T2P4 ver.3.0 改造方法

K6−266を使用するためのT2P4(ver.3.0)の改造方法をまとめてみました。改造内容は、Vcoreの2.2V対応、BF2ジャンパの増設、Vioの3.45V対応の3種類です。

1998.7.11 de JS1RSV


T2P4 Vcore改造

Vcoreを2.2Vにする方法は、JP20の2.5V,2.7Vの2個所にジャンパを差します。
複数のジャンパ差しで電圧が2〜2.3V程度まで可変できます。

T2P4 Vio改造

CPU横のR85(200Ω)の抵抗を除去する。チップ抵抗には、「2000」と書かれている。

T2P4 BF2+Vio改造

BF2(W35pin)のON/OFFができるように改造すると、x4.0以上の設定ができる。
R85の抵抗を除去して、替わりに220Ωの抵抗を取り付ける。これで3.54V(実測)になる。
200Ω = 3.3V
210Ω = 3.42V
215Ω = 3.48V
220Ω= 3.54V
新規に取り付けるVio用の抵抗には、1%誤差の金属皮膜抵抗を使います。
BF2をGNDをショートさせると、JP11/12の設定値が+2倍になります。
ちなみに、x1.5設定ではx3.5(x5.5)になります。

K6 CPU BOTTOM VIEW

BF2の位置は、上記の図で確認しても良いでしょう。ちなみに、CPUの足が生えている方から見た図です。
正確にはAMDのホームページで、K6のデータシートをダウンロードして確認すると良いでしょう。
図をクリックすると拡大されます。