製作実験 No3 

 RS232C 9ピンD-Sub
 コネクター内部に組み
 込んだMMTTY用の
 インターフェイス回路

 サウンドボードを使用したRTTYソフトが各種ありますが、JE3HHTさんが製作されたMMTTYを使用しています。
トランシーバーのPTT制御やAF制御、FSK信号制御などをRS232CとPCのサウンドカードを使用しするため、無線機とPC間でやり取りするためのインターフェイスが必要になります。


 
今回製作したインターフェイスはFSK仕様でAFSKでは使用できません。


インターフェイス回路図
回路はトランジスタ二石の簡単なものです。
RF回り込み防止のためにフェライトビーズ(FB101)を挿入

インターフェイスケーブルの作り方
 D−subコネクターの加工

D−subコネクターの3.4.5版ピンに
0.8φの錫メッキ線を半田付けします。
回路の関係で、3番ピンに付けた鈴メッキ
線は2番ピン方向に少し曲げておきます。
 蛇の目基板の取りつけ

蛇の目基板をあらかじめ7穴×6穴に切り出し
ておきD-sub コネクターをとりつけます。   .
この時、蛇の目基板とコネクターのピンとの間
隔は1.5ミリ位になります。             .
 各パーツの実装

各パーツを基板に配置実装したところ。
半田面はなるべく厚みの出ないようにします。
各パーツの足も最短にしてください。ケース内
に収まらなくなってしまいますので注意!   .

私の使用したD-Subコネクターケースの様に
メッキ塗装仕上げのものは内側のメッキを予め
剥がしておくことをお勧めします。半田面が、 
ショートして正常に動作しない恐れがあります。

 
2SC1815×2  1S1588×4  3.3kΩ(4/1w)×2
 ケーブルと半固定抵抗の実装

トランシーバーへのケーブルとサウンドカード
へのケーブル及びゲイン調整用の50kΩ半固定
抵抗器を取りつけたところ。            .

回り込み防止にフェライトビーズFB101を挿入。

ゲイン調整は自分のトランシーバーに合わせて
D−subコネクターを閉じる前に行ってください。

 必要なパーツ
          2SC1815×2    1S1588×4   4芯シールドケーブル×適宜
          3.3kΩ(4/1w)×2  基板用50kΩ半固定×1   シールド線×適宜
          フェライトビーズFB101×2 D-subコネクター1式


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