はまとん工作めも

  1、始めに作りたいものの資料をよく観察し図面をおこす。
   既にある時は1/48の原寸大図を用意する。
   (私はCADで描いたり、Photoshpでスキャナから読み込んでサイズを合わせ、プリントして使っています。)

  2、図面から展開図(部品図)を作る。
   A5かA6位のいらない紙にフリーハンドでバラバラの部品略図を描く。大体部品の大きさ
   ぐらい にしておく。あとで切り出した部品を乗せていくので少し間隔を空けておく。

  3、展開図に寸法を書き込んでいく。
   原寸図にステンレスの定規を合わせ、有る材料に寸法を大体合わせて書き込んでいく。
   同時に数も「C本」という様に書き込む。

  4、材料を用意する。

  5、部品を切り出して展開図の上へ数量分だけ乗せていく。
   目盛は製図用の 0.3oシャープペンでプラ材や金属には千枚通しをケガキ針に使っています。
   主に使うのは薄刃の黒いカッター、プラ材は黄色の柄のカッターです。他にプラモ用の
   Xactナイフはよく使います。カットソーやチョッパーは切り口に難があるのでストラクチャー
   以外にはあまり使っていません。角材のカットには直角切出し治具を使います。

  6、切り出しが終わったらスジ入れやカプラーの切り込み等、加工する部品は加工する。
   窓抜きも同時に行う。窓材は0.3tのSTウッドで大きめに作って内側から貼り付け、
   仕上げはサファイヤヤスリを多用。プラ材へのリベットは0.5t以上とし、裏面に中心線を軽く
   けがき、定規を当てて千枚通しでプチプチと根気よく、また細い帯材に打つ時は加工を
   してから切り落とすのが基本。カマボコ屋根は0.5t プラ材、丸屋根は1.0t バルサを反り防止で
   数枚裏表互い違いに重ねて固着、完全に乾いてからヤスリで削りだし。屋根材は当初
   ルーフサンドを使ったが(キット組立分)、自作分から薄手和紙の様なものを使用。

  7、側板、妻面、台枠、屋根と別々に組み立てる
   平行して寸法の微調整をして、歪みを取る。木工用ボンドとゴム系接着剤を使い分ける。
   この段階で手すりを付けておくと後でやるより楽。穴空け用にピンバイスを2本位用意しておくと
   便利です。

  8、スコヤなどを使い、直角を確認しながら組み立てる。
   屋根は先に塗っておき まだ付けない。

  9、次に床板受けを3o角材で車体に付ける。屋根を取り外したい時は同様に2o程度で
   作って付ける。

  10、乾燥したら塗装する。
   車体等の木部は墨アルコールで塗る。墨アルコールはアルコール10ccに墨汁 楊枝の先ちょぼっと。
   必ずいらない物で試してから。屋根、下回り、など全てつや消しにしてます。

  11、下回りを仕上げる。
   カプラーや台車の取り付けにインチネジが手に入らないので 私はホームセンターにある2×6oネジ
   を使っています。
  12、全体を組み上げる。
   窓ガラスを入れ、細かい微調整や小物を取り付ける。 
                                          完成


  @ なを作業上の問題や道具、結果については一切責任は持てません,各自の責任で行って下さい。
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