ヒューゴロウ日記



ヒューちゃん受難 PART 1(えさがのどに詰まって。。。) 1999年5月

ヒュ−ちゃんは土曜日の朝、すごい勢いで食べてたエサがのどにつまってとても苦しそうでした。(たしかに2時間おくれの朝ごはんだった)人間なら、背中をたたいてやるんだけど、ネコはなんかぐにゃぐにゃなので、思いっきし、ゆさぶってやりました。息ができないらしく、のどからすごくへんな音を出してヒュ−、ヒュ−というような。。。(ギャグではありません。)飲み込もうと気合いを入れてみたり、吐き出そうと力んでみたり。そばで、じっと見ていたら、「1匹にしてくれへん」という空気が伝わってきたので、そっとしておいてやりました。10分くらい経って、ぬーっといつものように現れ、ひと安心でした。ドライの丸いエサの方でなく、大きめの煮干しがのどにつまったようでした。ほんまにすごくがっついていた。えらいことでした。だれもとらへんのに、あせるなよ〜。お見舞いはいつでも受け付けております。

ヒューちゃん受難 PART 2 (背ビレネコの巻) 1999年5月

昨日の午後、友だちの久美子ちゃんが遊びにきた。ベトナムの揚げ春巻きをふるまって、おしゃべりした後、ゆっくりサウナに行って、戻って、一息ついていると、どーも久美子ちゃんは耳に水が入ってしまった模様。どんどんしてもいいかな?と言ってすくっと立ち上がると、片足でジャンプし、2、3度跳ねた。けっこうでかい音がした瞬間、パソコン置いてる部屋の窓で後ろ向きに外をほけーっと見てたヒュ−ちゃんがその辺のものを気散らかして、すっごーい勢いで、(こんな凄いスピード、見たことない!道を横切るてんか、いたちみたい!)玄関から、風呂場の前に走って来た。見ると、魚の背ビレのように、背中の毛が見事に全部逆立って、表情も初めてみるすごーいシリアスな顔!背ビレのあるネコみたいな容貌になっちゃって。(写真に撮っておきたかった)そのままトイレの前に箱座りになった。久美子ちゃんが声をかけると、「フギャ−!!」と牙をむき出し、狼のような低いうなり声を上げている。(やればできるじゃん!?)ぶるぶると小刻みに震えていて、とても緊張している空気がびんびん。身体を固く、低くしてガスコンロの前までそーっと移動して行き、箱座りになり、そこからじーっとこちらをうかがっている。。。しばらくしても動かないので、抱いて連れてきても、またガスの方に戻るし、2、3時間はその場所から動きませんでした。顔も真剣。すごいでっかい生き物がいると思ったんやろね。トイレに行くのもおそる、おそる、身を縮めて、きょろきょろしてました。久美ちゃんが帰った後もヒュ−吉は落ち着かない様子やったけど、だんだんと自分を取り戻してる様子でした。最近の食欲はどこへやら、晩ごはんも残してた。「情熱大陸」の始まる深夜11時頃には、隣にきて、いつもの寝顔でした。でも、びっくりしたね〜!あの真剣な表情と逆立つ毛!!そして、あのうなり声。。。顔も小さかった。。。シュリンクして?今日は1匹で、いつものように、留守番なので、じっくりへ部屋中を探索して、安全の再確認をしているでしょう。


ネコの恩返し 1999年7月

いつもおフロにはいっていると、ヒュ−ちゃんも入ってきて、浴槽のはじに注意深くのる。こっちは湯船につかりながら、ヒュ−ちゃんの額から顔、のどのまわりを洗ってやる。目やにを取ったり、特に、額やのどのあたりをマッサージされるのを好んでいるようだ。おフロにお湯を入れるあたりから、風呂場の戸口が閉まっていると「開けけてんか〜!」って感じでないている。ところが、その日、ヒュ−ちゃんは呼んでも、来ない。おかしいな?なんか、台所の辺りで、いつもとちがう「きーん」というような(表現できない異様ななき声)声でないている。変なの、と思いつつ、シャンプーして、出てくると、「オヤビン、やっと、出てきたん?」というようななかば、あきれた態度で、へ?と見ると、鍋を火にかけたままで、焦げて煙りが出ていたのだった!!部屋中、すごいニオイ!ヒュ−吉、危険を知らせてくれてたんだよね。いや〜、感心しました。そういえば、前にニュースで、飼いネコが火事で寝ている家人を起こして、助かったという話しがあったけど、えらいもんだね〜。その時のそのネコのなき声は相当だったらしいけど。とりあえず、ヒュ−ちゃんは目覚まし時計の役目は果たしてるけど、(早朝5時に腹が減って、エサをもらえるまで枕元でしつこく、なく。食べると満足して、2度寝にはいる)他にも役に立つグレートなやつなのだ!ということをレポートしたかったのだ。謝々



飼いネコに腕をかまれる!(スネオならぬスネコ) 2000年1月