2004.Aug.28 Renewal
  

 オリジナルのタイヤもずいぶんと減ってきたので、イメージチェンジも兼ねてホイールとタイヤを交換しました。 
 純正アルミホイールと全く感じの異なるWORKのCR−Kaを選択、タイヤはBS POTENZA GVにしてみました。


 

 



 カラーはマットカーボンという色らしい!
 ブレーキダストの汚れが気にならない色です。
 サイズは17インチ 7J オフセット42を選択しました。
 (リアは、オフセット38がツライチになってよかったかも)タイヤは、純正より幅広の225/50です。

 アクセントで、キャリッパーをゴールド耐熱塗料で塗装してみました。

 



 ホイールを純正から社外品に変更した=カッコよくなった。
 でも、しっかりホイールバランスを取ってもらったはずなのに・・・
 120km/hで純正ホイールでは発生しなかったのに、ハンドルに細かい振動が発生しました。
 
 タイヤのパターンが原因かな?それとも、60から50に扁平率が変わったからか?色々考えましたが・・・・・
 結果的にホイールのセンターズレが原因ではないかという結論に達しました。
 


ハブリングを装着

 

 エアトレックのハブは外形67mmです。
 しかし、社外ホイールの多くが汎用性(色々な自動車メーカーに対応する)のためハブ径が
73mm(一般的)になっています。
 どの自動車メーカーも純正ホイールは、ハブにピッタリの物を採用。

 




 単純に計算してもハブとホールの間に3mmの隙間が出来ていることになります。

 ホイールナットをいくら均一に締めても、純正ホイールのようにハブにホールが密着していないのですから、ホールのセンターがちゃんと出ていなくても不思議はありません。
 だって、スタッドボルトてホイールの穴にピッタリじゃないでしょ。
ホイールとハブの隙間
 



 専門家の話を聞いてみたところ、ホイールのセンターが、0.1mmでも狂っていれば当然の事ながら、振動がでてもおかしくないとのこと。
 ただ、ホイールナットの締め付けのあたり部分がテーパー状になっているから、適正トルクで均等にホールバランスがしっかり取られていれば一般的な走行に問題が発生することは少ないが、高速走行は別との見解を頂きました。
ハブリングの取り付け
 確かに、センターがずれていれば、高速走行時に縦振動となる。
その振動が、高速のためショックや緩衝材で吸収出来ずに、ハンドルに振動として現れる。

 ハブリングを装着してホイールのセンターがしっかりでれば、振動がハンドルに出ることがなくなるのだろうか。

 2個組で1500円 前後4輪全てに装着した。

 ハブリング装着の感想

 たかがハブリングされどハブリングである。 ハブリングを装着して高速走行をしてみた。ハブリング装着前は、120Km/hで小刻みな振動がハンドルに出ていたが、振動は全くでなくなった。やはり微妙なセンターズレがあった証拠だ。 

 純正ホイールに飽きて足元からドレスアップと考えてホイールを社外品に交換する人は多いいと思う。
インチアップとドレスアップを目的に交換した自分も、その一人。
ホイールのデザインに囚われることなく、しっかりとした精度で造られたホイールを選定することは、非常に大事な事だと改めて感じます。
装着しようと選んだホイールに
JWLVIAの表示があるかどうかは、最低限確認しておくべきです。
(JWLは軽合金ディスクホイールに定められた運輸省の技術基準、VIAは自動車用軽合金製ホイール試験協議会が確認した証

 今回のハブリング装着で強く感じたのは、JWLやVIAの証のある一流メーカーのホイールであり、精度のあるホイールでも、それでもしっかりと自分の車とマッチングさせないと思わぬ弊害が現れるということです。いい加減などこのメーカーだかわからないホイールだとなお更ではないでしょうか。