Diary

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10月31日(火) 
嬉しいメールをもらいました。
10/3の日記を読んで詩が気に入ったので『詞人から詩人へ』を購入されたそうです。
うわーうわー、ものすごく嬉しい(*^_^*)
あの本にはね、ポエトリー・リーディングのCDがついているんですが、それがまた良いんだ
人が詩を朗読しているを聞く、なんていう機会は普段ないものだから、とても新鮮だし
朗読を聞きながら詩集を読むと、また違った印象があって面白いです。

今ね、母上の川柳のホームページを作っているんです。
父上も文章書くの上手だし、私はそういう両親のもとで育ったから、
言葉を触るのが好きなのかなぁ・・・と思ったりもします。(文章の上手下手はともかく)



10月30日(月) 冬の匂い
今日、冬の匂いがしたね。ちょっと寒くなって来たかな。
私ね、寒い冬の早朝に鼻の奥でツンと感じるあの匂いが好きなの。
空気が冷たくて清んでて、妙に孤独が強まる感じが心地良い。
冬になると皆が淋しいっていうのはあの匂いを嗅ぐからだね、多分。



10月29日(日) 検索
ふと、ロボット型の検索エンジンで「天国の記憶」と検索してみたら
不思議なページをヒットしてしまった。
某大学は学生さんのブックマークをweb上に保存してあるらしく、
その中のある学部の生徒さん(学生ナンバーまで分かっちゃった)のブックマークの中に私のHPが入ってたんです。
ううん、こんなプライベートなブックマークが覗けてしまっていいんだろうか?と思いつつも
(もしかしたら一回見てくれただけなのかも知れないけど)ちょっと嬉しかったです。
ありがとう。
違うジャンルの方に見てもらえてると思うと嬉しいです。



10月28日(土) 雨だけど元気
朝から雨。
いつもの私ならナメクジ以下の状態なんだろうけど、今日は知り合いに会いに行ったので割合元気でした。
今年1月に生まれた彼女の赤ちゃんは女の子で、ふくふくで可愛かった!
前に彼女に会った時はまだお腹の中にいたのに、こんなに大きくなってるなんて。子供はすごい。
でもね、ちょっとお母さん(彼女)が見えなくなると赤ちゃんが泣き出してしまうので
彼女はトイレに行くのも大変なんです。 赤ちゃん時代は親が全世界なんだね。

昨日、人形貴族さんから個展のお礼状が届いていました。
もうね、画像が載せられないのが残念。 だってただのお礼状じゃないんだもの。
個展会場と人形画像を組み合わせたリーフレットになってて、お礼の言葉が手書きで添えられてるの。
ひゃー、全員にお礼を手書きで書いているのか・・・。なんと丁寧なんでしょう!
このリーフレットといい、個展の時のネームプレートやパンフレットといい、ちゃんと自分の世界を持ってて
それを表現できる人なんだなぁと感心してしまった。



10月27日(金) 雑誌
「nonno」とか「JJ」とかファッション誌を読まなくなって随分経つ。
年齢と共に欲しい情報が変わったんだろうな。
どっちかっていうと今は「素敵な奥さん」とかの方が面白いもの。←ヤバイじゃん
後は小さい出版社が出してるこだわりの旅雑誌とか好きだなー。ホントに旅立ちたくなる。
今ねー、一番読んでるのは『一個人』という月刊誌かな。今月は小津安二郎映画の「食」についての特集です。
別に映画雑誌なのではなくて、住居や本や旅やアートなど内容は様々。
”時間を愉しむ情報誌”というサブタイトルがついているから、つまりはなんでもありで楽しいです。
今月号のp.111に載ってる埼玉県川越市の「アマデオ」というレコードを聞かせてくれるお店、絶対 Pさん好きだな。
私はp.45〜の「気軽に泊まれる鄙びた旅篭(ひなびたはたご)」が好き。やっぱり。



10月26日(木) わんことご主人
いつも夕方になると新大阪駅に現れる犬とご主人がいたんです。
ご主人はいつも決まって犬をそこにおいていなくなり、犬はご主人が帰ってくるまでピクリとも動かずに待っている。
場所柄沢山の人が犬を撫でようと近付くのだけど、犬はご主人以外の人には絶対に触らせない。
ただずっとご主人が帰ってくる方向を見つめているんです。
犬が待っている時間と私がそこを通る時間が重なることが多くて、その犬の一途な瞳をよく見掛けました。
そして、その犬が近くの食品工場につながれているのも発見しました。
ご主人もその工場で働いているらしかった。
ところが。
今日、その工場の前を通りかかったら、空地になっていたんです。
建物はすっかりなくなっていて、ただ砂だけの空地。

あの犬はどうなったのでしょうか。



10月25日(水) 健康診断
半年前の健康診断で「要精密検査」と言われたのに放っておいたので
今回の健康診断でしこたま怒られた。
結局今回診断結果は少しマシになってたので、あれだけ怒られたのに
「もう半年様子を見て、もしもひどくなってたら病院行こう・・・」とひそかに思う私であった。
(ちなみに病気じゃないぞー。多分



10月24日(火) 日本人の女の子
Howtoのコーナーの子はデジカメが無いうちは勝手に進めないので
別の人形を作っていまして、今までずっと外国人の女の子ばかりだったので
今回は黒髪で着物の女の子になる予定です。(着物は人にお願いするです、モチロン)
それにしてもかえってアジアの顔は難しいね。目が出てるし鼻筋もハッキリせず、彫りが浅い。
この子はね、テーマソングがあってね。悲しい曲だから、そういう顔になる予定。
難しいです。

  赤い実にくちびる染めて
  空を見上げる
  これ以上つらい日が来ませんようにと
  飛び石踏んだ
  
  からたち野道 花ふく小道
  泣いたらだめよと 虫の音小唄
  からたち野道 あの日のままの
  あなたのもとへ 駆けてゆきたい
 
  『からたち野道』



10月23日(月) サンキュ!

eiichiさんが仙台に行った時の写真を送ってくれたのですが、
すんごい顔(!)の私の画像が・・・。
この時、何について話していたのか覚えていませんが、瞬間でも私はこういう顔をしてるのね(-_-;)
今まで「写真写りが悪い」とかなんとか言ってましたが、原因は写真ではなく私にあるようですわ・・・。
それにしてもeiichiさんは素敵だ! 
同封されたある物を見て、彼が私のダラダラ話をちゃんと聞いていてくれるんだなぁ・・・と実感し、涙出たよ。うん。

 ←問題の画像。無断転機不可よ〜絶対!!


10月22日(日) 日帰り広島
行ってきました、広島。
太山レミさんの所属するZEROというグループの人形展を見に行ったのですが、
思っていたより沢山のお人形が展示されていて、ちょっと興奮でした。
最終日だったので作家の先生方もほとんど会場にいらっしゃって色々お話も聞けました。
レミさんやれいさんが一緒にいてくださったお陰で随分得した気がする・・・。
そうそう、会場に行く前に星ビルにもよったんです。
アンティークドールや宝箱のようなドールハウス達!
「クレジットで60回払いなら月々何千円で手に入りますよ・・・」と耳元でささやかれると
うっかり買おうかしらという気分になっちゃうのですね、あぶないあぶない。
ああいう夢空間にいると、自分が小市民だということを忘れてしまいそうになります(^_^;)

そういえば帰りの新幹線で、新大阪目前で電車がストップして15分ほど閉じ込められました。
結局なんで止まったのかは謎。



10月21日(土) かたち
絵を描いていた頃、描きたかったのはやはり好きな人の肖像画だった。
立体を作っている今、やはり好きな人の形を作りたいと思うのだけど
誰を作ってもどこか私に似てしまうので、なかなかその人をそっくりそのまま作るのは難しい。
どうしても私の手が作り出すものは私の欠片が入ってしまう。
作っている間は夢中で作っているので気分も盛り上がって楽しいのだけど
出来上がってみると出来の悪いクローンだということに気がついてしまう。
だからいつのまにか人形にモデルを決めなくなった。
イメージのみで作った方が「似てる似ていない」という点に終始することはないし
人形を見た時に先入観を持たなくていいだろう。

と、長年思って来たのだが、先日知り合いが作っていた山崎まさよしさんの人形は
マジで似ていた。うーん。出来る人は出来るんだな・・・。



10月20日(金) どんな大人
そういえば「どんな大人になりたいか」ということを考えなくなった。
小さい頃はしょっちゅうそういう事を聞かれるもんで、考える機会は山のようにあったけど
世間でいう大人の年齢になった私に「どんな大人になりたいか?」と聞く人はいない。
だけど人間は死ぬまでゆっくり成長しゆくわけだから、本当は未だに「成長途中」なわけですよ。
小さい頃考えていた「なりたい大人」になれているのか?ということを踏まえつつ
今の私が「なりたい大人」とはなんぞや?と考えてみたい秋の夜長。



10月19日(木) 寒い
昨日からいきなり寒くなったので、風邪をひいた人が多いみたい。
私は寒がりのくせに暑いより寒い方が好きなので、結構元気です。
でももう靴下履いて寝ています。もうすぐ電気毛布も登場します。
それでも冬の方が好き。寒い方が色んなものがクリアに見える気がする。
月冴ゆる季節がはやく来ないかな、と思っています。



10月18日(水) 言葉
伝えたいことがある時はなるべくちゃんと口に出して言おうと思っている。
以心伝心なんていうのに憧れるけれど、大抵の場合は言葉にしないと伝わらない。
(下手すると言葉にしても伝わらないし)
人と人とのコミュニケーションは 目と目だけじゃ埋められないことの方が多い。



10月17日(火) MoonDrop
「月の雫」というのは露のことなんだそうですね。
私はなぜか真珠のことだと勝手に思い込んでいましたが、正確には露なんだそうです。
昔の人は朝露を見て、月の雫だと思ったのですね。



10月16日(月) 小鳥
この間、会社のバルコニーで小鳥が死んでいた。
うちのオフィスは天井から床まで一面ガラスの大きな窓がバルコニー側にあるので、
きっと窓ガラスに当たったのだと思う。
気絶しているのかと思って近付いてみたけど、生きている様子はない。
なんとか埋めてあげたいと思ったのだけど(ごみ箱に捨てるなんてできない)
大阪のド真ん中のオフィス街に土など無く、なにより死んだ小鳥を触ることができなくて
なんだか情けなくて悲しくなってきたところで、Yくんが小鳥を紙袋に入れて淀川河川敷まで埋めに行ってくれた。
ありがとう、Yくん。



10月15日(日) 頭の中に地図がない。
「道に迷う為に地図を捨てる」というのはなんとなくカッコイイけど
「地図を持っているのに迷っている」というのはカッコ悪い。

私は強度方向音痴だけど、大人になって、これでもかなりマシになった方なのだ。
小さい頃は一人でバスにも乗れなかった。
自分が方向音痴だということを認識はしているので、出かける前には
目的場所の住所を調べ、地図で行き方を確認し、駅や電車の詳細まで調査したおして家を出る。
色々調べていったところで、現地に行くとすでに東西南北が分からなくなってパニックになっているので
結局迷うのだけど、調べて行かないともっと恐ろしいことになるので、一応調べる(苦笑)
私はさしずめ触角を無くした虫、というところか?
人間に生まれたのでまだ生きているけど虫に生まれていたらとっくに死んでいただろう。
そういえば最近のベストセラーで『話を聞かない男・地図が読めない女』(確かこんな題名だったと)
っていうのがあったね。まだ読んでいないけれど、私はあれではないの。
地図が読めないわけではなく、単純に利用できないのです。←最悪
何が言いたいのかっていうと、あんまりややこしい場所を待ち合わせ場所に選ばないでね、ってこと。



10月14日(土) ひさびさらぼ
今日は三ヶ月ぶりにDollらぼに行ってきました。
フリーマーケットを試催してみたのですが、なかなか良かったです。
みんなでレースやリボンや人形材料なんかを持ち寄ったのですが、すごい破格で
いっぱい買っちゃいました。ガラス海さんが持ってこられていた人形のドレスはどれも素敵で
私の作る人形に大きさが合ってたら買ってたなー。惜しい。
新しいらぼ会員の方もいらしていました。すっごく大きな瞳の可愛い方でした。
なんだか新しい風が吹くと、みんなやる気になるんだよね。がんばろうね。



10月13日(金) しぇー
知人が最近マッキントッシュを購入した。
彼女は漫画家なので、主に仕事の為。
インターネットにも繋いだようで、先日メールが来ていたのだけど
添付画像は「シェー」をしているジュモーだった(笑)
画像を加工するソフトで色々遊んでいるらしく、
さすが漫画家、その感性は素人には計り知れないものがある。
なお、HPへの掲載は彼女の了承を得ています。
彼女は「櫂広海」というペンネームで『さくらミステリー』という
雑誌に描いてるから、そっちもヨロシクね(^-^)

それからそれから
Sちゃんからインドのお茶とクッキーが届いてた。
うひゃー彼女のお母さんが焼いたハーブクッキーは絶品なんだよー。
今回はローズレッドの入ったクッキーでした。うまい。
Sちゃん、気を使わないでねー。元気なベイベーを生んでねー。
ありがとうねー




10月12日(木) 探していた本
知り合いがずっと探していた本が某オークションに出品されていたので
うわーこれは教えてあげなくっちゃ!!と思って早速電話したら、
「それ、前に買ったよ・・・?」という返事。
あれ?そういえばやっと見つけたという話を聞いたような気もしてきた。
すごく知人のことを思っているようなつもりで、肝心な話を聞いていない私であった(^_^;)



10月11日(水) 模様替え
今朝、ふと思い付いて職場の模様替えを始めたら
あれもこれもと手を出してしまい、キャビネットを動かしたり資料を捨てたりと
徹底的にやってしまったので、腰が痛い(苦笑)
肉体労働は慣れていないので、すぐ疲れてしまう。情けないです(^_^;)
しかしキレイになった職場を見て、かなり満足した。うむ



10月10日(火) 月の名前
私はこの歳まで知りませんでしたが、出雲では10月のことを「神有月」というそうな。
出雲以外では「神無月」っていうでしょう?
つまり10月に神様が全員出雲に集まるので、出雲では「神有月」、その他では「神無月」って
いうんだって。10月に出雲に行くと神様に会えるのかな。


  睦月     如月          弥生         卯月

皐月          水無月    文月            葉月
           長月

                     神無月       霜月
     師走



10月9日(月) 天に昇るような気持ち
土曜日に新しいテレビが来ました。映像を見るのは2週間ぶり。
めっきり世間から遠ざかっていたので、俗世間に舞い戻って来た感じ(大袈裟な奴だ)。
そういえば、NHK教育で毎日夜8時からの「今夜もあなたのパートナー」という番組の
オープニング・テーマ「天に昇るような気持ち」という曲、歌詞が素敵なんですが・・・

 君の夢を見るだけで ただそれだけで
 君の声を聞くだけで 僕は天に昇るような気持ち

 君のそばにいるだけで ただそれだけで
 君と生きているだけで 僕は天に昇るような気持ち

これね、オンエアで流れているのは「君生きているだけで・・」という歌詞なのに
CD買ったら「君生きているだけで・・・」という歌詞に変わってたの。
ちょっとした違いなのにすごく違う。私は「と」の方がずっと好き。



10月8日(日) 睡眠庭園

 逢瀬のはかなさは 散る花びらのよう
 あと幾度 桜の花を 見ることができるのでしょう
 月夜の晩の 青くなりかけた花びらの 
 桃色に埋もれては あなたの面影夢見つつ
 お待ちしております
 いつもの 満開の桜の木の下で

  藤井春日『睡眠庭園』(大栄出版)


これは誕生日にもらった本。
11の物語に添えてイングリッシュ・ガーデンの写真が載っています。
@ガラス A棘 B自動人形 C幻の桜 D紫陽花の孤独 E待ち合わせ Fa little bird told me
G庭師 H戯れの桜草の小路 I小さな出来事 J天使の庭
抜粋は「幻の桜」から。小説というよりは絵本のようなイメージで読んでいただけると
より作者の意図に近い気がします。



10月7日(土) 住処

 ・・・それは当時、最先端の技術を使い耐震性、防火性にすぐれ、
 そして近代設備を備えた美しいデザインを持つものとなりました。
 それが「同潤会アパートメント」です。「同潤会アパートメント」は大正後期から昭和初期までの間
 東京都内と横浜に16棟建築されました。そのアパートメントは外観はもとより、
 間取りやインテリアの細部に渡るデザインが、独身者用や各世帯別に多彩かつ綿密に計画されました。
 ・・・しかし、建築から70年という歳月が流れ、その多くは老朽化や住民の世代交代から
 現在その約半分は再開発と言う名のもとに姿を消し、残りのアパートメントもその現実からは
 逃れられないでしょう。

  『Design of Doujunkai〜甦る都市の生活と記憶』 (建築資料研究社)


これは同潤会アパートの写真集です。(思いっきり趣味の世界だな・・・)
ドアノブ、階段の手すり、蛇口、電気のスイッチ、床のタイル、光が美しく入るよう設計された窓、
本当に細部に渡って美しいデザインが使われています。
そして時間と共に加わった錆(さび)や罅(ひび)や蔦。
人と一緒に家も消えていくんだね。



10月6日(金) 甘美な孤独

 ANNA DOMINO "East and West"
 レ・ディスク・デュ・クレプスキュール。
 薄明かりのレコードという意味を持つ、80年代にひっそりと
 ベルギーで生まれたインディーズレーベル。
 当時はよく好んで聞いていた。
 どのアルバムも明け方に見る夢のように、淡く不思議な世界観を持っていたから。
 どんな小さなものでも、自分で発見することの喜びに勝るものはない。
 (小林深雪)

 『ひとり』(アスペクト)


「ひとり」ということをテーマに集められた音楽の紹介が載っている本です。
なんというか「ひとりの時に聞きたい音楽」というのが確かに存在します。
某氏に教えていただいた本なのですが、これを読んで私はかなりのCDを買っちゃいました(笑)
上記はアンナ・ドミノの紹介文。アンナ・ドミノが紹介されていただけでも、かなり珍しい気がしますが
他にもヴァージニア・アストレイやドゥルッティ・コラム等々、クレプスキュールに関係するアーティストが
数多く紹介されています。
実は最近そのクレプスキュール・レーベルの1980年代に出されたオムニバスCDを2枚、
偶然手に入れまして、毎日甘美な孤独を味わっているところ・・・。



10月5日(木) 神様のボート

  あなたとかわす約束は それが口に出された瞬間に もうかなえられている。

 江國香織 『神様のボート』(新潮社)


この小説は「骨ごと溶けるような恋」をした女性が離れ離れになった最愛の人を何年も待ち続ける生活を
彼女の娘の目から見た物語です。一見ロマンチックなストーリーなのですが
日常の裏側には狂気が住んでいます。
とても危険な物語。



10月4日(水) Blue Peninsula

I am not used Hope
It might intrude upon
It's sweet parade-blaspheme the place
Ordained to suffering

It might be easier to
Tail-with Land in Sight
Than gain-My Blue Peninsula
To Perish of Delight


望むことに私は慣れていない
希望の綺麗な行列が
踏み込んできて
苦難に定められた場を冒涜するかもしれない

目的の地を望みながら
朽ちる方がたやすいのかもしれない
私の青い半島を自分のものにするより
喜びの内に絶える方がたやすいのかもしれない


エミリー・ディッキンソン『青い半島に向かって』

私の愛するジョゼフ・コーネルがこのディッキンソンの詩をモチーフに作品を作っている。
四角い箱の中に白いホテルの部屋が作られていて、正面に窓がひとつ。
窓からは半島と思われる青色の風景が見えていて、
床には詩を書いた紙片が散らばっている。ただ、それだけ。
作品がシンプルな分、色々な想像が出来るのです。
コーネルの箱の作品を沢山見ましたが、私は今でもこの作品が一番好きです。



10月3日(火) TさんとMさんへ

  ところでここだけの話だが実は
  結婚とはせま苦しいベッドで夢うつつに
  毛布を奪い合うこと以上でも以下でもない
  そのことの有難さを身にしみて知るには
  1年では足りない10年でも足りない
  もしかすると1生でも足りないかもしれぬが
  ともあれ一人の男と一人の女が
  ブラックホールにもはまりこまずに
  顔つきあわせて茶漬けなどかっこむ図は
  この世とあの世を結ぶマンダラの
  欠く事のできぬ細部であると
  そう申しあげるのに私はやぶさかでない

 谷川俊太郎 「多面的真理に関するテーブルポエム」

これは宮沢和史さん著『詞人から詩人へ』(河出書房出版)に載っていた谷川さんの詩です。
本当はもっと長い詩なのですが、スペースの都合で最後だけ抜粋しました。
私は結婚していないので何とも言えませんが、この詩には心裏の匂いがします。
もうすぐ結婚されるTさんとMさんへ。そしてもうすぐ結婚記念日の両親へ。


最近何かが壊れただの仕事が忙しいだのとやたら生活臭のある話題ばかりだったので、
今週は「著作権にもひっかかりまくり本から抜粋特集」にしよう。
近頃沢山本を読んでいるので好きな一説を紹介していきますね。



10月2日(月) カッコイイ Vs 面白い
今日知人(名古屋出身)が「大阪のカップルを見ていると決してカッコ良く無い男と
すごいカワイイ女の子が歩いていたりする。何故だ!?」と聞いて来たので
「関西ではカッコイイ男より面白い男がモテるのだよ」と返事したら、
「そんなハズはない」と信じてもらえない。
面白いっていうのはね、決しておしゃべりな人がいいというわけでは無いんです。
面白い人(天然ボケは除く)というのは頭の回転が速い人だと思うのよ。
頭が良くなければ人を笑わすことは出来ないもの。
一緒にいるなら面白いに超した事はない。もちろん更にカッコ良かったら言う事ないよ(笑)



10月1日(日) コスモス
テレビが無いとすごく部屋が静かなので、時々ラジオをかけている。
昨夜、山口洋さんという方がラジオで話していた内容が興味深かった。
要約すると、彼が砂漠で夜を過ごした時に
「身体の外にあるコスモス(宇宙)を感じ、身体の中にあるコスモスを感じた。
自分の身体を媒介として2つの宇宙は同じ物であると感じた」というような話でした。
うううん、音楽番組なのに深い。いや、音楽番組だから深いのか?