2000年京都の桜

2000年 4月 9日 清水寺・鴨川”花の回廊”・円山公園

今日の京都新聞新聞の朝刊一面に『新たな桜の名所となった鴨川東岸の三条−七条間の「花の回廊」では
はや満開に近い桜もあり、・・・』とあったのでこりゃ見に行かなあかん。大谷本廟の前の桜が咲いてるから
清水寺も咲き始めてるはず・・こりゃ行かなあかん。と、あっちもこっちも気になってたので、
今日の午後から下り坂ということで、早起きして出勤前に欲張ってまわってきました
でも、気持ちに余裕がないからいいのが撮れてない!

清水の舞台

毎度おなじみの清水の舞台です
まだ朝の七時半だというのに観光客がいっぱい
今年は三十三年に一度の御本尊ご開帳の年に
当たっており、本堂地下の真っ暗闇の中にも
入っていけます
『清水寺随求堂 胎内めぐり』と言うそうな
夜の特別拝観は10日までとなっていますが
御本尊ご開帳は12月までやってますから
京都にお立ち寄りの節は見ていかれるとよいでしょう

清水寺東側
昨年来から清水寺の東側斜面の木を伐採して新たに桜を植えるという計画がありました
それがここの場所です
何もないところに植えるのではなく、わざわざそこに生えている木を切ってです
しかもそこのは清水寺の物でなく国有林だそうです
東山の山頂付近には鷹が巣を作っていますがこの周囲の木が切られたことによって 「もしかしたら今まで住み着いていたのが樹がなくなったおかげで巣が作れずいなくなるかも・・・」 と観察していた方がぼやいてました ここに住んでいるつがいの鷹は何度も雛をかえした事のある鷹だそうです
桜の木は一本10万円の寄付によって植えられ、木の前の札には寄付をした人の名前が書かれています
今現在、五条通りを東に向かって来ると、この見事に伐採された山肌が目に飛び込んできます
あと、何十年もすれば今植えられた木が大きくなり見事な花を咲かせ、新たな桜名所にはなると思うんですが、
今この現状を見ると本当に必要なことなのかと、考えさせられます。

鴨川東岸五条付近 今度は鴨川にやってきました
今朝の新聞に載っていた「花の回廊」です
この場所は五条大橋少しあがったところです

一番見事なのは、
下の写真の団栗の橋を下がったところじゃ
ないですかねぇ
鴨川東岸団栗橋

鴨川東岸団栗橋 下の遊歩道に降りてみると
枝が張りだしているのがよくわかります
ここの遊歩道にもアベックが2m間隔で並ぶのかな?

団栗の橋を西に行くとそこは木屋町通りで
四条から五条にかけてずっと桜並木になっていますが
間に柳の木があるので、柳の緑に桜の花の白さが映えて
本当にきれいです
木屋町通り

円山公園入り口
時間がないのにも関わらず、寄っちゃいました
円山の市営駐車場入り口の所です
まわりを見渡しても、殆どの木が見事に花を咲かせています

円山公園しだれ桜
昨日の夜桜できれいに撮れなかったので
朝に挑戦と思ったのですが、もう凄い数のカメラマンでいっぱいでした
みなさん桜の木の東南の角あたりから狙ってらっしゃいます
ここのアングルがいいのかな?
また今度時間のあるときにゆっくり狙ってみよう


左の写真は東側から撮ったもの
下の写真は南側から撮ったもの
同じ木なのに全然表情が違いますね
カメラマンがいっぱい 円山公園しだれ桜