NEKO-1の試作がやっと完成しました。 私のは, 最悪の場合を想定しての組み立てです。(自慢じゃありません が今まで一台もTNCは自作したことがありません(^^;)。) Z84の半田付けをわざと(?)失敗して, パターンをはがした状態に して, AKI80を乗っけるっていう方法です(^^;)。 CPUのランドだけ剥離した状態なら良いのですが, ランドから コネクターにかけて線も剥離した場合, CPUの近くでは線どう しが接近してますので, 間隔が広くなってるコネクターの手前で 全部CPUからの線を切断することにしました。(ランド同士の ショートも, これで防げると思ったので。) AKI80が30分程で完成し, コネクターでNEKO-1にさし ました。POWER ONにすると, なななんとTTMの画面に化 け字が出て来ません。うげげげ! しかたなく, AKI80を外し, ROMのソケットをひん曲げてS-RAM, 00, 32のICのチ ェックにかかりました。全部テスターで回路通りの導通があるかチ ェック(2回もやってしまった(;_;))。異常が無いのでもう一度 NEKO-1に装着です。 さて, またPOWER ONしましたが, うんともすんともいいません(;_;)。 そこで, 今度はNEKO-1の方かなと思い, TNC関係の配線をチェックし ましたが異常無し。うーむ。弱った。測定器はテスターしかありません。 そこで, 何時もやってる方法を開始しました。そうです, 指で回路のあち こちを触っていくのです(^^;)。 すると, CN2の15番か18番を触る と化け文字が出て来ました。うーむ, これはAKI80は多分動いている なと思い, 回路図をみました。すると, CN2の15番, 18番は接続さ れていることが分かりました。 しかし, それらと接続されているはずの CN3の22には導通が無かったのです。 ついでに眺めていると結構 AKI80のコネクター同士で接続されなければならないピンがあること が分かりました。回路図に従って導通チェックしてると, なななんと!次 のピン同士がパターンカットにより導通が無くなっていたのでした! CN2 15 - CN3 22 CN2 19 - CN3 20 CN1 9 - CN2 2 - CN2 20 と, いう訳でこれらをジャンパーすると, PRESS *が出て来ました。 後は, 全然ノーチェックの3105, 80C31周辺部は無事一発で動いて くれました。半田付けしたままの状態です(^^;)。 以上, 最悪の場合を想定した組み立て記でした。これで, 安心してCPU の半田付け失敗出来ますね(^^;)。