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めっきの出来るまで
クロムめっき液の種類とその特性


工業用クロムめっきの作業工程は、素地材質および使用目的により一様ではないが、大要は次のようである。



素地仕上
素地表面の状態はそのままめっき面に反映するので要求されるめっき面を同等の素地仕上を行なう。

表面洗浄
品物に付着している油脂類を除去し、つぎに酸化物を除去し、さらにアルカリ性温浴で入念に洗浄する。

めっき不要部の絶縁保護
めっきを施さない部分はことごとく絶縁保護する。この目的には塗料、テープ、シートまたは鉛箔などを用いるが、かなりの工数をわずらわされる。

陽極の設計および治具の取付
めっきの良否を支配する大半はこの作業にあるといっても過言ではない。陽極は品物の形状に応じ、全体に均一なめっきが得られるように設計する。必要に応じて補助陽極あるいは補助陰極を用いる。めっき治具とは、品物を確実に保持し、電着に必要な電流を伝えるための工作物である。

陽極処理
電着に先だって陽極処理を行う。この操作で素地の結晶面が露出し、めっきがよく密着しうる表面が得られる。

電着操作
クロム酸+硫酸水溶液中で品物を陰極側につるして通電する。

電解エッチング(ポーラスクロムめっき)
めっき後品物を陽極側にして電解的にエッチングを行なう。めっき面には適当な孔や溝が形成されて、これが潤滑油の保持性を与える。

水素除去
150℃〜200℃の油槽または炉中で加熱して水素脆性を回復させる。

仕上
研磨しろを見込んで厚く施した品物はグラインダー仕上を行う。鏡面光沢を要求される場合はさらにバフで入念に仕上げる。ポーラスクロムはホーニング仕上を行う。



めっき液の種類
・サージェント浴
・フッ化物浴
・高速めっき溶

サージェント浴
浴組成(標準浴)
 クロム酸 250g/l
 硫酸 2.5g/l
電着条件
 浴温 40〜60℃
 電流密度 20〜60 A/dm2

フッ化物浴
浴組成

高速めっき浴


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