1997年12月12日、原告耿諄らは新美隆を団長とする弁護団に委託し、 日本東京高等裁判所に対して控訴状を提出した。 花岡事件の加害者・鹿島組(現鹿島建設株式会社)が犯した犯罪について、 以下のように要求する。
被告鹿島が986人の被害者に対して
(一)被害者に対して鄭重な謝罪を行うこと。
(二)死難者のために記念館を建設すること。
(三)986人全員に賠償を行うこと。各人500万円、
総額計49億3千万円を賠償金とする。
原告耿諄ら11人は986人の被害者全体の利益を代表してこの問題解決をはかり、 986人の利益を必ず一括して解決せねばならない。 日本東京高等裁判所に対してここに声明する。
1998年3月4日
(山邉悠喜子・張宏波 訳)
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