オタクで腐女子(2次元のホモ好き)な主婦、ハマジの日記サイト。
エロゲーも好きと言う
どこまでも救えない奴
なので、かーなーりー変態発言が出てきます。
※背後に注意!
(一応、普通の日常日記もありますが念のため)
日 記
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特選日記
ドキュメンタリー第二回 「クエスト〜果て無き勇者の冒険と苦悩〜」
2007年11月14日
今回は・・・
世界を魔王から救った勇者のお方にお越しただきました。
番組では、プライバシー保護と表では明かされない職業を深く掘り下げて行くため、音声と顔は伏せさせていただきます。
さて、今日はどんな話が聞けるのでしょうか?
こんにちわ。
???「こんにちわ」
今回・・・
職業が勇者、という事で、お越しいただいたのですが・・・えぇと・・・
なんとお呼びすればいいですかね????
???「L、とでも呼んでください」
Lさんですか?
L「はい」
Lさん、その背中に背負っている大きな剣は何ですか?
L「
王者のつるぎ
です」
あぁ、そうなんですか。大きな剣ですね。
L「
魔王を倒すために必要だったので
」
そうですか。
今回は、色々と勇者という職業についてお話いただこうと思うのですが
L「なんでも聞いてください」
ではまず・・・勇者とは具体的にどういった事をするんでしょうか?
L「簡単に言えば、
魔王退治
ですね」
魔王退治ですか。
L「はい」
勇者という職業・・・大変そうですが、
どうですか?実際やられてみて。
L「大変ですね」
やはり。
L「えぇ」
L「勇者は本当に苦労が絶えない。
なんで自分にはロトの血が流れているのか?
どうして自分なのか?悩んだ事があります」
ロトの血?とおっしゃいますと?
L「私の世界では、ロトの血を引く者は必ず勇者にならなければいけないんですよ」
ロトという方の血縁関係の方は、必ずですか?
L「はい、絶対ですね。転職もできない」
L「ロトの血を引く者は16歳になった時点で魔王を倒しに行かなければいけないんです」
大変ですね、それは。16歳で外に出されるわけですか。
L「いや、できますよ」
L「そこは別にロト意外が勇者をやってはいけない、という事はなく自由なんで」
L「今までの歴代の勇者達の中には、一般の方もいらっしゃいましたしね」
そうですか。
ではLさん、勇者をやっていて一番大変な事はなんでしょうか?
L「パーティ内の人間関係の管理、これが一番大変ですね」
ほう、人間関係ですか。
まぁ、どこへ行っても何をするにしても複数の人間と行動を共にするには、どうしても大切な事ですよね。
人間関係というのは。
L「ですね」
L「パーティ内の人間関係が無茶苦茶だともう全てが駄目です。死者が出るわ、喧嘩は始まるわ、
馬車内の空気最悪
だわ、金銭面でのトラブル耐えないわ」
L「本当にギスギスしてくるんですよね」
あぁ・・・そうなってきますよね。
L「以前、格闘家の男性をパーティに雇った事があるんですけど」
格闘家ですか?
L「えぇ」
L「格闘家は会心の一撃が出やすいのと装備品に費用があまりかからないという事で雇ったんですけど」
L「この格闘家・・・」
L「パーティ内の僧侶の女の子とデキちゃったんですよ」
・・・・・・・・・・・・・
L「僧侶の女の子、格闘家の子供を
妊娠
してたんです」
妊娠・・・ですか?
L「えぇ」
L「おそらく・・・格闘家がたぶらかしたのだろう、と」
たぶらかされたんですか?
L「
たぶらかしてましたね。うまい事言うて
」
L「もう、その時点でパーティから外しましたね」
L「これは、もうあかんやろう、と」
ですね。
身重な状態で戦いはできませんもんね。
お腹に大事な命があるわけですし。
出産のためにも、体を休ませてほしいですね。
L「まぁ、それもそうなんですけど魔王を倒すという目的は、どうした?!と言う思いもあったので」
そうですね、目的から外れてますものね。
L「えぇ。自覚が足りないというのか・・・」
それで結果的には、どうなったんですか?その二人は。
L「格闘家の方は、ルイーダの店とダーマ神殿で
ブラックリストに載りましたね
」
ブラックリストですか?
L「えぇ」
L「僧侶の女の子の方は、一人で格闘家の子を産んで育ててるみたいですけど」
そうですか。
男女間のトラブルは耐えないんですね。
L「男同士とかでもありますね。たまに」
男同士・・・ですか?
L「えぇまぁ。戦士と盗賊がデキてたんですが」
え・・・・
L「なんかね、おかしいなぁ、と思う所はあったんですよ」
・・・例えば?
L「宿屋に泊まった時ですね」
宿屋、ですか
L「普通、宿屋で休息を取ったら体力は回復しますよね?」
はい、普通そうですね。
L「ところが、この二人は回復するどころか・・・」
L「宿屋に泊まる前よりも体力が落ちていた」
・・・・・・・
L「これでは冒険にならない。私らの宿代だって稼ぐのは大変なわけですよ。タダってわけじゃない」
そうですね。
L「それで、二人にパーティから外れてくれないか?と話をしたわけです」
それで?
L「そしたら、その二人・・・何を考えたか?」
L「勇者様も一緒にどうですか?と誘ってきたわけですよ」
・・・・・・・・・・・・
L「もうね、おまえらは馬鹿か?と。アホなのか?と」
L「そこで、またその二人と言い合いになりまして・・・」
はぁ・・・
L「最終的にはドラゴンキラーでの切り合いになってましたね」
L[もう・・・一方的にめった切りしましたけど。殺さない程度に」
・・・・・
L「それからですね。パーティ内での恋愛禁止(男女を問わず)という条件を提示するようになったのは」
そうですか・・・
「あと金に汚い奴もいけませんね」
あぁ、お金は大事ですもんね。
L「えぇ」
L「以前にね・・・」
はい。
L「
だいじなもの
、を私に黙って勝手に売り飛ばした奴がいたんですよ」
・・・そんな人までいたんですか?
L「えぇ」
L「
とある目的のために大事に取っておいた鏡
があるんですけどそれを私に隠れて勝手に売り飛ばしてたんですよ」
どうされたんですか?
L「オーブで滅多打ちにした後、王者のつるぎで、切り捨てました」
・・・・・・・・・・・・・
L「時には、力で統制せざるをえない時もあるんですよ」
そうですか・・・
L「だからね、ある程度モラルのある人間が一番いいんですよ」
L「そういう人間だけでパーティを組むと上手く行く」
なるほど・・・
では勇者さんは、パーティ内の女性に心が揺れたりした事は一度もないわけですね?
L「いや、ない・・・と言えば嘘になります」
正直、何度かあったと?
L「ありました。でも、僕は勇者なのでそれは表に出さない」
L「魔王を倒すという目的を果たすまでは、それは絶対にしない。理性で乗り切る」
L「どうしても駄目な時は、居酒屋で飲んで、騒いで、解消する」
さすがですね。
勇者ともなると、ストレスや感情のコントロールが上手い、というか。
L「いえいえ」
では、冒険を上手く進めるコツというのはありますか?
L「そうですね」
L「先程も言ったように、パーティの人間関係の管理」
L[そして、パーティ内のメンバーの能力の見極め、ですかね」
メンバーの能力の見極め、ですか?
L「はい」
L「私の方針として・・・」
L「この子は駄目だな、と感じた時点で、スタメンから外します」
外すんですか?
L「はい。シビアかもしれませんが、それが相手にとっても自分達にとっても最良の選択なんです」
L「あとは、パーティの戦闘能力のバランスですかね?」
バランス、と言いますと?
L「以前、呪文に特化しようと僧侶と賢者だけのパーティを作った事があったんですが」
L「これが、どうしようもないクソパーティで・・・」
・・・・・・・
L「私意外、全員メガンテしか唱えられない」
L「あ、メガンテって自爆呪文なんですけどね。相手も即死のダメージを受けて死ぬけど、自分も同じダメージを受けて死ぬという、そういう自爆呪文なんですよ」
なんともいえない呪文ですね。使いどころに困るというか
L「えぇ、そうなんですよ。彼らの攻撃と言ったら、メガンテしかないわけで・・・」
L「メガンテを唱えるたびに、棺桶が一つ増えるわけで・・・私の負担も増えると」
なるほど
L「本当にね・・・もう一人で冒険しようか?悩みましたよ」
ですよね。そういう風に考えてもおかしくはないですよ。
他に苦労される点はありますか?
L「そうですね・・・装備一式を揃えるための資金稼ぎ、ですかね」
あぁ、装備一式を揃えるのはお金がどうしても必要になりますよね。
L「えぇ」
L「特に女性はこういう事にうるさいんですよ」
あぁ・・・女性はね。
L「ビスチェがほしいだの、水の羽衣がほしいだの・・・・」
ビスチェですか・・・
L「えぇ。女性モノは男性モノより高い」
L「パーティに女性がいるとどうしても高い買い物になってしまうんですよ」
なるほど。それでも買ってあげる、と。
L「いや、どうしても買えない時もありますよ。お金の都合がつかない時ってあるじゃないですか?」
えぇ、ありますね。そういう時はどうされるんですか?
L「事情を話して、1ランク下の装備で頑張ってもらいます」
なるほど
L「でも、たまに事情を分かってくれない人もいたりしましてね」
いろいろありますもんね。戦うわけですし。
L「えぇ、まぁ、そうなんですが」
でも、お金ってどうしようもない時がある。
L「えぇ」
L「それで私、過去に一度ブチ切れて・・・」
L「布の服とこんぼう、だけ装備させて、外に放りだした事がありますね」
・・・・・・・・・・・・・・
L「そのあとすぐに、自分が悪かった、と反省して戻ってきましたが」
そうですか
本当にストレスが堪る職業というか・・・
苦労が耐えませんね
L「そうですね」
L「時々、自分に向かって
ザラキ
・・・とつぶやいてみたくなる時があります」
そうですか・・・
もっと何か効率よくお金を稼げる方法はないんでしょうかね?
地道に稼いでいては、勇者さんも大変だろうし魔王を倒すという目的を果たすのも時間がかかってしまうじゃないですか。
L「いやまぁ、方法がないわけじゃないんですよ」
そうなんですか?
L「えぇ」
L「薬草や毒消し草を売って、代わりに福引券を買うんですよ」
福引券ですか。やけにリアルですね。
L「福引券は景品と交換もできますが、ギャンブル性が高すぎるので普通に福引券を売ってしまうんです。福引券は、53Gで売れるのでお得ですね」
そうですか。いろいろ知恵を絞っていらっしゃるんですね。
では、勇者さんが好きな装備、こだわっている装備などはありますか?あったら教えてください。
L「男性の装備に関しては、こだわりや好きなものはありませんが女性の装備に関して、これだけは譲れないというのがありますね」
ほう、どんなのですか?
L「女性の僧侶・賢者に関しては・・・・」
L「皮の帽子、ホーリーランス、危ない水着」
L「この3点セットが私は個人的に好きですね」
危ない水着・・・ですか。
L「えぇ。女僧侶と女賢者には、常にこの装備をしてほしい!いや、装備しろと言ってるんですけどね」
言ってるんですか・・・
L「えぇ。かなりグッと来るんですよね。この格好」
マニアックな格好ですね。
L「なんか、こう・・・何事も頑張ろう!っていう気持ちになるんですよ。気持ちが引き締まるというかね、前向きになる」
そうですか。
L「はい」
次の質問です。冒険していて困った事とかありますか?
L「そうですねぇ・・・」
L「町や城といった拠点からかなり離れた所で、誰かが死んだ時これが一番困りますね」
どう困るんですか?
L「棺桶からね腐臭がするというか・・・死体がね、腐るんですよ」
生生しいですね。リアルというか・・・
L「えぇ。まぁ城や町にたどりついたらすぐ復活してもらいますけど」
そうですか。
L「あとは・・・」
あとは?
L「洞窟で空飛ぶ靴を履くなと言ったのにも関わらず履いてしまう馬鹿とか・・・」
L「悟りの書を読んだ途端、なにかを悟って急にイキがる奴とか・・・」
L「いのちだいじに!と言う作戦なのに、回復魔法を全然使わない奴とか。賢者の石を持たせてるのに使おうとしないし」
L「融通が利かないというんですかね・・・?」
L「ムカついたんで、賢者の石で何発か、ぶん殴りましたが」
・・・そ、そうですか。困りますね、チームの輪を乱されると。
L「ですね」
では、勇者さんが最も怒りを覚えた事は何ですか?
L「そうですねぇ・・・」
L「復活の呪文が長すぎて、間違ってた事かな?」
復活の呪文ですか・・・
L「はい、無駄に長い。長いから間違う事も出てくる」
L「一番ムカつくパターンですね。カセットを投げつけたくなる」
そうですか。
ではLさん、最後の質問です。
L「はい」
Lさんは、もう一度生まれ変われるならその時も、勇者という職業を希望しますか?
L「・・・・・・・・・・」
L「二度と勇者には、なりたくないですね」
そうですか。
L「次は・・・遊び人、あたりがいいなぁ」
・・・・・・
どうもLさん、今日はありがとうございました。
L「はい」
ドキュメンタリー第二回「〜クエスト〜果て無き勇者の冒険と苦悩」
どうでしたでしょうか?
勇者という職業の素晴らしさ、そして苦悩、少しでもお伝えできたでしょうか?
次回は・・・皆様からのリクエストを受け付けようかと思います。
皆様の希望する方の職業を語っていただこうか、と。
ですが、あまりにマニアックすぎると一部の方にしか内容を理解していただけないと思うので、今回のリクエストは以下の条件を満たしたものでいこうかと思います。
・メジャーである。(誰もが知っている)
・マニアックすぎない
・語り手(ハマジ)が語りやすい
以上です。
皆様からの興味深いリクエストをお待ちしております
が・・・
製作者が、
このシリーズの製作に疲れと憤りを感じてきているため
、募集したとしてもそれが放送されるかどうかは保障しません。
そんないい加減な所で、ではまた来週。
じゃあの。
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