16.Oct.2008

4チャンネル・メッセージメモリー付 エレクトロニック・キヤー



   CQ ham rdio 2008年6月号にはJA1HHF日高OMが設計
   されたプログラムがマイクロ・コントローラー PIC16F88に  
   書き込まれたものを使用するOlkey-F88の基板の付録が
    付いていました。


   CQ ham radioを長年購入しているが、今までで一番良い
   付録?のように思う。


   パーツは秋月電子でセットになって販売されている




 CQ Ham Radio 6月号誌上で募集されていた
   「OIKey-F88ケーシング・コンテスト」に応募した
      私の作品が、
優秀作品に選出されました。
   ハムフェア2008CQ出版社ブースで展示されました。


   優秀作品の選出は、「きれい」「使いやすい」をキーワード
   にして,最終的な審査・判断が行われたの事です。



     CQ Ham Radio 11月号誌上でOIKey-F88ケーシング
  ・コンテスト優秀作品 5作品が紹介されました。




   




    実際の運用で常時使うために以下の仕様としました

   (1) デスク上にパドルと一緒に置いても邪魔にならない大きさ(110×110)
   (2) 操作しやすいこと
   (3) 少しだけ高級感があること(飽きの来ないデザイン)
   (4) メモリー用のスイッチが操作しやすいこと(押したことが判り、隣のスイッチに操作時に触
     ない、もしくは触れても2SW同時ONにならない)
      (5) 電源は、電池と汎用電源(DC)の両方が使用できること







をケースに組み込む(製作の過程)



 PIC16F88には、プログラムが書き込み済み

 通常はバーツの追加購入がなくても、これだけで完成することが出来るが、今回はお気に入りのケースに入れるためにプッシュSW等、何点かパーツを追加購入した。

Olkey-F88 パーツ一式


 基板へのパーツ取り付けは、背の低いパーツから取り付けて行きます。

 まずは、抵抗とコンデンサから半田付け。

 ham radio 6月号付録の基板

 ケースに収めるため、付属のメモリー用SWは取り付けせず、各チャンネルからとアースの5本の配線を取り付ける。
 また、速度調節用VRへの配線も取り付けておく

配線の取り付け





 電源用SW・モード切替用SWは取り付けずに、配線を取り付けしておきます。
 電池でも使用できるように006P用の電池スナップもあらかじめ取り付けておきます。
 電源表示用のLEDのためのR1(1k?)は、取り付け予定のLED内蔵SW用に定電流ダイオードに変更してあります。



 今回選定したケースは、タカチCF11-11BB(ブラック)という傾斜コントロールBOX用のケースで、前後フレームがアルミ押し出し形成で側面はABS樹脂、底板とコントロールパネルはアルミ板の構成で組み立て式、210gの重さがあります。

タカチ CF11-11BB




 メモリー用のSWはタクトSWで周囲にフランジが付いている物を選択しました。

 電源用SWは少々高価ですがプッシュロック式でLED内蔵タイプにしました。

電源SWとメモリー用SW

 操作パネルは、東急ハンズで売っていた厚さ3mmのチーク材を使用(3×30×900) 1枚で十分足ります

 先日東急ハンズを覗いたら325円に値上がりしていた!

パネル材となったチーク材

 チーク材は、ケースに合わせて切断後、木工用ボンドで接着完全に接着されるまで24時間放置しました。

 木工用ボンドがはみ出ています

パネル裏側

 メモリー用の押しボタンSWは、蛇の目基板に取り付けて、蛇の目基板の取り付けねじが、パネルで隠れるように皿ねじで固定(フロントパネルに穴あけ加工が必要)

基板とメモリー用SWの取り付け


 メモリー用の押しボタンSWはパネル面と同じ高さで出っ張らないように配置。

 まだ、のっぺらぼう!

モリーSWとパネルの状態

 各メモリー用SWにチャンネル表示をレタリング。

 パネル取り付けは、黒塗装の六角ボルトに変更

パネルは六角ボルトで固定

 完成したパネルにVRと電源用のLED内蔵プッシュSW、更にリピート/ランダムコールの切り替えSWを取り付け、基板からの配線をします。

パネルにVR・Power-SW・モード切替SWを取り付け

 全ての配線を終了してから、PICをソケットに挿入。
 006P 電池もピッタリと収まった。
 
 この後006Pタイプのニッケル水素電池(8.4V)に交換

 トリクル充電が出来るように基板をカット
 (CQ誌のP57を参照)
ケースに収まり完成したOlkey-F88
背面のパドル・RIG・電源コネクター

パネル材と同じチーク材で製作したパドルレバーのCT HAM IAMBICとの組み合わせ
 

 Olkey-F88ケーシングコンテスト優秀賞の副賞として頂いたGHD社GN507DXとの組み合わせ。

 オプションのコールサインプレートまで着けてい頂いた



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