学の医学部の松岡秀洋助教授で、まとめると『CoQ10を長期にわたって摂取すると、若返るのではなく、動脈硬化が進む可能性があるという』ことです。
CoQ10がアンチエージング(老化防止)に有効という事で脚光を浴びた事と全くの逆効果という事になります。
研究のはじめは、抗酸化物質であるCoQ10が動脈硬化を予防するのではないかと考え、健康な男女100名以上の血中濃度を測定して見たところ、想定外(ホリエモン氏と違って)の結果が出たといいます。

高血圧、高脂血症、肥満などの「メタボリックシンドローム」といわれる動脈硬化の危険因子の値が高い人ほどCoQ10の値が高い事が分かった。
「少なくとも動脈硬化の危険因子の高い人には不足していないという事が分かった。抗酸化物質には、活性酸素を無毒化するかわりに、自分が酸化されて有毒になるというパラドックス(矛盾)があります」といっておられます。

この報告に対しては、CoQ10を扱っている企業側(資生堂、ファンケルなど)は概ね、次のようなコメントになっております。
「CoQ10は、厚生労働省により認められ、広く一般に健康補助食品として使用されている成分。商品に明記した摂取量を守っていただければ、安心して使用できるものです」
とお決まりの厚生労働省を盾にした(何かあっても厚生労働省の責任に出来る)表現をしています。

★印以下の部分は、週刊朝日からの記事を抜粋したものですが、そこには、ある医師の言葉で、『CoQ10をこれだけの人が大量に摂取するという事態は、人類の歴史上初めて。サプリは安全と思われていますが、そうとも限らないことは、βカロテンの例が示すとおりです』とのこと。
βカロテンの例とは・・・喫煙者の肺がんを予防する目的でβカロテンを投与したところ、かえって肺がんの発生率が増えたという欧米の臨床結果が有名。
CoQ10を使い続けている人たちは、効果を調べる実験に参加しているのだと言い切っています。
結構、過激な内容であります。


●それに対して、αリポ酸というものは・・・
まだよく分からない(苦笑)

日経ヘルス誌には、以下のように書いてある。

αリポ酸は体内では還元型に変わり、ビタミンC、ビタミンE、グルタチオン、CoQ10などを再活性化する。その際αリポ酸自体は酸化されるが、すぐ還元型に戻る。水にも油にも溶ける。2004年6月から食品への使用が解禁された。

この最大のポイントは、上記の「自ら酸化されても、すぐに還元型に戻る」という点であろうと思われます。1日100mgの摂取が良いとされています。

しかしこれもまた、これだけの大量を長期間使用するのは、まだ人体実験のような気がします。
本来必要とされる人、たとえばドイツでは糖尿病性末梢神経障害の薬になっているということなので、血糖値の気になる人やコレステロール値が気になる人が試されると良いのではないでしょうか?

さて・・・

こういうサプリメントが非常に早く市場に流れているということについて、誰も疑問を持たないのだろうか?

私はインターネット市場などの商店のメルマガなどの登録をしていますが、テレビや雑誌で紹介されると・・・
翌日のメールには『今話題の、○○緊急入荷!限定数200個』などのメールが届いています。
早い!早すぎる!吉野家の牛丼(まだ再開していないけど)より早いかも知れない。
紫ウコン(ガジュツらしい)が、肥満解消によいとどこかのテレビでやっていたら、翌日のメールでやはり「緊急入荷!」となります。
(ちなみに、言っておきますが、どこにも商品に書いていませんので、ガジュツは妊婦さんには禁忌です。禁忌とは、使ってはいけないという意味です。漢方ではおけつ性の腹腔内腫瘤(子宮筋腫・肝腫・脾腫)に使用されるくらいのものです。「気中の血を破る」とされます。行気破血作用といわれます。

この早すぎるとも言えるスピーディーさは、簡単に言えば、最初から出来上がっているもの、仕組まれているものということです。

さきに販売目的の商品の開発、また製品も準備が出来たところで、メディアであるテレビなどのマスコミとの打ち合わせがなされる。当然、そこには金額的な絡みもあるでしょう。
そして、マスコミに登場するや否や、翌日には『今まで聞いたこともない名前の商品』がインターネットで配信され、販売されるのです。

一般店頭に並ぶのは、どちらかというとやや遅れ気味になります。もっとも大手の薬局、薬店にはそういう連絡があるようで商品は入っているようです。

ライブドアの堀江氏(ホリエモン:メディアが付けたニックネームは中々面白い)が、ラジオ、やテレビなどのメディアを買収しようとした大きな名目は「インターネットとメディアの融合」というものでした。これは昔から、ソフトバンクの孫氏も言っていたことです。

この新しいサプリのテレビ放送、商品のインターネット配信販売もその一つの表れかという気がしないでもありません。

薬剤師として恥ずかしいことかも知れませんが、αリポ酸?聞いたことがなかった名前でした。
それがテレビで紹介されたら、早速商品は多くの健康食品メーカーが乱立してつくり、それがまた売れまくるという現象になっています。

ちょっと警告しておきますと、上記のように人類の歴史の中で、これだけ大量のものを摂取したことがないということを記憶して、身体がおかしいと思えばすぐに中止して様子をみることにしましょう。

私の所でも、CoQ10商品は置いておりますが、現在HP上にはまだ掲載しておりません。
別に危険性の可能性があるかもとかいう意味ではありません。
必要と思う人におすすめいたしております。運動過剰気味の人、身体の酸化しやすい状況にある人などにはおすすめですね。


ページのトップへ


2005年4月23日(トレンドマイクロ社のトラブル)

今朝、薬局に行ってパソコン2台に電源を入れて仕事の準備をしていました。
一台がウイルスソフトが自動的にアップデートで再起動後、動かなくなってしまった。
大変慌てます。なにせ仕事でウェブ上でする仕事があります。
ウィンドウズまでは起動するものの、あとが動かないに等しい。なにもバックアップも出来ない状態になってしまっています。

まさか、これがトレンドマイクロ社のウイルスバスター2005の不具合だとは・・・
夕刊で知りました。
WindowsXPのSP2を当てているものにのみ不具合が出るというトレンドマイクロ社の失敗。

不思議な事に2日前の4月20日に、もう一台のお客様とのメールのやり取りをして入るほうのPCがこれも原因不明で、あるソフトがどうしても動かなくなった。
色々触っているうちに結局OSから入れなおすはめに・・・
それが今回助かる事になった。

不思議な・・・幸運!
この修理した分は、WindowsXPのSP1だったので、今回のトラブルにはいたらなった。

トレンドマイクロ社のミスのためとは思わなかったので(だって、もう一方のPCは大丈夫なんだから)、こいつもどうしても元に戻らないし、早くしないと仕事が大変。という事でこいつもOSから再インストール、デバイスドライバー入れて、ソフトを入れなおして、なんとか夜までに終わって、家に帰ったら上の事件が発覚。
新聞社、共同通信社、JR東日本や各企業にかなり大きなトラブルが起こったそうである。

もう、トレンドマイクロ社のあほ!

本当、20日故障した分がSP1でよかった。2台ダウンしていたら仕事にかなりの支障が出ていましたよ。
安定してきたとはいえ、まだPCって怖いものがありますね。


ページのトップへ


2005年3月17日

当薬局の私が書いた記事タイトルを流用し、その文章をクリックすると他の薬局のサイトにつながるという所があると、私のお客様からご指摘がありました。

中国漢方薬の個人輸入代行をしている薬局で、内容は非常に危険なものを扱っていると思われる薬局です。
当方とは当然のこと関係はありませんので、ご注意ください。

私がいつも注意している中国製品そのものを、輸入して飲むということは私は決しておすすめするはずがありませんので、もしそういうサイトに行ってもさっさと引き返すことをおすすめいたします。

ページのトップへ


2005年2月20日

先日、大阪の寝屋川市の小学校で、また恐れていたような事件が起こりました。
同校を卒業した男性Aが教員3人を包丁で傷つけた。そのうちお一人の男性教諭が残念ながらお亡くなりになりました。

その犯人Aは、日記帳か何かに「自分を変えたい」というような事を書いていたそうである。

『自分が変われば、世界(周り)は変わる』
というような事を言う人が多くなった。

少なくとも私の所に相談に来る「鬱病」や「神経症状」を訴えている人からも多く聞かれる言葉です。
啓蒙セミナーや自己開発セミナーなどで指導しているのでしょうか?
一時よく聞いた言葉です。

はっきりと声を大きくして私の考えを書いておきますが、
私はこの考えは、まったく理解が出来ません。

自分が変わればよいと言うのは、今の自分を否定するという事にほかなりません。
そうでしょう?
今の自分に問題があるから、今の状況が悪い→自分が変われば状況が変化するだろう
自分を否定して、新しい自分に変容する事で世界が変わる、という事を考えているらしい。
自己逃避と同じような意味合いに私は感じています。
だから「鬱病」などの人が口にするのだろうと思います。

自己否定は「自分にあらず」という事を求めるということですね。
そんな人間はいません。もうすでに人間ではないと思います。
ですから、人間にありえない、自己を失った行動を起こすようになる。

『思いは実現する』あるいは『思いは現実化する』


という言葉どおり、その人の希望が現実化したという事になります。


自分の世界の中心に、自己を肯定して据えるというはおかしいことですか?
自分が一番好き!
ナルちゃん(ナルシスト)になるのもおかしいかもしれませんが、自分の本質をよく理解し、肯定して考えの中心に据えてみましょう。瞑想もいいですね。自分の性格を素直に見つめて、自分にはこういうところがあるとか理解してあげましょう。
(鬱病、うつ状態にある人は、瞑想はしないでください。マイナス思考に陥り、大変危険です)

自分の世界の中心に、自分がいないと、価値観、自分の行動に決まりごとがなく、他に価値観や物事の基準を求めなければ生きていけなくなります。
宗教的カリスマを求めたり、洗脳をこころよく思って受けたりするようになるのではないでしょうか?
もちろんその場合、洗脳を受けているとは思わないでしょう。自分にない素晴らしい教えという事になるのでしょうね。

そんな事を考えさせられる日が続いています。

ページのトップへ


2005年2月12日

お客さんとお話していました。
もう長いお付き合いのあるご婦人です。

ポジティブ(プラス思考)とかネガティブ(マイナス思考)とかの話になったので、この女性の癖をお話しました。

Aさん:『何をするにもとてもストレスを感じるんです。今○○しているのですが、楽しめないんです。』

私:『好きな事だけすればいいやん、嫌な事をしようとするからじゃあないの』

A:『私は○○する事は嫌いじゃあないんです』
  
私:『私はこれはキライじゃあないのです』=『好き』ということじゃあないよね。

かなり考えていましたけれど、説明をしなければならないことになりました。

否定の否定は決して、肯定という意味ではない事ぐらいよく考えれば分かるのですが、勘違いしているのです。
『嫌いではない』は、『ごく普通』かもしれないし、または『普通よりどちらかといえば嫌いなほうかも知れない』というところまで幅広く取れますね。
好きなら好きと言える方が素直です。

この方の癖はこういう否定的言葉の否定をよく使うのです。
一つ一つの言葉は思いだせませんが、「〜〜でないことはない」という具合に言葉を使っています。
あるいは『こうしないから悪い』、『こうしなければいけないんですね』と自分を追い詰めています。
その結果、自分の好きな事を楽しめば良いのでは?という問いに戸惑うことになります。
好きな事が分からないのです。

A:『○○するのが好きになるように、一生懸命努力しようとしているのですが、好きになれません』などと面白い事を言います。

『好きになるのに理由なんてあるのかな』
『好きな理由を考えてリストに書き出す事は可能だけど、何らかの理由がつかないと好きになれないものかなあ』

長い人生の中で自分の思い、考えを素直に表現できなくなってしまったのでしょうか?
とても不思議な思いでいます。

でもこの方は、私と話をするのが好きなようでよく話し込んでいきます。

今日も『何をするにも、身体に力が入ってガチガチになって力が入りすぎて面白くもないし、疲れます。今この瞬間が大事、今やる事をしっかりやるだけと言われるのは分かりますが、明日や3日先の事まで気になって大変だなぁと思います』と言います。

ガチガチになったりするのは、心の緊張が身体に現れているんではないですか?
不安や恐怖が緊張を生みますね。

今、この薬局の床の上に女子体操の「平均台」の10cm幅の線を引いてみましょう。
ここを10cmの幅の道をはみ出さずに歩きましょうと言われれば、僕もたぶん貴方もすたすたと歩けるでしょう。

でも状況が違って、目の前が谷底のがけの上に平均台を置いて渡りましょうという事になったらどうでしょう?
一歩でもその平均台の上を歩くことが出来るでしょうか?ひょっとしたら平均台の上に乗る事さえ拒否するかもしれません。
その時はもう、身体の筋肉はガチガチに緊張して、立っているだけで「左右に振られる」くらいに揺れるかもしれません。
それくらい「落ちるのではないか、谷底に落ちたら死んでしまうかもしれない」という恐怖は心と身体を緊張状態にさせてしまいます。
その結果行動に制限を与えてしまうことにあります。

『取り越し苦労は、ただ不安と恐怖を増しているだけに過ぎない事、明日はどうなるか誰にも分かりません。でも今まで通り、たいてい、貴方の明日は谷底ではないのですよ』

『貴方の明日は、決して谷底ではないのですよ』おお、なんていい言葉!

時に自分でも納得できる言葉が口から出てきて驚くことがあります。

ああ、いい加減な事をペラペラ言うこの口が悪いんや〜


ページのトップへ

2005年2月4日 やっぱりあれも「うつ状態」の一つの表れだったか?

下の所で2004年12月22日の文章がありますが、その方が今日で70日過ぎました。

はっきりとした自覚症状の改善を、やっと口にしてくれました。
もう前のような症状はほとんどありませんと言います。
10年間苦しんでいたのでが、意外にも早く改善してきています。
もちろんまだ漢方薬は続ける必要があります。


話は少し脱線しますが、漢方薬とは言え、薬には違いがないのだから、長期に服用すれば副作用も気になります、あるいはお医者さんにそのように言われたというお客さまがいらっしゃいます。
これは、漢方薬は医薬品に違いないのは間違いない事実ですし、実際私も治療目的で処方しています。ただし、その漢方薬がその人に合っている場合は長期にしようしても調子が良いことが持続することはあっても副作用が出ることはかなり「まれ」なことというふうに考えています。私の記憶では調子が良い、体質に合っている漢方薬を何年も飲まれていて副作用が出た例がありません。
体質が変わったときには、その漢方薬が合わないということを表すことがあります。
その時には処方を変更する必要があります。



話を戻して・・・

最近は肩こりも減り、あまり感じなくなってきましたし、ふらふら感もなく、へたってしまうこともなくなりました。
知人からも「最近疲れた」って言わなくなってきたねっと言われたそうで、大変喜んでおられました。
ここでは漢方の自慢話をするのは趣旨ではないですね^_^;

さて、表題にありますように、このようなふらふら感にしましても、「うつ状態」の隠れ鬱といいますか、一つの隠れた症状ではないかと疑っています。
患者さん本人が始めて感じたことをしゃべってくれましたが、今の状態を考えると、よくテレビや雑誌に書かれている「うつ病」の症状というのが、以前にはあったように思いますということです。体調がよくなると当然、気分も良くなるのは分かるのですが、この方の思いは多分本当だろうと私は考えています。
最初のころと比べると、ずいぶん表情やお話の仕方、反応が違うのを感じています。おそらくご家族、お友達にもその辺のところは感じておられるでしょう。

処方した漢方薬は、けっして「うつ状態」にメインに使われているものではないのですが、私は中高年以降、高齢者の「めまい、ふらつき」によく使用します。
最近では現代医学的に痴呆症(認識症?ややこしいですね)に効果がありということで使用されている処方なので、案外こういう神経症やうつ状態に有効な部分もある可能性がありますね。

ところで、憂鬱な気分のときに良いといわれるセントジョーンズワートを新しく入れました。
お安いものも出回っていますが、当薬局では価格は高くても、あくまでも品質にこだわりをもって準備いたしました。

セントジョーンズワートのページに

ページのトップへ



2005年1月28日

これも日記

今年の正月あたりから旧一万円札の偽札事件が多発した。どこから出回ったのかは、一人の人が偽造で逮捕されているが、それ以外にもあるようである。
私が少なくとも生まれてから初めて見るような事件だと思っています。

どういうところが生まれて初めてというか、心が傷ついたかというと・・・
子供がどこからか知らないけれど、その偽札を譲り受け、使用していたというところである。

テレビでは、高校生らしい女の子にインタビューしているところをモザイク入りで写している。

『先輩が、焼肉屋さんで使ったら全然ばれなくって、腹いっぱい焼肉食えたよ』って言っていた。
インタビュアーが
「もし偽札があったら、欲しいですか?使いたいですか?」というような事を聞いたとき、

『欲しい!使ってみたい〜。焼肉思いっきり食べたい!』

そんなやり取りをしているのを見ました。
また、旧札だけではなく、新札をパソコンやコピー機あたりでコピーして作って、タクシーで使った事件もありました。

正直、脱力感というかもう人間やめたくなってきて、やる気が失せてきてしまっていました。

よく子供の事件、問題について、「親が悪い!、いや学校が悪い!」などと言われて議論されています。
これはもうもっと大きく「大人が悪い」
としか言いようがないではないのでしょうか?

道徳というか、常識というか、社会を成り立たせている通常の常識的なものを大人がしっかりと子供たちに躾けておかないといけないのではないですか?

ちなみに、マスコミも面白おかしく報道するだけでなく、通貨偽造の罪の重さをニュース番組、報道番組でも何度でも伝えるのが本当でしょう。それなのにほとんどそういう『罪の重さ』を伝えきれていない。

その国のお金は、当然ながら国の経済の基本であり、場合によって、何億円も偽札が出れば、日本円の信用失墜、一気に国が転覆する危険さえあるの思っているのは私だけ?

刑法では通貨偽造罪:刑法第16章第148条にこうあります。

第148条(通貨偽造及び行使等)
[1] 行使の目的で、通用する貨幣、紙幣又は銀行券を偽造し、又は変造した者は、
無期
又は3年以上の懲役に処する。

[2]偽造又は変造の貨幣、紙幣又は銀行券を行使し、又は行使の目的で人に交付し、若しくは輸入した者も、前項と同様とする。


偽札を作ったものも、それを使ったものも、ただコピーしたものでも、行使目的でそういう事をすれば、無期という非常に重い罪が規定されているのである。
無期ですよ、無期懲役
それはもちろん上に書いたように、国家の信用にかかわる問題、国家転覆の危機までにも影響があるからであろうと当然思います。。

こういう事を知らないで、罪の意識がなくやったからと言って、法律は許してはくれないであろう。
悪い大人は別にして、子供たちにはもっとはっきりと、どれくらい重たい罪なのかを理解してもらうべく、学校ではもちろんであるが、TVでも何度もはっきりと説明しなければいけない。
あまりにもおもしろ、おかしく興味本位に取り上げすぎているように思う。

そんな事があって、しばらく気持ちは暗くなっていたのです。


ページのトップへ

2004年12月22日

これは完全に日記

先日一日で二回驚くようなことがありました。そのうちの一つを書いておきましょう。

二週間前に「めまい」で、10年間楽しむ事の出来なかった女性の話。
Aさんは60代の女性なのですが、当薬局を知る古くからのお客さんに連れられて入って来られました。先のお客様がおられたので、しばらくお待ちいただいていました。お待ちになっているのを見ていますと、待合室のソファーで紹介者さんにもたれかかり、膝枕状態で横になられていました。
待っていただいて大丈夫なのですか?とお聞きして確認しましたが、何とか大丈夫という返事でしたので、しばらくののちにご相談を受けました。
ご相談内容は、10年間「フワフワしためまい」で疲れる。血圧は高い、日常の生活が出来ないと言うことでした。それでも仕事は持っています。なんとか事務職を知人の所でさせていただいているそうです。それでもすぐに横になり、普段の生活も面白くない状態であったそうです。

漢方薬はインスピレーションで、すぐに決めました。
そして二週間後。

この患者さんが入ってこられました。

私「その後いかがですか?」

Aさん『まだ、フラフラが気になるんですけど・・・』

なんだか、ひっかかりのある、違和感のあるしゃべり方です。

Aさん『それから手足が冷えるんです。すごく!ほらっ』っと、私の手に彼女の手を当ててきて冷たさをアピールします。

私「・・・」

考えていました。

「まだフラフラが気になるんですけれど」という事はめまいが治っていないという事ではないなと気づきました。

それで質問をしました。
私「まだ、めまいが気になるという事は、めまいは楽になっていますね。今までが10という数字で悪かったとすれば、今はどれくらいの悪さですか?逆に言えばどれくらいよくなっていますか?」と。

Aさん『いままで行けた事のないデパートにお歳暮を注文しに行けました。それから忘年会も誘われて、「具合が悪ければ帰っていいからと」と言われて行きましたが、大丈夫でした。
ん〜大体半分くらい良いと思います。』

もうちょっとで、効いていないと思い、処方を変えてしまうところでした。本当に回り道をするところでした。あぶなかったですねぇ〜。

そうなんですね。
長い間辛い思いをしてきた人は、ついついマイナス思考にかたよりがちになるのですね。
良くなってきた事に感謝の気持ちがまず沸かないのでしょう。
悪い状態に意識がフォーカスされていて良くなっていることに気持ちが行かない。しかも今まで訴えていた症状以外に、気になるところ(手足が冷たいなど)を探し出して、いつも自分が悪い状態にあるということがある意味普通なんだという感覚になっているのかもしれません。
こういう表現は、思い当たる人にはかなり「キツく」聞こえることだと思います。
 
しかし実際には、あまりに長く体調が悪いとこういう反応をする人が出てきます。
こちらから、良くなっている所を聞き出さないと、言ってくれない人というのは多くいらっしゃいます。
10年以上苦しんできた症状が、わずか二週間で半分というのは、ものすごい事なんですよ。
もちろん全部よくなるかどうか保障は出来ませんが、日常の生活が楽になっていることには違いありません。

彼女が明るい顔で、元気に薬局に入ってこられる日が来る事を祈っています。

ページのトップへ


2004年12月19日 子宮内膜症が抗アレルギー薬で緩和
(読売新聞(2004年12月19日大阪)の記事より要約します)

私のHPでもよく取り上げている、最近増えている女性の病気『子宮内膜症』。
この子宮内膜症の痛みなどの諸症状の緩和に、抗アレルギー薬の「ロイコトリエン拮抗薬」が有効であるとの記事がありました。
記事の要約は以下のようになります。

大森赤十字病院(東京)産婦人科医師の内出一郎先生と、栃木臨床病理研究所長の菅又昌雄先生らは、子宮内膜症の発症にアレルギー反応が関与している可能性があることを動物実験で確かめた。
アレルギー反応にかかわる「肥満細胞」という特殊な細胞が異常に増えている事がわかった。メカニズムは今の所は不詳だが「卵管を通って月経血が逆流し、アレルギーを起こしているのではないか?」というふうに仮説をしている。
そうであれば既存の抗アレルギー薬が有効ではないかという事で、気管支ぜんそくをもつ患者約100人に抗ロイコトリエン拮抗薬を服用してしてもらったところ、約8割で月経痛の改善や月経血量の正常化が見られたそうです。妊娠した人が次々と出てきており、妊娠を希望する患者に適していると話しています。

子宮内膜症の組織内では肥満細胞が多く見られ、アレルギー反応(脱顆粒現象:何らかのアレルギー刺激を受けて細胞膜が破れ、ヒスタミンやロイコトリエンなどの炎症性化学物質がばらまかれる現象)がおきている。
抗アレルギー薬、中でもロイコトリエン拮抗薬が効果的ということである。
代表的なロイコトリエン拮抗薬としては次のものがある。(基本的にぜんそくの管理薬として用いられる要処方薬である)

◎一般名 プランルカスト  商品名 オノン
◎一般名 ザフィルルカスト 商品名 アコレート
◎一般名 モンテルカスト  商品名 キプレス、シングレア

ぜんそくの発作を予防する薬として数年前から使われだした薬で、保険調剤をしている薬局薬剤師なら知らない人はいないだろうという薬です。

ぜんそく薬としては、病院では保険が適応するが、この子宮内膜症には適応外なので、原則として保険がきかない。
まだ始まったばかりの治療で、本当に有効かどうかは、これからさらに大規模な調査が必要と締めくくっています。

私は個人的に、免疫異常が最近の多くなってきている病気の大部分をしめる原因となっているのではないかと考えている一人なんですが、上記の仮説もアレルギー反応(免疫異常の一種)の説明となっています。

現代医学の子宮内膜症の原因の説明には、下記のようなことが一般に言われています。

★子宮内膜は排卵後(月経のはじまる約2週間前)から月経が始まるまで内膜が子宮の中に出来ます。私の話では、簡単に、仮に受精卵が子宮に到達した際に居心地よくおられるようにベッドを作っていると説明しています。それが妊娠しない場合には、月経時にははがれ落ちるのです。
さて、昔はお子さんを生む回数が多く、3〜5人なんていうお子さんは普通でした。ということは、女性が妊娠して、出産する回数が多いとなると、一生における生理回数も現代の女性より少なくなります。そのため子宮内膜を作る回数も昔は少なかったという事になります。

また現代の生活スタイルからは、女性の出産年齢も昔に比べ遅い事が多くなってきています。そのため出産にいたるまでの生理回数が多くなり、当然子宮内膜の作られる回数も多くなります。生理の回数が多ければ多いほどこの病気の可能性が多くなるというのが、現代の婦人科の考え方のようです。

それは十分理解できるのですが、最近は子宮内膜症の女性のご相談でも、18〜19歳というお若い方も増えてきています。
これはすぐ上の説明ではちょっと考えられないことではないかと私は考えています。
というような事で、この表題のアレルギー反応という仮説は受け入れられやすいと思い今回は記事に書いてみました。


私は漢方で、子宮内膜症に対処しているのですが、ひょっとすると抗アレルギー薬の併用で数段の治療効果がアップするのではないかと期待しています。副作用少なく、患者さんにとって良い治療が望まれますね。

ちなみに、現代の子宮内膜症の対応は、ホルモン療法により閉経状態にする(更年期障害のような副作用)、あるいはそこまで行かなくても、低用量ピルによる妊娠しているような状態にして月経を止め、子宮内膜を作らせない状態を維持する。すなわち排卵を抑制することになります。
またどうしようもない痛みなどの場合には、内視鏡手術による癒着部分を削除して取り除く方法がとられますが、いずれ再発する可能性もあるので、いざという場合に行う方法と考えてよいと思います。

今回のこの新聞記事の、子宮内膜症にロイコトリエン拮抗薬を使った試みは、大森赤十字病院だけで行われているものかもしれません。一般の病院では受け入れられるものではないかもしれません。
これを読んで興味の持たれた方は、すぐに受けられる治療ではないかもしれないことをご理解ください。気管支喘息と子宮内膜症を両方お持ちの方は、これらの薬を使ったあとの子宮内膜症の程度の変化をよくみてください。私にその内容をお伝えいただければさらにうれしいことです。

★追加
新聞上での説明では、ロイコトリエン拮抗薬が気管支喘息にのみ適応があるようになっていますが、上の3種類のうち、ザフィルルカスト(アコレート)と、モンテルカスト(キプレス、シングレア)は気管支喘息にのみ適応症を持ちますが、プランルカスト(オノン)は気管支喘息とアレルギー性鼻炎にも適応を持ちます。

ページのトップへ


2004年10月16日 脂肪を包んで排出するというダイエット食品の報告

さて、9月17日づけで書いた(すぐ下の文章)ダイエット食品の誇大広告について、独立法人 国立健康・栄養研究所の発表がありました。

http://hfnet.nih.go.jp/notes/detail.php?no=15

厚生労働省の依頼による実験データということになります。
あくまでも動物実験によるものという限定の話ですが。
なぜ、動物実験だけの結果であり、人間では確認されていないという遠慮がちな書き方になっているかというと・・・

この研究所ではつい最近、『にがりによるダイエット効果は疑問』『にがりの摂りすぎによる、塩化マグネシウムの下剤作用で、排便分の体重減少の誤解』という意味合いの発表をしたました。
この際に、消費者からかなりの抗議の電話がかかってきたそうです。
実際に『やせた』という人などからはもちろんですが、なかには『脅迫』めいたものもかなりあったそうです。(ひそかに業者さんかもしれないと思っています。)
そんな事もあり、ちょっとナーバスになっているような表現になっています。

ただ、厚生労働省の方は、誇大広告をしている業者にはきびしく当たるという表現をしていたように思います。

ダイエットにまつわる話は、今後も色々と問題が出てくるでしょう。
ダイエット関連商品は、写真つきで驚くような物を広告に乗せれば、すぐに話題になりますからね。
使用前、使用後の写真もどちらが『先』の写真かわからなかったりして・・・
コンピューターを使うと、背丈を変えずに細くする事も可能なのでしょうね。私はあまりソフト関係は知らないけれど、たぶん出来るんではないかな?

今日はこのへんで

ページのトップへ 


2004年9月17日 バイブル本、ダイエット食品の裏話?
(なぜか新聞などではあまりかかれていない情報)

また、日記の間隔があいてしまったようです(笑)
本当は書くことが、毎日のようにたくさんあるんだけれどね。

このページは、基本的に私が日々感じたことを書いていく日記のつもりで用意したスペースなんですけれど、実際にはここを訪れていただいた方にとっては、普段の新聞やテレビなどではあまり目にしないような情報を提供している物になっているように思います。

今回もあまり目にしないような情報を書いておきたいと思います。

バイブル本について

いわゆる「健康食品で癌が治る」という「うたい文句」の本についてです。
今年の5月にも、ある出版社に対して、厚生労働省から改善指導が出されていました。
その通達の翌日の新聞に、でかでかと対抗するかのような宣伝本が出てるのには思わず笑ってしまった。おそらく新聞広告を止める時間もなかったのでしょうが・・・

バイブル本の特徴は、本の巻末に連絡先として、(たいていは)架空の「〜〜研究所」としてあったり、業者名を書かずに「しおり」としてはさむなどしてあります。
実際の文書の責任は監修者にあるでしょうが、販売事業者などが分からないような方法にしてあることに特徴があるでしょう。
そこに連絡することで、商品を購入することができるようになっています。

たまたま、古書店でそういう類の本が数冊並んでいたので、ちょっと見てみました。
一冊は「アガリクス」についての本、そしてもう一つは「メシマコブ」に関する本。

偶然だったのでしょうが、その中のデータ(癌抑制データだったか何か)で、この二冊の本には、お互いの商売敵のキノコの名前がない!(大爆笑物)

そう、アガリクスの本にはメシマコブに関するデータがなく、もう一冊はその逆のパターンというわけです。なんと幼稚な出来なんでしょう。いくら世の中の「キノコ」ブームの2大主流とはいえ、これではあまりにもいい加減すぎますね。
ちなみにちゃんと両方のキノコの名前が出ているのもありましたよ。

5月の厚生労働省の改善指導にもそれほど変化がなかったのか、さらに8月はじめに、虚偽誇大広告を禁じた健康増進法に抵触するものがあるとして、厚生労働省は、日本書籍出版協会、日本新聞協会、日本雑誌協会など7団体に慎重な取り扱いを求める異例の通知を出したもようであります。

★ダイエット食品について
(脂肪を吸着して大便として排出し、脂肪吸収を抑制するという「うたい文句」の品)

ダイエット食品についての虚偽の誇大広告につきましては、今まで私だけでなく、マスコミなどでも何度も取り上げられてきたものです。
今回は飲食した栄養素の中から「脂肪分」を吸着などして大便として排出させ、カロリーカットをしようとするもの。
これらの商品9種類選び実験をした。化学的な根拠が得られるのかどうかと、厚生労働省が国立健康・栄養研究所に依頼した結果、以下のようなことがわかったようであります。

3週間、ねずみの食事に、えさにダイエット食品を混ぜて与え「ふん」の中の脂肪量を測定するもので、9種類の健康食品のうち、幾分「ふん」中に脂肪が増えたものもあったが、98%は消化吸収されており、目標としたダイエット効果は得られないものとの結果が得られました。
これは今年の10月に日本臨床栄養学会で発表されます。

ちなみに米食品医薬品局(FDA)は今年の4月に「エフェドラ」(私もダイエット食品の中で危険性が高いと注意を促していたものです)を発売中止にしましたが、有名人を含めてその時点でわかる範囲では160人以上の死者が出ています。

独立行政法人 国立健康・栄養研究所
http://www.nih.go.jp/eiken/

ページのトップへ   


2004年7月26日  薬局

昨日は大阪では「天神祭り」の日でした。
といっても、今日は天神祭りにいった話ではないです。(^^ゞ
しかし、今年は猛暑という言葉が見事に当たるような暑さが続いていますね。
当分外には出たくないような気温です。

大阪はキタやミナミと言われる繁華街があります。キタは梅田周辺、ミナミは難波周辺のことを指しています。そのミナミの地下街を久しぶりに歩いていました。
地下街だけではありませんが、薬の量販店がたくさんあり、にぎやかにやっています。

店頭には「目薬」を多品種、数多くをバスケットに山盛りいれて、どれでも「いくら」という定額で販売してます。
もう一つには商品は忘れましたが、やはりバスケットに入れて、価格統一で販売しておられました。
風邪薬は、バスケットに入れられてはおりませんが、商店街の通りの道からすぐ手の届く範囲にたくさん並んでいます。
いわゆるセルフ方式なのでしょう。
万引きされてもまず分からないくらいに、通りのキワキワまで雑貨と一緒に大衆薬が並べられています。

最近は、薬の販売も規制緩和の波が押し寄せてきています。
現在はおだやかな成分の医薬品のみを、医薬部外品にして、コンビニなどでも販売されています。
薬局業界側は行き過ぎた規制緩和はよくないと抵抗しています。

でも考えてみれば、もう薬局の方で、すでにコンビニ並みの販売を、風邪薬にしても、頭痛薬にしても、目薬にしてもセルフ方式で勝手にお客様に選ばせています。
販売している人も薬剤師ではなく、一般の人が白衣を着て対応しているだけでした。
このお店は大手のチェーン展開している薬局、薬店なんですが・・・

これでは規制緩和が妥当という話は、当然進んで行くものと、誰が考えても自明ではないかと思われました。

この流れは、20年ほど前から見られており、それまでは乱売(価格破壊)の例は多くありましたし、その後実際、再販価格の実質崩壊となりました。
しかしその当時はまだ、薬は店頭にバスケットに並べて、セルフ方式というのはありませんでした。

のちに店内のカウンターがオープンカウンター方式になっているのをよく見かけました。
その頃から、目薬や風邪薬などを、お客様が自由に選んで良いような雰囲気になっています。
最近は、薬もいわゆる健康食品も雑貨も同じような棚に並べられ、しかもほとんど薬局店舗内というより、もう通路側の外側に出ています。

このままでは、いくら薬局業界側が、「薬は薬剤師が」といったところで、かなりのものがコンビニ薬に流れていくことになるでしょう。これも薬局(たとえ一部の薬局の話であっても)側、自らがそういう流れを作っているという事実に、流れに逆らうことは難しいと実感いたしました。

ページのトップへ   メニューに戻る


2004年6月25日  髪の毛が黒くなってきた話?


最近、ちょっと面白い話がありました。

もう私とのお付き合いも何年もある古株のお客様ですが、今年の3月にある機会にあるものをプレゼントさせていただいた。

『ゲルマニウム原石』と『ショールトルマリン(黒トルマリン)』

各々を1kgづつを浴用に使用してもらうように、100円ショップでランジェリー用ネットをつけて差し上げました。

これは、去年の末頃、友人の女性から少しゲルマニウム原石をいただいて、お風呂に使用していて発汗の量などが違うということで自分が愛用していたものです。
新陳代謝がかなり違う感じがしますし、肌もつるつるした感じになります。それでトルマリンを一緒に使うとさらに良いということで、先のお客様プレゼント用も一緒に購入いたしました。

毎月お会いするのですが、大体3ヶ月経ったある日、お宅に伺った所、タイトルの髪の毛の話が出ました。

「髪の毛が黒くなってきたようなんです。」
「た、確かに!」


ご主人は70歳を越えられており、全白髪で私よりは頭頂部にかけては髪の毛も薄い。(見られていたらごめんなさいm(__)m)

それが確かに、両横の耳の上の部分が黒くなっている。一本二本という髪の毛ではなく、きちんと筋で黒い髪が現れています。

一緒に住んでいると分かりにくいのですが、たまに遊びに来るお嬢さんが最初に気づいたようです。
今後どのようになっていくか楽しみにされているようです(*^_^*)
髪の毛も生えてこんかいな・・・っと。

ほぼ同時期に使用している私はと言うと、髪の毛が黒くなるのも、発毛も確認されていません。残念!
入浴している時間が短いのかもしれません。

ゲルマニウムには面白い作用があります。還元力が非常に高く、簡単に言えば酸化、老化させない。というか逆転作用もあるのでは?と思うような反応がありますね。
これをご覧の方は、検索で調べられるとよいと思います。ただし偽物や、異常に高いものは注意してください。
分からなければ、私にメール下されば、購入先をお教えいたしますよ。

私は、まだこれにデッドシーソルト(死海の塩)と重曹をごく少量(ティースプーン一杯くらい)を同時に入れたりします。たくさん入れる必要はないようです。


ページのトップへ   メニューに戻る


2004年4月19日 魔女の一撃

あいた〜!!
やってしまいました。
魔女の一撃と表現される『ぎっくり腰』ってやつ!
30代前半にも、やったことがある。

今回は・・・

朝、ご来局されたお客様に、立って挨拶した。
その時に鼻がむずむずして、くしゃみが出そうになったので、
上半身だけを右によじって「ハックショイ!」、その途端、腰に激痛が・・・
その時は、まだお客様の漢方薬(すでに作ってあって助かったが)をお渡しして、世間話も出来たのですが、ドンドン症状がひどくなってくる。

HPのお付き合いのある患者さんへのメールに返信したりしていたが、今度は椅子から立ち上がれない。同じ格好をしている分にはまだ大丈夫だったのが、身動き取れないほどに痛む。歩くのに腰も伸びないし、片足に体重がかかると腰砕け状態になってしまう(笑)
一歩あるく、方向転換をする、その都度、「ウッ!、アウッ!、グッ!」などの声とも言えん音が口から漏れてしまう。
冷や汗と言うより、脂汗という方感じですね。これは。

とにかく、漢方薬の実験です。
よくご存知の「芍薬甘草湯」を大量に飲んでみる。大体、3〜4時間で1日分は飲んでいるので、今日一日で、もう大体3倍量くらい服用した計算になる。どうせ家に帰ってから、追加するから、それ以上にになるでしょう。
シップも貼ってみている。
それに五味さん式に、腰下にゴムベルトを強く巻いて、骨盤・仙骨のずれを少しでも矯正しようと試みた。

半日経って、かなり痛みは取れているが、これで寝られるのだろうか?

恐ろしいことに、実は今日は、もう一つ実験をしていました。
ある薬を大量に飲んでいました。副作用はないとのことで。
ただし・・・耐用量がくると・・・下痢で現れるとの事。
昨日僕と一緒に行動していた人は、何の実験をしていたのか、わかります。

きましたがな。
「キュ〜、グルグルゥ〜〜」
まさか、もう耐用量まで来たのか?

アウ、アウ言いながら、這うようになんとかトイレへ

もうちょっとで、うんこ漏らすところでしたがなぁ。
危なかった。

今朝、神さんに、文句たれていた。
もっと良い世界にしてくれよ。過ごしにくいではないか、とか色々と神さんに毒づいていたから、やり返されたのかもしれない。

魔女の一撃ならぬ、「神さんの一撃」かも。

明日はちゃんと、仕事できますように。神さん、よろしく。

完全に日記です m(__)m


2004年4月20日追加

翌日です。

起床時はまだかなり痛みが残っていましたが、現時点(夜9時)で80%くらいの回復をみています。漢方薬以外に激痛で動けなかったので、新薬の鎮痛剤(ロキソニン)を昨日2錠、今日は仕事が出来ないと困るので、朝食後1錠を併用しました。

もう鎮痛剤の効果も切れていますが、ほぼ回復というところまできました。
なかなか良い感じです。漢方薬は今日も通常の2倍量を使用しています。
しばらく様子をみましょう。
どうも体調悪いときのほうが、冗談はうまく書けるみたいですね。


2004年4月10日 ウイルスの逆襲?

今年に入ってからというもの、ウイルス(遠い昔にはビールスと呼ばれていた)が世間を騒がせています。昨年の中国、東南アジアを震え上がらせたSARSから考えればここ数年ということになります。日本では不幸にも高病原性鳥インフルエンザによる被害が養鶏場で出てしまいました。不幸中の幸いで日本では、人間に対する感染は確認されていません。きちんと熱を通した鶏肉、卵では感染はないので、食事には問題はありません。

そこに、さらにある新聞記事が目に入ってきました。

4月6日読売新聞
『A型インフルエンザの特効薬であるオセルタミビル(商品名タミフル)を子供に使うと、約三割に薬の効きにくい耐性ウイルスが出現することが、東大医科学研究所の河岡義裕教授らの研究でわかり・・・』

『治療現場では重症化を防ぐため、子供に投与せざるを得ないのが現状で、大量投与につながっている。大量に使うとどんな薬でも耐性が出来るのは当然で、日本発の耐性ウイルスが流行するのではないかと心配している。(大阪府立公衆衛生研究所)』
というものです。

細菌と抗生物質(最近は抗菌剤と表現されることの方が多くなりました。)とのいたちごっごが連想されます。ウイルスに対しても同じようなことにならなければよいがと思います。
抗ウイルス剤の研究は、細菌にくらべまだ歴史が浅いと言えます。ウイルスのように、ある意味超原始的、そして逆に言えば超進歩的(変異が早い)な生物にまで対抗するとなると、すんなりとかたがつくかどうか疑問も出てきます。

『B型肝炎ウイルス治療に登場した、ラミブジンなどは、ウイルスの増殖を抑制することにより、80%以下の患者でHBV-DNAは測定感度以下(陰性)となり、肝機能も正常化する。しかし、1年間の連続傾向投与により、10〜20%の患者にこの薬物に抵抗性の変異株が出現し、肝機能の悪化をみる。〜中略〜また、3日間以上の飲み忘れでも、野生株の再増殖による高度な肝障害の危険性がある点をあらかじめ患者に十分に認識させておかなければならない』と診療の治療ガイドラインにあります。

私の患者さんで、そういう説明をきちんと受けていないで服用している人がいます。
どうせなら、きちんとドクター側から説明をしてくれるところでお薬を処方してもらうようにしましょう。
3日間の飲み忘れなんて、旅行などで、うかつに持っていくのを忘れたらすぐたってしまう日数です。それにその薬は普通の薬局の店頭に並んでいる薬ではないのですから、旅行で持って出るのを忘れたからといってすぐに購入なんて出来ませんからね。

すこし、話がずれましたが、ウイルスまで触れるようになってきたのは、遺伝子レベルで操作が出来るほどに科学が進んだことを表しています。
その科学力をもってすれば、人工的にウイルスの内容も変えてしまい、軍事にも応用できる事も可能ということですね。
できれば、病気の治療にとどめておいて欲しいと切望します。

ページのトップへ  メニューに戻る


2004年2月23日  これでいいのかな?

漢方薬、健康食品の販売方法について、これでいいのかな、と思うことがあります。
今の私のやり方は、なんとも非効率的である。
時間的にも、労働力にも全く比例していない。
相談カードでの返信には、ものすごく時間がかかる。
またなれないタイピングによる労力も普通では無い。
真剣な悩みだからこそ、余計に時間をさいてお答えしているつもりです。

当薬局の方針にも書いてあるように、強制的に購入させているわけでもなく、止めるのも自由としています。
ご相談に返信させていただいて、なんの言葉も返ってこない事のなんと多い事でしょう。
きっとこれを見ていただいている人は、想像できないだろうと思います。
コンピューターを目の前にしてメールを送っているので、まるで機械が自動的にメールを返信しているとでも勘違いしているのではないかと思うほどです。
きちんと個別にすべて私がメールをお返しいたしております。

正直、漢方、健康食品のご購入の有無にかかわらず、返事をいただくとほっとします。
「すこし経済的に苦しいので、今回は見合わせます」というようなお返事でも、きちんとされているなとほっとするんですよ。
人間的なやり取りが出来たことでです。
出来るだけ一方的にならないように、お返事はいただきたいものです。
お互い暖かい気・血の流れた人間でしょ。(*^_^*)

今しばらくは、この非効率的ともいえる、
「相談を受けて、時間がかかっても、その人にとってより良い方法を私の手駒の中で改善できる手段を返信する」を続けようと思います。
これしかないんだと思う。

ただし、処方名だけを教えて欲しいということには、お答えいたしておりません。
この部分は私の薬局の仕事の部分だと思うからです。

現在、自分で選ぶ漢方を書きかけています。
これはある程度安全な漢方の部門の中に限り、ご自分で選んで漢方を飲んでみたいと思われる人のためにそういう物を作ろうと思いました。

まずは女性薬(婦人科でよく使用される漢方処方)について、出来るだけの説明を付けて、購入出来るようにしたいと書きだしております。

漢方薬は決して、副作用の無い薬ではありません。確かに安全性の高い生薬で出来ていますが、まれに合わない症状も出てきます。
ありとあらゆる処方を通信販売している薬局をみるとぞっとします。

ひどい所になると、製造専用医薬品を直接販売しているところもあります。医薬品製造業の許可を取っていないのかもしれませんが、製造専用医薬品は一般消費者に販売する事は自粛すべきものです。
薬草名は言いませんが、一体全体それがどれほど危険性があるのか分かっていないのだろうかというぐらいのものもあります。
間違って使えば、命にかかわります。
そういう販売はもちろんする気はありません。

ページのトップへ   メニューに戻る


2004年1月30日  漢方薬の法律上の制限について

ホームページを検索サイトに載せて、約半年になりました。この2月でお蔭様で17年間営業を続けていることになります。ありがとうございます。

この数ヶ月皆様からのご相談を受けて思ったこと・・・
皆さん、インターネット等を利用して、ご自分のご病気のこと、漢方薬や健康食品、ハーブなどを勉強されています。
その中で考えることがありました。
健康食品やハーブ、アロマ、フラワーレメディー、その他の物にしても、病名や効能・効果に対する記載がされていないのにかかわらず、平気でHPや本に書かれているのをそのまま鵜呑みにされて使っています。
商品には、薬事法上の問題があり効能や効果は書いておりません。(だから悪い物だとか、期待するのがおかしいとか言っているのではありません。私は自己紹介の所にも書きましたが、期待して健康食品はかなり使用しています。)

さて漢方薬はどうでしょう。
医薬品である以上、法律上効能・効果を書くことが出来ます。ただしそれが逆に販売する時のネックになったりします。
例えば・・・
アトピー性皮膚炎の事を、私を含め多くの薬局で商品の説明や販売していますが、私の場合は処方名を書いていません。

有名な「黄連解毒湯」という漢方処方があります。
効能・効果には、
『比較的体力があり、のぼせぎみで顔色赤く、いらいらする傾向のある次の諸症:
鼻出血、不眠症、ノイローゼ、胃炎、二日酔、血の道症、めまい、動悸』
というような事が書かれています。
この処方をアトピーに使ってはいけないのでしょうか?
アトピーの「ア」とも書いていませんし、皮膚病の「ひ」とも、痒みの「か」の字も書いてありません。
この処方は比較的お医者様でもアトピーに使うことが多いのではないでしょうか?

実際には、使用されているのですが、添付文書を付けてお渡しすると、「私はこんな病気ではありません」と言われることがあります。
ある意味そうでしょうね。あるとすれば、「顔色赤く、いらいらする傾向」「不眠症」という所くらいでしょうか?ノイローゼでもなく、血の道症でもなく、めまいや動悸があるわけでもない。
高血圧や、肝炎にも使用されています。多くは単独ではなく合方(処方を複数使うこと)だと思いますが、まだなんとなく血圧、肝炎には少し理解できそうな表現があります。
薬局では購入されるお客さんが、納得されれば問題ないと思いますが、その辺のご理解が中々得られないのが現在一番私が疲れるところでもあります。

これは一例であり、ほとんどの漢方処方がそういうものだとご理解いただければ幸いです。

ページのトップへ  メニューに戻る

2004年1月24日  気をつけたい商品(あくまでも個人的意見)

まず個人的な意見ということで、お断りいたしておきます。
いつもながら中国製品の事を書きます。

男性では「強精剤」に属するもので、事に臨む30分前に飲むと良いと説明のある漢方薬といわれているもの。
ある記事を思い出しながら、書いてみます。


2003年末のこと

 通信販売されている中国製の精力増強剤に、米ファイザー社のバイアグラ(成分名:クエン酸シルデナフィル)の成分とよく似た特殊な医薬品成分が含まれていたことが分かったというものです。
当局では12月22日までに、薬事法違反(無承認無許可医薬品の販売)で発売元の健康食品販売会社に販売中止と自主回収を指示したということです。購入者には使用をやめるよう呼び掛けています。

当局によると、自主回収の対象は下記の二つでした。
「男根宝(ナンゲンバオ)」「宝力(ホウリキ)」
ともに一箱(八錠入り)一万円という高価なもの。

バイアグラの成分の「クエン酸シルデナフィル」が入っていても薬事法違反ですが、もっと問題だと思われるのは、類似した「ホモシルデナフィル」という成分が含まれていた事でしょう。合成して新たに作ったということですから。
シルデナフィルの検査では発見できないため、摘発を逃れるため合成された可能性もあると考えられています。この会社は同年夏にもシルデナフィルを含有する別の健康食品の自主回収を指示されています。

(2004年2月4日 校正済み)
 
 これらなど類似の精力剤漢方などは、いかにも漢方成分だけを使っているように表示して、お客さんを安心させていますが、上記の「男根宝」、「宝力」以外にも即効性を強調している物は、疑っていただきたいと思います。記事では無承認無許可医薬品の販売違反を取り上げていましたが、私たちはその物質がどのような副作用を持つものか考えておく必要があります。

少なくともバイアグラの成分は、脳梗塞、心筋梗塞の病歴のある人は使ってはいけません。また、心筋梗塞や狭心症で、心臓の血管を広げる薬を服用されている人、また血圧の管理が徹底されていない人も使用は厳禁な薬です。死亡例も見られています。それが安易に新聞や雑誌の広告で販売されていたり、あるいは個人輸入されて販売されています。
ましてや検査の目をごまかすために、シルデナフィルの構造を変化させたものがどのような副作用を持っているかも分かりません。

ちょうど年末に、精力剤の漢方薬2種類を飲んで、副作用らしき状態で当薬局に相談に来られ、まず中止してみることをおすすめいたしました。症状が出てから、2日間ほど止めていて、すこし状態がマシになっていたので、そのままとにかく中止して様子を見るという話で終わりました。深刻な状態なら、病院にいくように指導する場面でしょう

食用蟻を中心にして作っている物もありますが、成分表だけをみるととても即効性の精力剤というのは信じがたいし、値段もそんなにするものでもありません。ちなみに食用蟻を扱っておりますが、かなり大量に摂ってみましたが、そんな働きは感じませんでした。長く飲めばそれなりの役には立つでしょう。

それから、もう一つ例のごとく「中国製ダイエット漢方、食品」ですね。
これは各新聞にも載ったことのある内容だと思います。

中国製ダイエット茶で肝障害、福岡の母娘、ネットで購入

厚生労働省は22日、中国製のダイエット茶は「雪茶」を飲んだ福岡県の母娘に肝障害が出たと発表した。現在は回復に向かっているという。

雪茶は中国雲南省の高原に生えているムシゴケを乾燥させたもの。中国ではお茶などに使われている。2人はテレビで雪茶を知り、インターネットで購入。8月下旬から、約3ヶ月にわたり、5社が販売した雪茶を煮出して1日約1リットルを飲んでいた。母は10月下旬、血液検査で肝機能の数値が異常になり、動悸(どうき)などの症状が出た。娘は11月から急激に食欲がなくなって体重が減り、入院した。

福岡県の検査では、昨年問題になった中国製やせ薬に含まれていた「フェンフルラミン」などの医薬品成分は検出されなかったが、飲むのを中止後に症状は改善しており、雪茶が原因だったと見られている。(2003年12月22日)

雪茶というのは、明の時代から皇帝に献上された宮廷秘茶として飲まれていたものと聞いています。もしそれほど古くから飲まれていた健康茶なら、問題になるようなことは無いはずであるが・・・
医薬品検査に引っかからないように、科学的に変化してしまうことが出来るだけの科学技術をもっていることは、先の男性用精力剤やフェンフルラミンの誘導体『N−ニトロソーフェンフルラミン』などを見ても明らかですので、この雪茶もそういうものが含まれていないかよく調べてみる事も必要ではないでしょうか?(これと同じようなことを去年の7月にも書いていました。

あとごく最近では、中国上海の漢方専門薬局で購入してきた「糖尿病薬」の漢方薬を飲んで亡くなっている人が新聞に載っていました(2004年1月7日、読売新聞)。因果関係ははっきり分かっていませんが、おそらくその薬と無関係ではないでしょう。その漢方薬の中に漢方成分だけでなく化学医薬品の経口血糖降下薬が入っていないとも限りません。そういうのが中国でよくあるのです。

さて、私は漢方薬局を経営しているのに、どうして、中国製品の事をこうも警戒するように言っているのでしょう?自分でも悲しいのですが、仕方ありません。
実際に新聞などのマスコミでも、私たちの業界内に報告される情報でも、人体に影響を及ぼすような害(最悪の場合は死亡例も含む)は、ほとんど中国製の健康食品、お茶、医薬品なのです。正規に許可を取って輸入している商品でさえ、問題が出ています。

その上、個人輸入品に一体どれほどの信頼があるのでしょうか?
自己責任とは言え、かなり危険な物もある以上手を出さないのが賢明では無いでしょうか?
牛黄清心丸、安宮牛黄丸、片仔廣(へんしこう:肝臓病などによく利用される高価な漢方薬)などは、その値段が高価なものゆえ、中国でも偽物がありますし、日本に正規に輸入されている牛黄清心丸(上記のうち、これだけが日本に正規に輸入許可されています)でも、主成分である「牛黄」が入っていないことが分かり「自主回収」されたことがあります。
これなどは、高価な主成分を抜くことで一気に粗利益がアップしますよね。偽物も高価な医薬品の場合によく見られる例です。安いものの偽物を作っても利益などわずかですから、わざわざ危険を犯してまで作りません。
また水銀、ヒ素混入の問題も過去に何度もあります。

ということで、この私のホームページを訪れる人に、特に気をつけた方がよいと思われるものは、中国製漢方薬、特に通販、新聞広告、インターネットで購入できる、精力剤、ダイエット関係、個人輸入漢方と言っておきます。
今後もこの問題は収まらず、マスコミに取り上げられることになるでしょう。

追伸:実はこれも危険と考えていたダイエット商品で「エフェドラ」はアメリカでは最近販売中止になった。これは漢方の原料生薬である麻黄の主成分であるもの製品化したもので、危険だと思っていました。個人輸入会社しか扱っていなかったので、ここでは言及しませんでした。
さすがにアメリカでは販売中止に踏み切るのは早かったと思います。

ページのトップへ   メニューに戻る

2004年1月22日

ホームページを見てご連絡いただき、お付き合いの始まったお客様が増えてまいりました。
大変うれしく思います。
メールのやり取りをしておりますと、その中に中国漢方薬の個人輸入品や他の商品についての質問も受けることも時々あります。
多くの場合は何も問題ないというものばかりです。頭から批判するつもりもありませんし、ましてや自分の所で扱っていないものなどに対しては、お答え出来ないものなどもあります。

たまに、今お悩みの状況にはおそらく何も影響を及ぼさないだろうと思われる商品(成分)の事を、これはどうでしょうか?というのもあります。(心当たりのある方は、気を悪くされないでくださいね。ごめんなさい)
それほど、(私も含めて)普通の人は、新聞、雑誌、テレビなどのマスコミに出てくる商品やインターネットで通販されているものが、気になるようです。
そしてそれが気になると、どうしても使ってみたい気になるらしい・・・
分かります。分かります。冗談抜きによく分かります。

・・・でもね。
お薬や健康食品のように、実際に自分の身体に入れる物の場合は、よく考えることはやはり必要でしょう。
次回に気を付けたいものを書いてみましょう。

2004年1月22日

昨日が「大寒」だった。よく出来ているというか、今日は関西地方(日本全国?)はすごい寒波襲来の模様。久しぶりに路面が凍って営業さんは車の運転が怖いといっていた。
寒さの影響で、お客様はとっても少ない。開店休業とはこんな感じか・・・
このばたっと空いた時間を利用して、残っていた申告の準備を最終仕上げして、ほとんど出来上がったようです。
そういえば、そろそろインフルエンザが流行ってきたらしい。皆さんも気をつけて欲しいと思います。
今回の書き込みは、ホンマにただの日記でした。
新年になって書き込みしていなかったもので、挨拶代わり(笑)

2003年11月22日  読売新聞から拡張型心筋症について

まずは『独り言』です。

私の気になっている病気で拡張型心筋症という病名があります。実はこの病名の患者さんは現在までに2名かかわっております。一人は現在大阪におられず引越しされたようで、後の経過は分かりませんが、漢方薬開始当初より好転していて、数年元気な姿を見ています。

もう一人は公立病院にて、拡張型心筋症の診断も確定していた人です。この方は病院に経過があるはずです。漢方などを開始して2年でほぼ改善いたしました。
その後ますます元気になり、もう4年以上バリバリ仕事をされています。現在開始より計算して6年以上になります。(2003年現在)

先の人も、後の人も相談表を読み直してみると、服用後1週間目くらいから、楽になっているのを感じたと記入してあります。
薬事法の関係もあります。心臓移植しかないと言われる病気の事をこと細かく書くわけにはいかないかもしれません。私の独り言ということにしておいてください。ですが、事実は事実です。たまたまでも、ここに目を触れた方で、お困りの方は一度ご相談ください。小さなお子さんの経験はありません。飲みにくくても、2歳にもなれば飲めると思います。


さて読売新聞2003年11月3日分記事から抜粋します。

『心臓移植適用の大半を占める拡張型心筋症は、心筋細胞中のたんぱく質「心臓型トロポニンT」が異物と認識されてできる抗体で発症することを、本庶佑・京都大大学院医学研究科教授(分子生物学)らのグループがマウスの実験で突き止めた。3日、米医学雑誌「ネイチャー・メディスン」オンライン版で発表する。人間で確認されれば人工透析での抗体除去など移植以外の治療法が期待できる。国内患者は、約1万8千人。遺伝が原因の一つだが他の原因が不明だった。一昨年、抗体が自分の体を攻撃するのを防ぐ遺伝子「PD−1」を欠損させたマウスが発症するのを確認。心筋細胞に沈着した抗体を調べると、心筋収縮を助ける働きをする心臓型トロポニンTが抗原になっていたことが分かった。このたんぱく質の抗体をマウスに投与したところ、12週間後に心臓の容積が収縮時で正常の3倍、拡張時で1.25倍になり、ポンプ機能が低下していた。後略』
自己たんぱくを質を異物と認識・発症するという可能性が出てきたわけです。

私は以前より、免疫疾患の可能性があるとにらんでおりました。少なくとも免疫異常かウイルスの影響?という思いでした。
肥大型心筋症の心筋にはかなりの高確率でC型肝炎ウイルスが見つかるという発表も以前読んだことがあります。
ところが拡張型心筋症にはC型ウイルスの存在は少ないということです。違いがみられます。

いずれにせよ、自己免疫異常が原因の一つの可能性が出てきたことで、最初に書いた私の『独り言』もまんざら間違いではないと思えるようになりました。いずれもう少し詳しく書けたらいいなと思います。

ページのトップへ   メニューに戻る

2003年10月21日 朝日新聞記事から「漢方薬で肺がん抑制」

久しぶりの日記帳の更新です(^_^;)

10月19日付の朝日新聞総合14版3ページに大きな見出しで『漢方薬で肺がん抑制』とありました。知人が記事を切り抜いて持ってきてくれました。

内容は、

「古代から不老不死の薬として言い伝えられた漢方薬「天台烏薬てんだいうやく」(注:厳密には、漢方薬とは言わず、生薬というべき)に、肺がん細胞の増殖を抑える働きがあることを、岐阜大医学部第二内科の藤原久義教授と大野康医師、同大東洋医学講座の赤尾清剛助教授らのグループが突き止めた。

抗がん剤治療の副作用を緩和するために漢方薬(注:十全大補湯、補中益気湯、その他に駆お血剤など)が使われる事はあるが、漢方薬が直接、がん細胞を抑制するとの報告はないといい、手術が難しい患者への新たな治療法をなる可能性がある

〜中略〜

大野医師らの実験では、がん細胞に天台烏薬を混ぜたところ、48時間後にほとんどの細胞が死滅。顕微鏡で、アポトーシス(細胞の自殺)がおきたことを確認した。また、がん細胞を移植したマウスによる実験では、4週間にわたって蒸留水を与えたマウスと天台烏薬を投与したマウスを比較したところ、天台烏薬を投与したマウスのがんの大きさは与えなかったマウスの約3分の1に抑えられ、副作用もほとんどみられなかった。」

という事でした。
漢方を仕事にしている者にとっては、素晴らしい発見だと思われます。これからの実験、検証を進めていただき、より良い生薬の活用を願います。

ページのトップへ   メニューに戻る

2003年8月7日 ペットボトル症候群?熱中症?

聞きなれない言葉かもしれません『ペットボトル症候群』
私も去年初めて聞きました。
どういった内容なのかと言いますと・・・

特に夏場に多いわけですが、暑いからついつい飲み物に手が出ます。その時に水分を補給するわけです。(のどが渇く。)
その水分が問題なんです。
自動販売機で缶コーヒー、ジュース類を買って、何本も飲んでしまう営業マンたち。たっぷりの糖分が含まれています。公園の木陰でこのたっぷりと糖分を含んだ飲み物を飲んでいる方を見たことがあります。
そのうち高血糖になり、急症の糖尿病と同じく高血糖昏睡を起こし倒れてしまいます。
夏場だと、熱中症と勘違いしそうなので要注意です。どちらも大変危険な状態なので倒れている場合は、迷わず救急車を呼んだ方が良いでしょう。
缶コーヒーはもちろんのこと、健康飲料と考えられているスポーツ飲料(ポカリやアクエリアスなど)、いま流行のアミノサプリ飲料などにもかなり糖分が含まれています。砂糖に換算して少ないアミノ系飲料(500mlペットボトル)で30g弱、糖分の多いジュース、果汁飲料で40g前後の砂糖分が含まれています。(大まかな数字です。ジュース系では約10%の糖分といわれていますので、1,5リットルペットボトルで150gの砂糖が入っていると思ってください。)

ちょうど、昨日のこと。
夕方、営業マンらしい人が薬局に入って来られた。見た目にもおかしい感じがします。きょろきょろと薬局内を見ています。
一体どうしたのだろう?と声をかけてみると、

「夏ばて」のようなんです。

と言いつつもなんだか落ち着きがない。
私の薬局は『漢方薬局』ですが、漢方でよければお薬を考えさせていただきますがと言い、いったんお客さんを相談机の所に座らせて話をうかがう。
それでもなんだか意識状態がおかしい。朝8時から帰りは夜12時になるというオーバーワークである。ここ数ヶ月(おそらく1〜2ヶ月だろう)疲れが取れない。食欲がない。おしっこは出ている。
驚いたことに医療関係の会社勤務で、これからお医者様と商談があるという!
ということは決して、いつもこのような(失礼ながら)アホのような対応や話しか出来ない人ではないはず。なにせ、状態を聞きだすのに、「わからない」という言葉が何回も出ていたので、ここで私の薬局だけでやってはいけない状態だと気づきました。

時間は夕刻で病院、医院もやっている時間帯だったので、すぐに近くにある病院にいくように指示しました。行けるかどうか?という疑問もありましたが、救急車の必要性も考えましたが、すぐそこのクリニックでしたので、大丈夫と判断しました。

ペットボトル症候群か熱中症も可能性を疑いました。
しかしその後、まだ当人からの挨拶がない。心配だなあ・・・

ついでに

『熱中症』の場合にも水補給が重要ですが、ここでも水、お茶が安心(ただし後で書くように、塩分も補給しておかないと大変なことになる)。スポーツ飲料も糖分が多すぎて、結局浸透圧の関係で水分をおしっこに出そうとして(高血糖による高張性利尿)、脱水症状になります。2倍に薄めるのがよいと言われる理由です。

もっと簡単で有効な方法があります。天然塩(自然海塩)を約1%濃度に溶かした水をコップ一杯飲んでおくことですね。体液濃度は0.9%ですが、そうそうきっちりでなくてもいいので、200mlの水(コップ満杯)の水に2gの自然海塩を溶かせば良いのです。体液とほぼ等張で必要なイオンが含まれています。この塩分濃度の水は飲むと分かりますが、結構塩辛いと思います。でも体液と等張なので、後でのどが渇くことがありません。血液中に十分水分と塩分を補給して、汗として出て行ってしまった物を補ってくれます。

熱中症で必要なのは、水だけでなく、塩分であることを決して忘れないでください。汗をだくだくとかいて、出て行ってしまうのは水分と塩分。塩分が抜けてしまった血液は血液中の水分を保持することが出来なくなってしまいます。塩分は水を引っ張る働きをするのです。
逆に塩辛いものを食べ過ぎると、のどが渇いて水を飲みたくなるのと同じです。適切な体液濃度(0.9%)になるように、自分の身体は調節しようとします。
汗をかきすぎ、水分と共に塩分も失った血液は水を引っ張りこむ力を失い、水を飲んでも、飲んでも体外に汗として出て行ってしまいます。血液はどろどろ状態になります。
車でいえば、冷却水の減ったエンジンと同じで、オーバーヒート状態になってしまうのとよく似ています。早急に冷却水を補給し、エンジンの熱を冷やさなければなりませんね。

ところで、ビールなどのアルコールは確かに水分ですが、アルコールによって結果は脱水症状を起こしますので間違っていますので気をつけてください。お酒を飲んだ日には、良くのどが渇いて「水」を欲しくなるでしょう。また、飲んだ帰り道に、ラーメンを食べたいという人がいますよね。日本酒なら、ます酒のかどっこに塩をのせて舐めながら飲んだものです。
酒好きは、塩辛いものが合うのも知っていますよね。同じような理由ですよ。
熱中症の場合はまず病院。軽度のものならば、まず体温を下げる工夫をして、水と天然塩を補給して様子を見ましょう。

今年は、まだ暑さがましなようですが、注意しなければいけませんね。

ページのトップへ   メニューに戻る

2003年7月21日 ピロリ菌の除菌について(抗生物質の多用。これでいいのか!)

久しぶりに書きます。
つい先日、読売新聞両面開きで「ピロリ菌」の除菌についてディスカッションがありました。内容をコピーしようとして、取って置いたつもりが紛失。
でも大きな内容は覚えています。

1979年にオーストラリアのロイヤル・バース病院のウォーレン医師が、胃炎の胃粘膜かららせん状の菌の存在を発見しました。(その時は新しい菌なので、名前はなかった)
同じ病院の研修医マーシャルと共に研究。その後菌の培養に苦労しながらも成功して、現在言われているヘリコバクター・ピロリ菌の発見に至りました。マーシャルはピロリ菌の固まりを自ら飲みこんで実験して、急性胃炎を起こして苦しんだ末にこの菌が胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍に関係していることを証明いたしました。

現在の研究では、慢性胃炎の発症や、胃・十二指腸潰瘍の再発・難治化に関与していることがはっきりしており、疫学的には、胃潰瘍の70〜90%、十二指腸潰瘍の90%以上で、H・ピロリ菌感染が確認されています。(日本人の場合、2人に1人の割合で保菌者)

さて、読売新聞での記事で目を引いた所がありました。

胃潰瘍(十二指腸潰瘍)に現在なっていなくとも(確かそのようだったと思います。)、ピロリ菌の除菌に対して、2000年11月に3剤併用法が保険適用になりました。それが治療、予防に一番であるという方針が国に認められたことで、日本の医師は除菌することを強く強調されていました。
3剤併用とは、協力な胃酸分泌抑制物質(タケプロンやオメプラールなどのプロトンポンプ阻害剤)と抗菌剤のアモキシシリンとクラリスロマイシンを普通量より多く使用して、1週間連続服用する方法です。

それに比べ、ピロリ菌を発見した、ウォーレン医師、マーシャル医師等(そのどちらかの医師も出席し、発表していた)は、その時の話では、ピロリ菌の除菌に抗生物質の多用を薦めていませんでした。
抗生物質と細菌との関係で付き物の『耐性菌』出現を憂いての発言です。日本の学者も十分ご存知の「いたちごっこ」関係です。最初は抗生物質が優位で菌をやっつけてしまいますが、生命力旺盛(増殖能力が盛ん)な細菌はそのうち、同じ抗生物質に対しては抵抗力を持つ存在に遺伝子を変えて存在するようになります。それが『耐性菌』と呼ばれるものです。
日本の除菌法に対して、ウォーレン医師たちは、ピロリ菌を抗生物質で殺すより、胃粘膜をピロリ菌から防御するタイプのものや食べ物があるので、そういったものを使われたほうが良いだろうと言っています。

そのディスカッションの主催が某乳飲料(ヨーグルト)だったので、おべっかを使ったのでしょうか?

私は違うと思っています。
現実に、最近、ピロリ菌の3剤併用療法をもってしても、10%の除菌不成功例があることが明らかになっています。クラリスロマイシンに対して、すでに耐性菌が出ているとの事。この理由は日本国内では呼吸器疾患でクラリスロマイシンの使用頻度が高い事が推測されています。
1996年から99年の4年間で、耐性菌の発現は2〜3倍に増加していたという報告もある。
恐ろしいことにクラリスロマシン耐性H・ピロリ菌の場合、クラリスロマイシンを含む3剤併用療法での除菌率は40%以下に低下する。

保険診療上では、再除菌が1回のみ認められている。ただしクラリスロマイシンを使った再除菌の成功率は10%程度といわれているので、保険診療外であるが、メトロニダゾール(フラジール)がクラリスロマイシンにとってかわる。これで再除菌率が80〜90%程度となる。ただしこのメタニダゾールもH・ピロリ菌に耐性が出来やすく、動物実験では乳がんなどの発症が確認されていることから、わが国では、専門医により、切り札的に使用されているのが現状です。

なぜこの話題をここに書いたのかというと、私の患者さんの中で2人がH・ピロリ菌の除菌をしていたのですが、2人とも再除菌までしています。しかも2人とも別に胃潰瘍や十二指腸潰瘍でもないときに、たまたま体調が悪いので健康診断を受けたときにピロリ菌が発見され、「除菌」しましょうということになったそうです。1人は女性で2回の3剤併用療法でも完全に除菌できませんでした。

ウォーレン医師等は抗生物質でない方法を薦めていました。日本のやり方をみると、それは当然だと思われます。保険診療が適応されると、すぐ上の例のように除菌しようとするのです。
現在、胃潰瘍、十二指腸潰瘍の人に限って使用されるように指導が変わることを希望してます。除菌したからといって、いつ感染するかわからないピロリ菌に対してそれほど除菌療法をする必要があるのでしょうか?

ヨーグルトのLG21を毎日の食事に加えてみる。
和漢方薬系では、ガジュツを主成分とする「恵命我神散」などがお勧めですね。
また漢方薬によって胃潰瘍などの治療できるところを見ると、ピロリ菌の対しての反応もあると発表されています。

参考:日経BP社 日経ドラッグインフォメーション(20003年7/10号)

ページのトップへ   メニューに戻る

2003年3月19日 アガリクスの誇大広告について

2003年の3月12日付け岐阜新聞、北海道新聞に、今話題の茸、アガリクスについて警告が出されておりました。このホームページであえて、書き写して残しておきたいと思います。


『健康食品としてブームを呼んでいるキノコの一種アガリクスについて、医学関係者が監修したとされる宣伝本や販売会社のホームページ(以降HPと略)の中に、国立がんセンター(東京築地)などの、研究結果だとして抗がん効果を過大に宣伝した記述が多数見られることが、消費者問題に取り組む弁護士の調べで11日までに分かった。

 弁護士側の指摘を受けた国立がんセンターは事態を重視、今月から公式HP上で該当する研究結果は無いことを説明し、誇大宣伝に注意を呼びかける文面を掲示した。問題を指摘したのは第一東京弁護士会の高島秀行弁護士。
市販されている八冊の宣伝本を分析したところ、国立がんセンターと東京大学医学部などの共同研究として、がん細胞をを移植した実験用マウスにアガリクスを投与した結果「がん細胞が消え、90%台の全治率を示した。」、「ほかのキノコ類に比べ優位な効果があった」などと共通する記載があった。

紹介を受けた同センターが、過去に勤務した研究者について調べたところ、該当するデータを在職中に発表したことは確認できなかった。逆にアガリクスの一種について「抗がん作用は低い」とした研究結果が見つかった。
同センターでは厚生労働省と対応を検討、三月からHPでこうした事実をを指摘し、「植物類は土壌、季候などによって含有成分が一定でなく、品質確保は困難」、「動物実験データはヒトに応用する場合の根拠の一つとはなるが、絶対的なものではない」などとする注意書きも掲載した。』以上。

http://www.ncc.go.jp/jp/ncc-cis/pub/index/qanda.html

で確認できます。
ページのトップへ  メニューに戻る

2003年3月12日 また花粉症の話

起床するときに、しっかり目が覚めない状態で起きるて、花粉に触れ鼻ずるずる状態になると、1日中なかなか症状が治まらない。
それを予防するためには、朝目が覚めたら、すぐに起き上がらないで、布団の中で、足を動かす、身体のどこかを動かして、約5分くらいかけて、しっかり目がさせてから起床する。自律神経(交感神経と副交感神経)の調節(交換)をしっかり、切り替えてから起きると、症状が出にくいと聞きました。
花粉症でお困りの方は、漢方薬や健康食品に加え、簡単に出来ることですから、是非実行してみましょう。
そのまま寝過ごしたら、ダメだよ。
ページのトップへ  メニューに戻る

2003年3月3日 花粉症に凍頂ウーロン茶、シジューム茶

最近のテレビの健康番組はなかなかすごいですね。お昼のみのもんたさんがやっているものはそれほど興味がないのですが、『あるある大辞典』などは、かなり科学的な検証をされていて、非常に勉強になりますね。
昨日は今の時期に必ずといって取り上げられる、『花粉症』について有効なお茶を新しく発見したというものでした。
成分名で、メチル化カテキンというのが含まれているのが、ヒスタミンやロイコトリエンなどのアレルギー物質を出す指令をするIgEを抑制する働きがあるそうです。
そのメチル化カテキンを含んでいるのが『凍頂ウーロン茶』というウーロン茶の一種だそうです。すぐに問屋に注文しましたが、面白いことにというか、残念なことに人気がないためでしょうか、在庫しなくなっていたそうです。これを書いている時点では、私のところにも、在庫がありません。
一般に有名な鉄観音茶とは異なるものです。
さて、使い方は、1回8gの茶葉を300mlの熱湯をかけ、1,5分〜2分ほど置いて、茶葉が開いたらOK。
それを1日3回飲むと即効性があるそうです。また、茶葉を乾燥のまま、ご飯やお漬物ににフリカケたりしてそのままとれば、もっと効果的とのこと。

次はシジューム茶、これは同日のテレビでやっていましたが、残念ながら見ることができなかった。
少し異なるシジューム茶のようだ。当薬局で入手できるのは、シジュームグァバ茶。これでも良いとの事。
また、腸管免疫については、当薬局では健康食品エルグがお勧めではありますが、テレビではヨーグルトプラス、アロエ、もずく、昆布、などのヌルヌル系の海草をとられると、より有効であるとの事でした。
漢方薬以外にも有効な手立てがあるのはありがたいことで、大いに利用しましょう。
ページのトップへ  メニューに戻る

2002年7月23日

先の7月12日のダイエット健康食品、どんどん被害が広がってきました。それでもこの被害はまだ氷山の一角だと予想しています。このような程度ではないでしょう。一般に流通していた物だけでなく、個人輸入して、そしてそれを友達同士でよく分けていたのを聞いています。
また、今日の新聞では、使用禁止の食欲抑制剤『フェンフルラミン』をさらに科学的に変化させ、『N−ニトロソーフェンフルラミン』という、通常の薬物検査では検出できない物質に変えてあったのが発覚しました
12日に書いた商品名以外にも数種あるようです。

『茶素減肥』

といのも含め、3種類の商品に約3%の『N−ニトロソーフェンフルラミン』が入っていたということは、かなり計画的なものという感がします。
ニトロソ化合物は多くは、強い発ガン性を持っていることで知られています。この『N−ニトロソーフェンフルラミン』がそうであるかは、これからの研究によりますが、疑わしいところです。

ところで中国製品の中で、私が前からこれはあぶないのではないかと思っている物があります。
個人輸入の商品でスポーツ新聞や週刊誌に広告している商品で、男性機能を回復させる漢方薬があります。商品名は知りません。
ですが、それを飲んで30分で勃起するという書き方をしているのを見ると、『クエン酸シルデナフィル(バイアグラ)』が入っていないのか??と疑ってしまいます。
厚生労働省は検査をしているのでしょうか?
もし心臓が悪く、ニトロ関係を使用している人が飲んだら、どうなるのでしょう?

とにかく、中国風のパッケージをみたら、即漢方薬と思う日本人の方も悪い所もないとはいえませんが、最近はそういう成分を表示しないで、漢方薬のフリをしているので、タチが悪いと言えます。

しかし、漢方薬の評判をおとしめる行為ですよね。

ページのトップへ  メニューに戻る

2002年7月16日

中国製品のことを書いたら、牛黄清心丸のことも書きたくなってしまった。日本の代理店が輸入している物でも数社あるのでしょうか?
それらの内、有名なもの(もちろん個人輸入ではなく、正規輸入品)が1〜2年に1回は新聞に小さく『回収』されたと載っています。ほとんど気にしていなければ通り過ぎてしまうくらいの記事です。
『回収』の原因は『水銀やヒ素』が微量混入していたということが大抵だと思います。
中国製品はそういったものを微量混ぜて効果を上げようとしているのでしょうか?実はそういわれています。
日本の法律ではダメなものはダメです。

でも薬だけでなく、今年の夏の初めに週刊誌に発表されましたが、中国産養殖ウナギにやはり水銀がかなり含まれているという事です。(この内容の書かれた週刊誌の記事は残念ながら手元にありません。)
最近のスーパーの安いウナギ(産地が書いてあります)、コンビニ弁当のウナギはほとんど中国産でしょう。それにかなりの量の水銀が入っていると言う事は、養殖場に水銀がかなり流れ込んでいるか、エサに混入しているか、はてまたどんな理由があるのか知りませんが、少なくとも水銀に関する扱いがかなり「ずさん」だというのは明らかでしょう。

また、もう2年前になりますでしょうか?牛黄清心丸が回収されました。この理由はなんと主成分の『牛黄』が入っていなかった!。意識的なものか、それとも単なるミスか・・・。
日本では、毎回、輸入ごとに検査をしていないのでしょう。ひょっとしたら、検査ごとに引っ掛るのではないかと思っています。ある問屋さんが、『私のところの牛黄清心丸はちゃんと牛黄が入っています』、と結晶の写った写真入でパンフレットを作って売り込みに来ていました。
それくらいに証明していかなければならないほど、中国製はいい加減なのだという思いが私にはあります。

なにしろ、中国では『人工牛黄』というのがあり、それが本物の牛黄と同じという扱いになっています。ということはそういう商品はコレを使っているのかな?と疑いたくなります。事実中国での牛黄清心丸は安い。日本と物価が違うにしても、どうして日本に来ると、10丸入りで30,000円〜35,000円するのでしょう。卸さんも利益をとらなければやっていけないのは十分わかっていますが、それなら、確かに良質の牛黄が入っている物にして欲しい。
私の薬局で扱っている胡慶餘堂の『牛黄清心丸』は一般の物よりまだ、ずいぶん高価です。その理由は日本からオーストラリア産の牛黄をわざわざ持って行き、製造させているからと聞いています。品質がこの価格に反映していると思ってください。中国の牛黄ではないのですから・・・
別に安いほうの、10丸入り30,000円がよければ、入手も可能ですが。
ページのトップへ  メニューに戻る

2002年7月12日

今日から、日々雑感(日記帳)を書こうと思っていたら、早速今朝の読売新聞(朝刊にも夕刊にも)、中国製の
健康食品(ダイエット食品)2〜3商品で、死者1名を含む、10人以上の肝障害などの副作用問題が報道されました。おそらく発表された被害者数は氷山の一角ではないかと思います。その理由は後ほど書きます。

公表された商品名は

『御芝堂減肥こうのう』(発売元広州御芝堂保険制品有限公司)(漢字が変換されませんので、ひらがな混じりです、”こうのう”とはカプセルの事です。
『せん之素こうのう』(広東恵州市恵宝医薬保険品有限公司)です。

これらの物の中に、医薬品である、「甲状腺ホルモン」、そして、日本では未承認医薬品である、神経に作用させる「フェンフルラミン」が検出されたとの事である。先のものは代謝を促進させる目的でしょう。そして、後者は食欲を抑制する日本では認めていない危険な薬である。

被害者は氷山の一角だろうと書きました。理由があります。
フェンフルラミンに関しては、うろ覚えですが、2年以上前から、危険な神経に作用する薬として、マスコミにでも取り上げられ、うかつに手を出さないように言われていたと思います。
事実、私の薬局にも、

『この漢方薬は、手に入りますか?よく痩せるといって人から分けてもらったのですが・・・』
『ダイエットにいいと、人から買ったけれど、中身が分からないし、飲んでも大丈夫でしょうか?』
『これを飲んだら、なんだか気分が悪い、漢方だから副作用が無いと思っていたんだけど・・・』

などの問い合わせが何度もありましたし、実物を見せてもらったことが何回かあります。
上記の商品かどうかは記憶がありませんが、それらのうち何個かには、『フェンフルラミン』の名前がありました。これは、販売はもちろん、持っているだけでも問題はあると思うよ。危険な物です。と答えたものです。
中国製のパッケージは当然、中国語で書かれてあるので、一般の人は何でもかんでも漢方薬というイメージが強いのでしょう。私が見たものは、英語で成分が書かれてありました。
今回の商品には、成分名は書かれていたのでしょうか?
書かれていなかった可能性が大ですね。

ちなみに、話は違いますが、漢方薬にも副作用はあります。これはいずれどこかで書きます。

あと、二叶減肥茶には、医薬品であるセンナが入っていたと言う理由で、これも回収です。センナは漢方、あるいは、西洋でも便秘薬となっている物です。病院の便秘薬でもその成分(センノシド)を使い多くのメーカーから医薬品が出ています。
コレは、いわば下痢をさせて体重を落とそうという単純なものです。
もちろん、大腸にある便を無理やり排出させれば、数日で2〜3キログラム体重は減りますが、もちろんダイエットと言う代物ではなく、『ウンコ』が出ただけです。副作用としては下痢する程度の軽い物で、回収は薬事法上の問題のみです。

まだまだ、中国製の漢方薬などについて書きたいことが、一杯ある。また次回にしよう。
なんだか、日記帳と言いながら、愚痴を書くコーナーになりそう・・・
ページのトップへ  メニューに戻る

ホームサイトマップ様々な病気と漢方おすすめの漢方おすすめの健康食品男性の方へ女性の方へ漢方相談カード
自動煎じ器・土瓶言葉で調べる日記帳ご注文・お支払い方法


〒557−0011
大阪府大阪市西成区天下茶屋東2−16−3
健勝堂薬局
薬剤師 橋爪暖清(籍名 美樹)
電話&Fax 06(6653)7586
営業時間月〜金:午前9時〜午後7時
 土曜日:      午前9時〜午後1時
定休日 日曜日・祝日